25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、岡山県側の瀬戸大橋のベストビュースポット「鷲羽山展望台」の紹介です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
倉敷・美観地区からクルマで30分ほどのところにある鷲羽山は、無料駐車場・公衆トイレ・レストハウスが揃った瀬戸内海国立公園の景勝地。

鷲羽山展望台 DATA
鷲羽山展望台
〒711-0925
岡山県倉敷市下津井田之浦
現地電話なし
問い合わせ:鷲羽山レストハウス
☎086-479-9164
9時~17時30分
駐車場 トータル366台
一部24時間利用可
鷲羽山展望台の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.10.10
2016.12.17
2018.02.11
2022.04.21
「鷲羽山展望台」での現地調査は2022年4月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年1月に更新しています。
鷲羽山展望台

鷲羽山展望台のロケーション

「倉敷アイビースクエア」から約20キロ・30分ほどのところにある「鷲羽山展望台」は、児島半島先端部の「瀬戸大橋」の付け根に近い高台に位置し、その展望スポットとしては、香川県を含めて”随一”と呼べるスケールを誇っている。
「鷲羽山」は資料によって「下津井鷲羽山」と紹介されることもあるが、実質的にはどちらも同じところを指している。
鷲羽山の施設

実は「鷲羽山」には複数の展望台がある。
ネットで画像検索すると、同じ「鷲羽山展望台」なのに、異なる景色が出てくるのはそのためで、ここでは順を追って紹介していこう。

まずこちらがマップに”現在地”と書かれた、無料の「鷲羽山駐車場」だ。

ここから先は、徒歩で山頂の「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」を目指して登る。

「鷲羽山駐車場」から、もっとも近いのは「第二展望台」だ。

「第二展望台」には、小さな駐車場があるにはある。

しかし手前に、『身体の不自由な方・妊産婦の方・高齢の方・倉敷市の関係車両以外は、車両通行をご遠慮ください』と明記されたサインが置かれているので、筆者は早朝のうちに視察に行っただけで、基本的に現役世代の健常者は使えない。
ただよく考えてみたら、もう筆者は世間的には”高齢者”だった(笑)。
そのすぐ近くに、展望レストランのある「鷲羽山レストハウス」が建っている。

以前はずいぶん廃れていたが、2025年4月にリニューアルオープンされ、現在は見違えるような内容に生まれ変わっている。

ネットで出てくるこの句碑のある風景は、「鷲羽山レストハウス」から続く下のマップに赤で示した「鷲羽山自然研究路(遊歩道南路)」の途中にある。

マップの「島一つ石碑」に刻まれた『島一つ土産にほしい鷲羽山』は、倉敷市の俳人「難波天童(なんば てんどう) 」が詠んだ句だが、「鷲羽山」から見える眺めの美しさが単刀直入に伝わってくる。

その先にあるのが、「鷲羽山」を取り巻く自然や歴史、そして瀬戸大橋を無料で紹介している「鷲羽山ビジターセンター」だ。

そして”ゴール”となる、海抜133メートルの山頂部にある「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」に、この有名な景観がある。

「鍾秀峰」には、明治の文豪「徳富蘇峰(とくとみそほう)」が、「秀でた風景をこの峰に集める」と賞賛し、そう名付けたという逸話が残る。

筆者はこれまで主だった「瀬戸大橋」の展望所に足を運んできたが、これほどワイドにその姿を撮れる場所を他には知らない。
ただここでは、景色以上に、改めてこんなすごい橋を架けた日本の土木技術に感動を覚えた。

ただし「鍾秀峰」までは、「鷲羽山駐車場」から約1キロ・20分ほど、登り坂を歩く必要がある。
「鷲羽山レストハウス」から始まる「鷲羽山自然研究路」は、未舗装だがほどよく整備されているので、スニーカーで行けば問題はないと思う。
「鷲羽山自然研究路」はさらに続いているが、「瀬戸大橋」を眺望したいのなら、ここまででいいだろう。
鷲羽山駐車場の車中泊事情

ここからは車中泊の話になるが、まずは空から「鷲羽山駐車場」をご案内。

現在は❶の小型車用のスペースが18時で施錠されるため、それ以降は❷のバス用駐車場を使用するようになっている。

こちらが❶の小型車用駐車場で、左に見えているのが公衆トイレ。

ウォシュレットまではないが、洋式で清掃がよく行き届いている。

さらに、可燃物のゴミ箱も設置されているのはありがたい。
フラットで車中泊に支障はないのだが、施錠されると身動きが取りにくくなる。
とはいえ、
これは憶測だが、18時以前に入っていれば、追い出されることはないと思う。

仮に注意されたら、すぐ近くなので❷のバス用駐車場に移動しよう。名前はバス用だが、普通車も利用してかまわない。
なお、ここもフラットで公衆トイレはあるが、ゴミ箱までは置いてなかった。

さて。
少し展望台からは離れるが、約2.5キロ・クルマで5分ほど鷲羽山を下った「瀬戸大橋」たもとの海辺にも、車中泊が可能な「田土浦(たづちのうら)公園」がある。

ここは後述する銭湯の「大黒湯」に近いので、あえて紹介しているのだが、一応公衆トイレも用意されており、地元の釣り客も利用しているようだ。

ただまさに「瀬戸大橋」の真下なので、静かではないと思う。

ちなみに最寄りの道の駅は、約20キロ・25分ほど離れた「道の駅 みやま公園」だ。
云うまでもないが、トイレを含めた設備はここがいちばんいい(笑)。
鷲羽山展望台 最寄りの温泉&周辺買物施設
大黒湯
参考サイト(笑える)
約3キロ・6分
☎086-479-8041
おとな480円
17時30分〜19時30分
日・水・金曜定休
専用駐車場なし。前述した「田土浦公園」から約500メートル
開店時間が遅いため、鷲羽山駐車場で車中泊をする人は、山を登る前に道中の入浴施設に立ち寄ってから来るほうがいいかもしれない。
コンビニ
ファミリーマートまで約3キロ
スーパーマーケット
「マルナカ児島店」まで約4キロ
鷲羽山展望台のアクセスマップ
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