25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 東松島」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「道の駅 東松島」は、松島随一の展望を誇る「大高森」にいちばん近い道の駅。

道の駅 東松島 DATA
道の駅 東松島
〒981-0504
宮城県東松島市小松字上二間堀112番地5
☎0225-25-6301
売店:9時〜19時
観光エリア:9時〜17時
無休
「道の駅 東松島」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第61回
登録日/2024年8月7日
開駅日/2024年11月27日
「道の駅 東松島」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2025.06.03
※「道の駅 東松島」での現地調査は、2025年6月が最新です。
道の駅 東松島【目次】

「道の駅 東松島」のロケーション

「道の駅 東松島」は、日本三景に数えられる松島の中心部にある「瑞巌寺」から、国道で約17キロ・30分ほど離れたところに、2024年11月にオープンした真新しい道の駅で、「三陸沿岸道路」の無料区間にある「矢本PA」と隣接しており、徒歩で通じている。

松島には「瑞巌寺」から1キロほど離れたところに、トイレとともに24時間利用できる「町営三十刈駐車場」があり、これまでも車中泊場所がなかったわけではない。
とはいえ、普通なら松島の観光は終日あれば十分なので、あえてそこで車中泊をする必要はなく、大半の車中泊旅行者は日が暮れる前に、10キロほど離れた最寄りの「道の駅 おおさと」か、三陸方面に向かいたい旅人は、30キロほど離れた石巻にある、日帰り温泉併設の「道の駅 上品の郷」に移動していたと思う。
それなら「道の駅 東松島」は、車中泊旅行者にあまり利用価値はないの?
という声が聞こえて来そうだが、実はそうでもない。筆者のような写真好きは、「道の駅 東松島」の誕生を歓迎している。

その理由のひとつがこちら。
この写真は「松島四大観」のひとつに挙がる、「大高森」から撮った夕景だ。
太平洋岸にある松島から、朝日が見えるのは当たり前だが、唯一「大高森」からはご覧のような美しい夕景が見られる。

しかも「大高森」は松島の東に位置しているため、「道の駅 東松島」まで約12キロ・20分もかからずに行くことができる。

そのうえ、翌朝には道の駅から朝日まで見られるのだから『1粒で2度美味しい』。
ただ、こんなことを書いているのは、筆者のサイトだけだと思う(笑)。
それよりも…
公式サイトを含めて、多くの「道の駅 東松島」を紹介している記事が、声を大にPRしているのが「ブルーインパルス」の話だ。

出典:航空自衛隊
道の駅の2階の展望デッキからは、タイミングが合えば、近くにある航空自衛隊の「松島基地」に所属する「ブルーインパルス」の訓練飛行を見ることができるという。
道の駅のスタッフに聞いたところ、訓練飛行が行われるのは午前中が多く、日によっては8時30分頃からの日もあるようだ。

実は筆者もそれを期待していたのだが、訪れた2025年6月は、前月に愛知県の犬山市で「ブルーインパルス」と同型の練習機が墜落事故を起こしたことから、飛行訓練を休止しており、ナマでその勇姿を見ることはできなかった。
ブルーインパルス
というわけで、代わりにその映像と道の駅に関連する動画ニュースをお届けしよう。
「ブルーインパルス」は、宮城県の松島基地を拠点としている、白と青の機体が特徴的な航空自衛隊のアクロバット飛行チームで、正式名は「第11飛行隊」。
日本各地の航空祭や記念行事で華麗な編隊飛行やダイナミックな演技を披露することで知られており、2度の東京オリンピックやEXPO’70でも展示飛行を行っている。
「道の駅 東松島」の施設

冒頭でも記したように、「道の駅 東松島」は一般道の市道百合子線からアクセスでき、「三陸沿岸道路」上り線の「矢本PA」と直結している。

こちらが、一般道からアクセスできる「道の駅 東松島」。

そしてこちらが、「三陸沿岸道路」上り線の「矢本PA」。

建物を挟んでレイアウトされた2つの駐車場は、この通路で通じており、駐車場以外の施設は共有で、徒歩で自由に行き来することができる。
いずれの駐車場もフラットで、車中泊に支障はないのだが、なぜか公式サイトのQ&Aには、『道の駅での車中泊は可能ですが、矢本PAは車中泊不可となっております』と書かれている。
ちょっと意味が分からないのだが、そもそも「矢本PA」は「三陸沿岸道路」の無料区間にあるため、タダで利用できる。
であれば、あえて道の駅と区別する必要はなく、クルマで自由に行き来させても、何ら問題はないのでは?

「観光エリア」と呼ばれる、平屋の建物の中にある24時間トイレの入口は、この通路と、建物の反対側にも設けられている。

中には当然ウォシュレットが完備。
ただちょっとイヤラシイのは、ドリンク類のゴミ箱が、人通りの多い通路側とは反対の出入口に置かれていること。

そのうえ可燃物のゴミ箱は、あえてここには置かず、夜間は入ることのできない売店の入口に用意されていた。

これでは、いい印象を持たないよね。
ゴミ箱の配置なんて、掃除のおばちゃんが今すぐにでも変えられるわけで、それを「する・しない」は責任者の判断次第だ。
「利用者に寄り添う」というサービスの原点からすると、近くに昔からあって、今なお多くの車中泊利用者から愛される「道の駅 上品の郷」との温度差は大きく、こういう運営姿勢の違いが、旅人がリピートするかどうかの分かれ目になる。

なお、館内には観光案内所もあるが、訪ねた時の目玉は、『ブルーインパルスの飛行』を視界360度で体感できるという、こちらのVRのようだった。
ただ仮設のようなので、定期的に別のものと入れ替わるのかもしれない。

続いてこちらは、『ブルーインパルスの格納庫』を内装のモチーフにしているという、2階建てになった「物販エリア」だ。

1階には、新鮮な農産物と地元の土産品などが並ぶ売店があり、すぐに食べられる食品もそこそこ揃っていた。

ただ、こちらもやはり主役は「ブルーインパルス」で、オリジナルグッズのコーナーが用意されている。

2階は広々としたレストラン「Highway Kitchen 颯(はやて)」で、外には見晴らしのいいテラス席がある。
なお、テイクアウトショップの「ZUNDA ZUNDA STATIONあおばずんだ本舗」と「珈琲工房いしかわ」は、「矢本PA」側にレイアウトされている。

そしてその並びに、24時間営業のローソンが併設している。

「ブルーインパルス」の写真はなくてもいいので、道の駅側にビジュアル付きのもっと大きな案内図があるといいね。
最初は分かりづらくて戸惑った。
「道の駅 東松島」の車中泊好適度チェック!
「道の駅 東松島」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業時間中に利用可。
缶・ビン・ペットボトル:館外にあり24時間利用可。

可燃物のゴミ箱以外は、トイレのドアのところにもあり24時間利用できる。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 東松島」の温泉&周辺の買い物施設
東松島市健康増進センターゆぷと
道の駅から約4キロ・10分
☎0225-84-3855
おとな700円(温泉のみ)
※65歳以上500円
9時30分~21時30分
※土日祝は21時まで
木曜 定休
コンビニ
パーキングエリア側にローソンが併設
スーパーマーケット
「ヨークベニマル 矢本店」まで約4キロ
「道の駅 東松島」のアクセスマップ
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