25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 鳥海 ふらっと」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
秋田県との境にある「道の駅 鳥海 ふらっと」は、2026年に約2キロ離れた「遊佐鳥海インターチェンジ」の近くに移転の予定。

道の駅 鳥海 ふらっと DATA
道の駅 鳥海 ふらっと
〒999-8531
山形県飽海郡遊佐町菅里菅野308-1
☎0234-71-7222
9時~18時
※11月〜2月は17時まで
元日のみ定休
「道の駅 鳥海 ふらっと」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第12回
登録日/1997年4月11日
2026年に日本海東北自動車道の山形・秋田県境部開通に合わせ、約2キロ離れた「遊佐鳥海インターチェンジ」の近くに移転の予定。
「道の駅 鳥海 ふらっと」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2010.08.26
2011.10.18
2015.08.27
2024.10.15
「道の駅 鳥海」での現地調査は2024年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年10月に更新しています。
道の駅 鳥海 ふらっと

「道の駅 鳥海 ふらっと」の
最寄りの温泉&周辺の買い物施設
「道の駅 鳥海 ふらっと」のロケーション

「道の駅 鳥海 ふらっと」は、山形県・庄内エリアの「遊佐町(ゆざまち)」にある国道7号の道の駅で、有名な「鳥海山」の山中にありそうな名前だが、実は海抜約10メートルの日本海のすぐ近くに位置している。
”ふらっと”という愛称がついているのは、その誤解を和らげるための”平坦地”にあるPRかと思ったが、『ふらっと立ち寄れる』という想いを込めたものだった。
考えてみれば、そんなことを気にするのは、車中泊の旅人だけかも(笑)。

さて。
「道の駅 鳥海 ふらっと」は、酒田市の人気観光地「山居倉庫」から約18キロ・20分のところにあり、日帰り温泉が併設する「道の駅 庄内みかわ」と、そのアクセス距離は1キロしか変わらない。
ただ山形市内方面から周遊してくる旅人にとって、ここは下の記事でガイドしている「庄内エリア」観光の”後泊”に適している。
また「道の駅庄内みかわ」では処分できない、燃えるゴミを引き取ってもらえるのも、利用する際の大きな利点と云える。

その人達にとっての見どころは、やはり「鳥海山」になるだろう。
標高2236メートルの「鳥海山」は、秋田県と山形県にまたがる、東北で二番目に高い活火山で、日本百名山に挙げられている。

とりわけ車中泊の旅人にお勧めなのは、海抜ゼロから1150メートルの五合目に設けられた「鉾立(ほこだて)展望台」まで、一気にワインディングを駆け上る山岳観光道路の「鳥海ブルーライン」だ。

「鉾立展望台」には、食事や買い物が楽しめる稲倉山荘と、鳥海山のなりたちなどが学べるビジターセンターがある。

出典:バイクブロス
「鳥海ブルーライン」は2001年に無料開放され、山形県遊佐町と秋田県にかほ市を結ぶ、観光用バイパスとも呼べる一大迂回路になっている。
「道の駅 鳥海 ふらっと」から先は、「男鹿半島」まで延々と海岸線を走ることになると思うので、この”寄り道”は悪くない。
なお冒頭で記したように、「道の駅 鳥海 ふらっと」は2026年に約2キロ離れた「遊佐鳥海インターチェンジ」の近くに移転の予定になっているが、ここまでの情報は移転後もそのまま生かせると思う。
「道の駅 鳥海 ふらっと」の施設

こちらが「道の駅 鳥海 ふらっと」のレイアウト図だが、ここからは2026年の移転前の話になる。
とはいえ、当サイトでは道の駅の歩みを”記録”として残しているので、移転後もすべてを削除するつもりはない。

駐車場で車中泊に適しているのは、24時間トイレに近い写真の左側のエリアになる。
路面はフラットで車中泊に支障はないが、建物から離れると大型車の駐車エリアに近くなるのでご用心を。

そこしか空いていないようなら、国道7号に近くはなるが、左側のエリアのほうがまだ静かだとは思う。

「道の駅 鳥海 ふらっと」の物販飲食施設は明快で、三角屋根のお土産品コーナーを要にして、左側に農産物と鮮魚を販売するコーナー、そして右側に飲食店が配置されている。

ユニークなのは、こちらのフードコート。
開放的で気取りのないテラス席は、昔ながらで中高年でも気軽に利用しやすい。

そのフードコートの隣に24時間トイレがあり、右横に燃えるゴミも捨てられるゴミステーションが用意されている。

中はウォシュレットに改修されていた。

トイレの入口付近に掲示された、近隣の日帰り温泉紹介マップ。
こういうものがあるだけで、初めて訪れた旅人は大いに助かる。
さきほどのゴミステーションにしても、フードコートにしても、「道の駅 鳥海 ふらっと」は、旅人に寄り添った姿勢、云い換えれば”温もり”が感じられる道の駅だ。
それは施設の構造からくるというより、運営体制に起因している。
筆者が指定管理業者に厳しい目を向けるのはそれゆえで、正直なところ、「道の駅 庄内みかわ」とは雲泥の差があると感じた。
「道の駅 鳥海 ふらっと」の車中泊好適度
「道の駅 鳥海 ふらっと」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:駅舎外にあり24時間利用可。
缶・ビン・ペットボトル:同上。

もはや「ゴミステーション」と呼ぶに相応しいレベルで、ここまでしてくれると感謝しかない。移転してもこれは継続していただきたいものだ。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 鳥海 ふらっと」の最寄りの温泉&周辺の買い物施設

鳥海温泉保養センターあぽん西浜
道の駅から850メートル
☎0234-77-3333
おとな400円
6時~21時30分(受付最終21時)
11〜3月は21時(受付最終20時30分)まで
毎月第2・第4月曜 定休

コンビニ
デイリーヤマザキまで約100メートル
スーパーマーケット
「Aコープふくら店」まで約2.3キロ
「道の駅 鳥海 ふらっと」のアクセスマップ
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