25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 寒河江(さがえ)チェリーランド」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
2024年4月にリニューアルされた「道の駅 寒河江チェリーランド」は、最高レベルの車中泊環境を備えた道の駅に変貌している。

道の駅 寒河江チェリーランド DATA
道の駅 寒河江チェリーランド
〒990-0523
山形県寒河江市大字八鍬字川原919-8
☎0237-86-1818
9時~17時30分
年中無休
車中泊にも立ち寄りにお勧め!
「道の駅 寒河江チェリーランド」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第1回
登録日/1993年4月22日
前身は「蔵王・月山地域リゾート構想」の一環として、1992年5月にオープンした「チェリーランド」。
2024年4月にリニューアルオープン。
2025年5月に、コインシャワーとウォシュレット付きのトイレを備えた「ギャザリングスポット」を新設。
「道の駅 寒河江チェリーランド」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.04.25
2024.10.14
※「道の駅 寒河江チェリーランド」での現地調査は2024年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年10月に更新しています。
道の駅 寒河江チェリーランド

「道の駅 寒河江チェリーランド」のロケーション

「道の駅 寒河江チェリーランド」は、山形市に隣接する寒河江市の、国道112号沿いに建つ東北最大規模を誇る道の駅だ。

周辺には山形県の人気観光スポットが揃っており、このあたりで車中泊を計画する旅人は多いのだが、その多くは利便性の高い「道の駅 天童温泉」を目指してくる。

しかし「道の駅 天童温泉」の駐車場には、夜間閉鎖されるエリアがあるため、ハイシーズンには夜間も満車になることが多い。
ただ幸いなことに、その受け皿的な存在として、「道の駅 天童温泉」の近くには、10キロ・15分ほどのところに「道の駅 河北」、そして約14キロ・20分ほどのところにこの「道の駅 寒河江チェリーランド」がある。
しかし快眠を期待して選ぶなら、「道の駅 河北」より多少遠くても、「道の駅 寒河江チェリーランド」のほうが圧倒的にいい。
「道の駅 河北」

もうこの写真で、云いたいことは伝わったと思うが(笑)、「道の駅 河北」の難点は大型車との駐車距離の近さにある。

端に避ければ、今度は国道がすぐ裏手を走っているため、いずれにしても夜間の静けさは望めそうにはない。
また見た目でも分かるように、売店・食堂ともにあるにはあるが、規模はすこぶる小さく、リニューアルされた「道の駅 寒河江チェリーランド」とは比べ物にならない。

とはいえ、トイレにはウォシュレットが完備しており、可燃物のゴミ箱も館内にあるので、営業時間になれば捨てられる。

どのような日に当たるかによって、印象は変わってくると思うが、道の駅のレイアウトを考えると、筆者は後悔する確率のほうが高そうに感じる。
「道の駅 河北」は今も試行錯誤を続けているが、一度指定管理業者が決まらず休業を余儀なくされたこともあり、老朽化問題を抱えたその将来の展望は、けして明るいものではなさそうだ。
「道の駅 寒河江チェリーランド」の施設

もともと「道の駅 寒河江チェリーランド」は、1992年5月に「蔵王・月山地域リゾート構想」の一環で設けられた「チェリーランド」がルーツで、いわゆる”道路休憩施設”として作られた道の駅とは異なる性格を持つ存在だ。
簡単に云えば、終日施設内で楽しんでもらうことを前提にした、『さくらんぼのテーマパーク』になっている。

それを如実に表しているのが商業施設で、「道の駅 寒河江チェリーランド」の売店は、もはや百貨店かと勘違いするほどゴージャスだ。

そんなわけで、物販飲食・アミューズメントに関する情報は、そのまま公式サイトを観ていただくのが、いちばん適切かつ親切な紹介だと思う(笑)。
さて。
車中泊の旅人が知りたいのは、それより「道の駅 寒河江チェリーランド」の車中泊環境だろう。

この広大な道の駅で大事なのは24時間トイレの場所だが、それは敷地のほぼ中央にあたる、「観光案内所」と「トルコ館」の間にある。

したがって車中泊をする場合は、売店の「チェリーランドさがえ」の正面より、少し先の「観光案内所」あたりがいい。
路面は全体的にフラットで、車中泊に支障はない。

ただ残念なことに、2024年にリニューアルしたにもかかわらず、館外に建つ24時間トイレにはウォシュレットが取り付けられていなかった。
2025年10月更新

出典:道の駅 寒河江チェリーランド
この記事を書いている際に、公式サイトに見覚えのない「チェリーランド 情報発信複合施設」という建物が出ていることに気づき、道の駅に直接電話で確認してみた。
記憶にないのは当然で、この「ギャザリングスポット」と呼ばれる建物は、2025年5月に「トルコ館」の隣に新設されたもので、ウォシュレット付きのトイレに加え、コインシャワーと、二輪ユーザーの休憩スペースや地域情報及び道路情報の掲示スペースなどを有している。
なお、「ギャザリングスポット」の完成と入れ替わりに、以前の24時間トイレは取り壊され、現在は道になっているとのこと。
ちなみにコインシャワーは5分100円。ただし1室しかない。
それから、もうひとつ。

出典:CLAAPIN SAGAE
ネット上には「チェリーランドさがえ」にRVパークができたような情報が錯綜しているが、正確にはRVパークは『隣接している「クラッピーさがえ」の施設』だ。
もちろんトイレも別で、予約先もそちらになる。

「道の駅 寒河江チェリーランド」には1000台のキャパがあるので、普通に車中泊をするには困らないと思うが、電源が必要な人は助かるだろう。

いずれにしても…
「道の駅 寒河江チェリーランド」の最新情報が広まれば、山形市界隈における車中泊の舞台は、「道の駅 天童温泉」からここに移ってゆくに違いない。
近年の山形県の道の駅は、総じてレベルが高く旅がしやすい。
「道の駅 寒河江チェリーランド」の車中泊好適度
「道の駅 寒河江チェリーランド」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業時間中に利用可。
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横に設置。


近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 寒河江チェリーランド」の温泉&周辺の買い物施設
場内にコインシャワー(1台)あり。
5分100円
最寄りの温泉は
みいずみ温泉 吉乃ゆ
道の駅から約2キロ
☎0237-85-1300
おとな400円
平日:11時~22時
土祝:10時~22時
日:10時~20時
第3火曜 定休
コンビニ
ローソンまで約1キロ
スーパーマーケット
「マックスバリュ 高松店」まで約2キロ
「道の駅 寒河江チェリーランド」のアクセスマップ
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