「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
鮮魚が揃う「道の駅 みやま公園」は、倉敷の美観地区からもっとも近い道の駅

「道の駅 みやま公園」 DATA
道の駅 みやま公園
〒706-0001
岡山県玉野市田井2丁目4464番地
☎0863-32-0115
8時30分~17時
火曜 定休
※いずれも施設・店舗によって異なる
「道の駅 みやま公園」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第10回
登録日/1996年4月16日
「道の駅 みやま公園」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.10.10
2018.02.10
2022.04.21
2025.04.20
「道の駅 みやま公園」での現地調査は2025年4月が最新です。
道の駅 みやま公園

「道の駅 みやま公園」のロケーション

「倉敷・美観地区」から約20キロ・40分ほどのところにある「道の駅 みやま公園」は、国道30号に面した標高50~180メートルの高台にあり、瀬戸内海を一望できる自然豊かな公園の一部だ。

出典:道の駅 みやま公園
敷地には四季折々の花や木などが見られる「散策ゾーン」、パターゴルフやわんぱく広場などの「プレイゾーン」、本格的な英国庭園「深山イギリス庭園」などがあり、カップルやファミリーが無料でのんびり時間を過ごせる、近隣住民の憩いの場として親しまれている。

とはいえ、県外から訪れる車中泊の旅人にとって、この「道の駅 みやま公園」は、寛ぎの場ではなく「倉敷・美観地区」観光時の有力な車中泊スポットになる。

なお「倉敷・美観地区」から約5キロのところに、「酒津公園」という無料の車中泊スポットがないわけではない。
しかし、そこでのんびりしていると、散歩にやってくる地元住民の目には「怪しげなクルマ」に映るかもしれない(笑)。
幸いにも今のところは、車中泊を牽制するような表示は見当たらないが、よほどの理由がないかぎり、道の駅やサービスエリアで車中泊をするほうが無難だと思う。
「道の駅 みやま公園」の施設

冒頭のマップのとおり、「道の駅 みやま公園」の駐車場は相当広く、少々のことでは満車にならない。

とはいえ車中泊に適しているのは、フラットでトイレに近いこのあたりだ。

24時間トイレは、上の写真の白いハイエースの横にある、「Mint」と書かれた情報ターミナル隣に建っている。

中にはウォシュレットが完備していた。

なお公園に近い大型車用の駐車場にもトイレはあるが、こちらは和式のみになる。

ありがたいことに、「道の駅 みやま公園」の休憩室は24時間利用できる。

さて。
「道の駅 みやま公園」には平日でも開店前から続々とクルマがやってくるのだが、そのお目当ては鮮度の高い地魚を売ってくれる左の「有馬鮮魚店」だ。

それにしても、ここの「アコウ」は安い。

「アコウ」は「キジハタ」の関西地方での呼び名で、夏が旬の高級魚。
上品な白身で弾力と旨味があり、刺身、煮付け、汁物など、どんな調理法でも美味しく、「冬のフグ、夏のあこう」とも云われている。
まあ大阪なら、この半分ほどで980円くらいはするだろう。

車中食をしない旅人には、「有馬鮮魚店」の隣りにある、こちらのパン工房のほうがありがたいかも。

また、カフェ食堂では8時30分からモーニングが食べられる。
飲食店の詳細はこちらで確認を。

もちろん農産物直売所には、野菜がふんだんに揃っている。

春には山菜も。都会では高級食材となった「タラの芽」も安いね~。

最後に筆者が着目したのは、倉敷周辺のソウルフードとされる「ちらし寿司」だ。
地域によって「ばら寿司」「まつり寿司」「隠し寿司」と呼び名は違うが、瀬戸内海で水揚げされる旬魚と、山の幸をふんだんに使う点は変わらない。

その起源は江戸時代まで遡る。
備前岡山の初代藩主・池田光政は倹約を推奨し、「一汁一菜令」を発令したが、町民は反発。それをかいくぐる方策として、具を混ぜた寿司飯を編み出した。
これで500円はやや高くも思えるが、味は素晴らしく、瞬くうちに完食した。
食事処ではちょっと頼みづらいかもしれないので、「道の駅 みやま公園」に行かれた際にはぜひ。
「道の駅 みやま公園」の車中泊好適度
「道の駅 みやま公園」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外にあり24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上


近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 みやま公園」の最寄りの温泉&周辺の買い物施設
岡山市ウェルポートなださき
道の駅から約7キロ
☎086-363-5001
おとな410円
平日:13時~21時
土日:13時~18時
第3土曜 定休
コンビニ
ファミリーマートまで約2キロ
スーパーマーケット
「マルナカ 灘崎店」まで約5キロ
「道の駅 みやま公園」のアクセスマップ
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