25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、道の駅 丹後王国「食のみやこ」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』は、道の駅というより無料で楽しめるファミリーパーク

『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』 DATA
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』
〒627-0133
京都府京丹後市弥栄町鳥取123
☎0772-66-3081
平日: 9時~17時
土日祝 :9時〜21時 (17時以降はレストランのみ営業)
火曜定休
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回 /第19回
登録日/ 2003年8月8日
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2010.02.20
2020.04.03
2026.06.13
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』での現地調査は2026年6月が最新です。
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』

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『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』のロケーション

『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』は、丹後半島の鳴き砂で有名な琴引浜から約4キロ、クルマで10分足らずの好立地にある。

琴引浜は丹後半島でも1.2を争う美しいビーチだけに、ここを訪ねた人の多くは『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』にも足を運んでいると思う。
だが、今宵の”旅の宿”を求めてこの道の駅にやってきた人は、たぶん施設を見る気にもならず、すぐさま来た道を引き返しているに違いない(笑)。
結論から先に云うと、

この道の駅の駐車場は、全面的に傾斜しているうえにトイレまで遠すぎて、車中泊にはまったく適していない。
もしあなたがそうだったとしたら気の毒なので、近くの代替え車中泊スポットを紹介しておこう。
もっとも無難なのは、東に約10キロ・15分ほど走ったところにある「道の駅 てんきてんき丹後」だ。
ただし、GWのようなハイシーズンは「道の駅 てんきてんき丹後」も夜間満車があり得る。そうなってしまうと”お手上げ”になるため、あえて車中泊スポットが多い西に移動するほうがいいかもしれない。
西方面で何とかなりそうなのは、約4キロ・25分ほどのところにある「浜詰園地(夕日公園)」の無料駐車場だ。
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』の歩み

日本各地を旅していると、”道路休憩施設”とは明らかに思えない「道の駅」があるものだが、この道の駅 丹後王国「食のみやこ」もそのひとつといえる。
『道路利用者がけして休憩に訪れることのない場所』にある、この「道の駅」の前身は、京都府が主体となって1998年4月に開業した、京都府立農業公園「丹後あじわいの郷」だ。
その後2003年に、観光と農業振興を結び付ける拠点にするべく、道の駅に登録されたが、入園客数の減少や経営悪化が進行し、2014年には運営会社が撤退して休園に追い込まれている。
そのため2015年に、無料の「丹後王国『食のみやこ』」にリニューアルし、「食」をテーマにした観光拠点へと舵を切った。

とはいえ…
実態はファミリーパークで、いずれにしても「道の駅」と呼ぶには無理がある。

ここは兵庫県にある「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」と似たような境遇だと思うのだが、「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」には日帰り入浴可能な温泉が併設していて、駐車場での車中泊に支障がない分、まだ”使い道”がある。
ただ運営面では『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』のほうが道の駅らしく、休憩に立ち寄るのなら、むしろお勧めだ。
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』の施設

まずゲートの前には、観光パンフレットが置かれたインフォメーションセンターと24時間トイレ、そして売店がある。

トイレはウォシュレットに改修済だ。

そしてトイレの前には、可燃物のゴミ箱も設置されている。

中央に置かれたどことなくローマチックなオブジェは、「丹後王国」に由来しているのだろうが、来場する大半の人はそんなことを知る由もあるまい(笑)。
実は丹後地方には、日本海側屈指の巨大古墳が点在しており、そのことから「ヤマト王権」成立前に、独自の文化を持つ「王国」があったとされている。

それはさておき、
売店はオブジェのあるゲートを挟んで左右に分かれており、左側のショップに土産物が並んでいる。

反対の右サイドは地酒専門店で、品揃えは充実しており「食のみやこ」の片鱗を感じさせるものだった。
ここまでの話をよくよく考えると、
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』は、本丸の公園に入る手前に、「道の駅」に必要な機能が既に集約されており、要は駐車場をゲート前に増設してしまえば、最大の課題は解決できる。
つまり「道の駅」と公園である「食のみやこ」を、ゲートで分離するだけでいい。
土地は余るほどあるのだから、再生にはそれがいちばん手っ取り早いし、効果的でもあるだろう。

その時は現在の傾いた駐車場は、臨時駐車場にしてしまえばいいだけだ。

今の状況で車中泊に適しているといえるのは、このわずか5.6台のスペースだ。
そりゃYouTuberたちが、『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』を取り上げないのも頷ける(笑)。

さて。
こちらがゲートの向こうの公園エリアだ。
駐車場も入場料もなしで、存分に子どもたちを遊ばせられる公園というのは、もう都会にはないと云っても過言ではない。

ファミリーなら、こういう施設を賢く使って終日遊ぶこともできるだろうし、釣りやサーフィンをしないシニアの旅人が、日中をのんびり過ごすのにも適している。
丹後半島で時間を持て余した時は、この『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』を思い出すといい(笑)。

なお場内にある飲食店の詳細は、こちらのページで確認を。
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』の車中泊好適度
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』のゴミに対する対応
可燃ゴミ:あり
缶・ビン・ペットボトル:あり
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』 最寄りの温泉&周辺買い物施設
弥栄あしぎぬ温泉
道の駅から約3キロ・5分
☎0772-65-2000
約2.5キロ クルマで5分
大人600円
10:00~22:00(最終受付21:30)・水曜定休
コンビニ
ローソンまで約4キロ
スーパーマーケット
「にしがき弥栄店」まで約4キロ
『道の駅 丹後王国「食のみやこ」』 アクセスマップ
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