車中泊で旅する山形県【クルマ旅のプロが解説】

車中泊旅する山形県

25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、山形県を車中泊でクルマ旅するために知りたい、県内各地の見どころと車中泊スポットのガイドです

「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド



この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

車中泊のクルマ旅は、新しい日本の「旅のカタチ」
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、車中泊で旅する魅力をご紹介しています。
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~ここから本編が始まります。~

山形県を愉快に旅するには、県内の4つの地域の歴史風土と、そこで培われてきた固有の文化に親しむことが大事。

上杉鷹山 名言

「山形県」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2010.08.15
2011.10.18
2012.04.24
2020.07.15
2021.04.12
2024.10.13

「山形県」での現地調査は2024年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年10月に更新しています。

車中泊で旅する山形県

山寺 力こんにゃく

山形県のロケーション

山形県の地域と歴史

山形県をうまく旅する秘訣

山形県 車中泊旅行ガイド

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山形県のロケーション

出典:いい部屋ネット

今さら地理を復習しようというわけではないので、堅苦しい話は抜きにして(笑)、

筆者のように、関東地方からもほど遠い、関西在住の旅人から見た山形県は、

『思ったより、南にあるんだな』とか、

『山形県には海もあったんだ』あるいは、

『宮城県とまるで双子みたいに見える』

みたいな”再発見”があったのでは?

そしてもちろん、こうなっているのには、『歴史と風土に基づく理由』がある。

出典:オリオンツアー

飛行機や新幹線で行く旅では、いちいちそんなことを気にする必要もなく、目的地に連れて行ってもらい、観光が終われば連れて帰ってもらえるわけだが、

クルマ旅は、目的地に辿り着いて帰るまでの、道中もまた”旅”になる。

ゆえに筆者は、「ロード・トリップ」と呼んでいるのだが、実際にやってみると、さきほど書いた『歴史と風土に基づく理由』の一端が目に飛び込んでくる。

最上川の三難所

だからこその、冒頭のキャッチだ。

山形県を愉快に旅するには、県内の4つの地域の歴史風土と、そこで培われてきた固有の文化に親しむことが大事。

こういうのをぶっ飛ばして、『温泉とグルメと絶景が味わえればそれでOK!』という人は、何もクルマで行く必要はなく、ツアーに参加するほうがずっと楽(笑)。

車中泊のクルマ旅というのは、『面倒くさくて、ややこしい』と思えるところに、そのおもしろさの鍵が隠れている。

山形県の歴史と地域

出典:じゃらんnet

山形県は、「置賜」「村山」「庄内」「最上」の4つの地域に分かれている。

それは山形県が江戸時代に、庄内藩・新庄藩・山形藩・上山藩・米沢藩など、最大時には8つの藩が乱立していた歴史を持ち、中でも「米沢」「山形」「庄内」の3つの石高の大きな藩があった地域に、今も独自の文化風習が根付いていることが背景にある。

全国の都道府県を旅していると、県全体がひとつの大きな藩であったところは、往々にして西部・東部のような地域分けになるが、明治の「廃藩置県」で複数の藩が統合されてできた県の中には、当時の名残が今もある場合が多い。

山形県は、とりわけそれが顕著といえる。

山形県をうまく旅する秘訣

蔵王温泉大露天風呂

結論から云うと、山形県を「置賜」「村山」「庄内」「最上」の4つの『独立した地域』のように考え、それに「蔵王」をプラスして周ることだ。

「蔵王」は宮城県のイメージが強いかもしれないが、その山域は山形県にまたがっており、有名な「蔵王温泉大露天風呂」は山形県に含まれる。

続いて山形県を支配していた藩についてだが、古いのは戦国時代から「伊達氏」や「上杉氏」の支配下にあった、「米沢」を中心とする「置賜」地域と、

「伊達氏」と切磋琢磨しながら、一時期は所領を「村上」「最上」「庄内」地域まで広げた、「最上氏」が本拠地としていた「村上」地域だ。

酒田

「庄内」地域は江戸時代に入り、「最上氏」が”御家騒動”で改易されたことから、「山形藩」が分割されて生まれた藩だが、酒田という立地に恵まれた港町の存在が、その後の発展につながった。

つまり米沢(置賜地域)は「上杉氏」、現在の山形市にあたる村山地域は「最上氏」、そして庄内は「酒井氏」の統治時代に築かれた、風習と文化を知っておけば、深くまで理解することができる。

尾花沢 養泉寺

なお「最上」地域には、「松尾芭蕉」とゆかりの深い「尾花沢」の町と「銀山温泉」がある。

幸いなことに、これらの地域はクルマでロスなく巡っていきやすい配置になっており、南から来ると、米沢 ⇒ 蔵王 ⇒ 山形市・天童温泉 ⇒ 尾花沢・銀山温泉 ⇒ 鶴岡・酒田の順に進んで行ける。

山形県 車中泊旅行ガイド

羽黒山の杉並木

最後に、上に記した山形県の観光スポットの詳細を個別にガイドしよう。

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