「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 一本松展望園」は、風光明媚で和やかな牛窓の近くにある道の駅。

「道の駅 一本松展望園」 DATA
道の駅 一本松展望園
〒701-4212
岡山県瀬戸内市邑久町尻海3539
☎0869-25-2020
9時~17時30分
無休 ※年末年始を除く
「道の駅 一本松展望園」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第10回
登録日/1996年4月20日
「道の駅 一本松展望園」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.10.10
2018.10.07
2025.04.20
2025.12.27
「道の駅 一本松展望園」での現地調査は2025年12月が最新です。
道の駅 一本松展望園

「道の駅 一本松展望園」は、風光明媚で古代から「潮待ちの港」として知られた「牛窓」の市街地から、約8キロ・10分のところにある最寄りの道の駅だ。

気候温暖で、高台から瀬戸内海の多島美が愛でられる「牛窓」は、オリーブの栽培にも適していることから、『日本のエーゲ海』とも呼ばれている地で、牡蠣で有名な「日生(ひなせ)」と合わせた、岡山県東部の観光スポットになっている。

そこを車中泊のクルマ旅で訪ねたい人には、この「道の駅 一本松展望園」が、同じく「ブルーライン」の休憩施設を兼ねた「道の駅 黒井山グリーンパーク」とともに、有力な車中泊の候補地になる。
このわずか7キロほどしか離れていない2つの道の駅は、1996年の同時期に道の駅に登録された、いわば”双子”のような存在だ。
いずれも遊園地的な要素を持つことから、本来は1972年12月に共用が開始され、1999年8月に全線開通を迎えた有料観光道路「ブルーライン」の、どちらかと云えば”誘客ポイント”として整備された施設だったと思われる。

その後「ブルーライン」は2004年に無料化され、両者には休憩施設としての需要が高まったが、登録当初は『岡山県の道の駅の数合わせ』にも利用されたに違いない。
今なら間違いなく、どちらかひとつしか認可されないだろうし、同じ作るなら岡山市内か倉敷の近くにするのが当然と誰もが感じるわけだが、なぜ今も共存しているのかという謎の答えは、たぶんそのあたりにあると思う(笑)。
無料化された「ブルーライン」の有用性は大いに感じるところだが、残念ながらこのエリア一帯の観光地は、どこもが『時代に取り残されたまま』の状態だ。
このままだと、旅人からは忘れ去られた存在になってしまうかもしれない。

出典:道の駅 一本松展望園
さて。
こちらが公式サイトに掲載されている「道の駅 一本松展望園」のレイアウト図だ。

前述したように、「道の駅 一本松展望園」には敷地の中に「ミニ鉄道公園」があるので、週末の日中は「ブルーライン」をドライブする人たちと合わせて、駐車場の稼働率はけっこう高い。
ミニ鉄道公園
開園日:土曜・日曜・祝日
開園時間:10時~16時
※季節により若干の変動もあり
料金:各乗り物共通 1回 300円
※回数券(6枚綴り1,300円)

車中泊旅行者にとって重要な駐車場は、広さは十分だが全体的に緩やかな傾斜があるので、車中泊をするなら明るいうちに来て、路面を確認するほうがいい。

特に展望台付近は傾斜がきついので、狙い目は比較的フラットな右端に見えている24時間トイレの近くになるだろう。

24時間トイレは2020年にリニューアルされ、中はウォシュレットになっていた。

なお一部のサイトには、『土曜の夜は珍走対策で駐車場が閉鎖される』との記載があるが、2025年12月の段階では公式サイトや現地にその旨の表示は見当たらず、ChatGPTにも『結論から言うと、公式な情報として「道の駅 一本松展望園」が土曜の夜に珍走対策などで駐車場を閉鎖するという案内は出ていません』と出てくるので、もし事実だとしたらスクープだ。(笑)。

続いて「道の駅 一本松展望園」の物販飲食施設は、「JA一本松直売所」「レストラン ブルーライン一本松」「瀬とうち食堂」の3つで構成されている。
おもしろかったのは「JA一本松直売所」。

場所柄からして、牡蠣の加工品や柑橘類が揃っているのは分かるが、岡山のソウルフードである「ままかり」が、これほど品揃えされているのは珍しい。

また牛窓出身で美人画を得意とし、”現代の歌麿”とも云われる「竹久夢二」のグッズもきっちり揃えてあった。

最後は食事だが、これがどちらの店で食べられるのかは、公式サイトにも書かれておらず… 公式サイトは正直なところ、ほとんど役にはたたない。
「道の駅 一本松展望園」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業時間中に利用可能
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置

以前は可燃物のゴミ箱が、屋外の24時間トイレの前に置かれていた。

しかし2020年のトイレ改修後は、情報休憩室の中に移動していた。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。


健幸プラザ西大寺
道の駅から約12.5キロ・15分
☎086-944-6000
大人500円
平日:10時~21時30分
日曜:10時~20時30分
火曜 定休
コンビニ
ローソンまで約5.4キロ
スーパーマーケット
「ハローズ 邑久店」まで約10キロ
岡山県の道の駅
車中泊高適度チェック!
日本全国の道の駅
車中泊好適度チェック!
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
この記事がよく読まれています。




























