25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、岡山県を車中泊でクルマ旅するために知りたい、県内各地の見どころと車中泊スポットのガイドです。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
京阪神から行く岡山県の車中泊クルマ旅は、「中国自動車道」と「山陽自動車道」沿いを「岡山自動車道」で結んで周回するのがベストルート。

「岡山県」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2007年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2007.11.12
2009.03.28
2011.08.12
2012.05.11
2013.02.23
2015.09.22
2016.12.17
2018.02.10
2020.03.22
2022.04.20
2023.07.17
2025.12.27
2026.01.17
「岡山県」での現地調査は2026年1月が最新です。
車中泊で旅する岡山県

岡山県のロケーション

東は兵庫県、西は広島県に隣接し、南は瀬戸内海をはさんで四国に、そして北では山陰地方と接している岡山県は、車中泊でロード・トリップが楽しめる数少ない都道府県のひとつだ。
ただ広島県と同様に、県の面積の7割近くが山林地帯にあたるため、瀬戸内海沿岸部に町が集中している。

しかも誰もが知るメジャーな観光地としては、「倉敷」くらいしか思い浮かばない。
「瀬戸大橋」を渡って「讃岐うどん」の食べ歩きに行く前に、ちょっと「倉敷」にでも見ていくか…

つまり実態は、”旅先”というより”立ち寄り先”に近く、京阪神在住でも、岡山県をそんなふうに見ている旅人のほうが多いのかもしれない。
岡山県の地域と歴史

だが岡山県の歴史を知れば、その”認識”も変わってくる。
弥生時代から古墳時代にかけて、この地で栄えた「吉備国(きびのくに)」は、現在の岡山県全域と広島県東部を含む広大な地域を支配した日本有数の地方国家で、「大和」「筑紫」「出雲」と並ぶ古代日本の四大王国のひとつとされている。

肥沃な平野と瀬戸内海の恵みを背景に、巨大古墳の築造や朝鮮半島との交流を通じて発展し、長きに渡って「ヤマト王権」と共に歩んできたが、5世紀後半の「雄略天皇」の時世に、中央集権化を図りたい「ヤマト王権」と対立する(吉備の反乱)。
その結果、武力衝突が起こり、戦いに敗れて勢力を奪われた「吉備国」は、軍事的制圧を受けて7世紀後半の奈良時代に、「備前」「備中」「備後」「美作」の四国に分割されて歴史を閉じた。

いっぽうこちらは、それから1300年以上を経た、21世紀現在の岡山県のエリア区分だが、そのベースは奈良時代の分国にあり、それぞれの地に、今でも当時からの歴史と文化が根を張っている。
そのエリアごとに、観光スポットと車中泊スポットを組み合わせ、『車中泊クルマ旅専用の観光旅行ガイド』に仕立てあげたのが、以下の記事群だ。
備中エリア 車中泊旅行ガイド
備前エリア 車中泊旅行ガイド

美作エリア 車中泊旅行ガイド
筆者がたったひとりで作り上げた、これらの記事群をご覧いただけば、当地へのリピート回数が尋常ではない理由もお分かりいただけると思う(笑)。
岡山県をうまく旅する秘訣

さてこれで、
『岡山県というのは、よく知らないだけで捨てたもんじゃない』。
ということが伝わったと思う。
しかも都合のいいことに、山間部に当たる「美作エリア」に「中国自動車道」、また「備前エリア」と「備中エリア」の瀬戸内海沿いを「山陽自動車道」が通っている。

さらにその両者を結ぶように、「備中エリア」を「岡山自動車道」が縦断しているおかげで、京阪神から行くと、岡山県は”逆コの字型”に周遊することができる。
もちろん高速道路ばかりを走っていたのでは、クルマ旅にならないわけだが、『移動と観光を明確に使い分ける』のが賢者のクルマ旅だ。
無制限に時間があるわけでない人は、観光に関係のなところは、高速道路を使ってスルーしたほうがいい。

要は貴重な時間を、高速道路代という「お金」で買うわけだが、そういう”投資”をするには、前もって「旅行計画」を立てる必要がある。
キャンピングカーに乗っているとは云え、若輩者の筆者には、まだ「行き当たりばっ旅」なるものを謳歌している余裕はない。
クルマ旅は千差万別。
なので、その世界のことは実践している別の誰かに聞いてもらうのがいちばんいいし、ついでに云うと、筆者はキャンピングカーを『走る別荘』と思ったことは一度もない。

車内でこれだけできれば大満足だ(笑)。
山陽・山陰 県別車中泊旅行ガイド

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