25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、仙台市内の青葉城公園に2023年に新設された有料駐車場「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」での車中泊に関する情報です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「青葉山公園仙臺(せんだい)緑彩館駐車場」は、仙台城(青葉城)跡に2023年にできた、車中泊ができる大きな有料観光駐車場

青葉山公園仙臺緑彩館駐車場 DATA
青葉山公園仙臺緑彩館駐車場
〒980-0863
宮城県仙台市青葉区川内追廻442
現地電話なし
普通車 100円/30分
大型車 500円/30分
普通車 234台
入出庫 24時間可
敷地内に24時間トイレあり
青葉山公園仙臺緑彩館駐車場の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2025.06.04
※松島での現地調査は、2025年6月が最新です。
青葉山公園仙臺緑彩館駐車場

「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」のロケーション

出典:あるくあるけるMAP&NEWS.net
まずは仙台の街の場所からだが、初めて東北を車中泊で旅する人で、仙台に行ってみたいと思わない人はいないと思うが、同時に仙台の位置を明確にイメージできる人も、そうたくさんはいないと思う。
おそらく…
仙台は思っているより太平洋岸に近いところに位置しており、想像以上に蔵王、そして山形市内に近い。

「東北自動車道」を走れば、「仙台宮城」インターからすぐ近くなので、首都圏からは行きづらい場所にあるわけではないのだが、東海以西から行く場合は、渋滞が当たり前の「首都高速」を素直に走るのはかなりの苦痛だ(笑)。
なので、「東名高速道路」の「海老名SA」より西から来る場合は、「首都高速」を迂回して「圏央道」から「東北自動車道」に出るのが、直接仙台を目指す場合のベストルートになる。

もっとも…
名古屋から出港する「太平洋フェリー」を使えば、まったく悩むことなく仙台港にアクセスできるので、特に”おひとり様”で東北地方への旅をお考えの人は、普通車ならガソリン代プラス高速代と乗船費用がたいして変わらない、この海上ルートは検討に値すると思う。

ただ前述したように、仙台は山形市から約70キロ、途中高速道路を使えば1時間ほどで到着できる。

出典:マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわ
ゆえに「北陸自動車道」から「磐越自動車道」に乗り継ぎ、会津から米沢を経由して上山(かみのやま)に入り、途中で蔵王に立ち寄ってからアクセスするのも悪くない選択肢だ。

さて。
その「仙台」は、市の中心から半径20キロ圏内に道の駅がなく、これまでは車中泊を絡めて、市内をじっくり観光するのが容易とはいえない場所だった。
とはいえ重要なのは、『仙台市内に、車中泊をしてまで観たいと思う場所があるのどうか』だろう。

そのあたりは以下の記事にもまとめているが、「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」とともに、東北三大祭りに数えられている「仙台七夕まつり」を除けば、年間を通じて仙台に関心があるのは、やはり独眼竜こと「伊達政宗」がお好きな人だと思う。
そしてそういう人にとっての朗報が、「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」の誕生だ。
また、さきほど紹介した「太平洋フェリー」も夕方に入港するため、ここができたことで翌日の朝から仙台市内の観光がしやすくなった。

さて。
仙臺と書いて「せんだい」と読む、「仙臺緑彩館」は、2023年4月に青葉山エリアの玄関口にあたる「青葉山公園」の追廻地区に開館した真新しい文化施設だ。
ちなみに駐車場はその隣に整備されたことから、「青葉山公園(追廻地区)駐車場」と呼ばれることもある。

「青葉山公園」は、その名前からも分かるように、江戸時代まで「仙台城(青葉城)」があった場所で、「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」から場内を抜けて本丸跡までは、徒歩15分ほどで行くことができる。
ただし行きは、中高年には息が上がるほどの坂道が待っている。
詳細は以下の記事に記載しているが、有名な「伊達政宗」の騎馬像がある本丸跡に行くなら、そのすぐ近くまでクルマで上がって、「青葉城有料駐車場」を利用するほうがいい。

ただ「青葉城有料駐車場」は最初の1時間が600円で、以降30分ごとに300円とかなり割高な料金設定なので、見終わったら速やかに30分100円の「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」に移動しよう。
面倒に思うかもしれないが、それでも仙台城本丸跡は、『お金で苦労を回避する』のが得策だと思う(笑)。

なお「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」は、思ってるより仙台市内の郊外にあり、もっとも賑わいのある「国分町」までは約2キロ、歩けば30分ほどかかる。

そこまで行けば、名物の牛タン専門店も数多くあるし、お酒も飲みたいという人は、「元鍛治丁公園公衆トイレ」に近いコインパーキングで車中泊をする手もある。
ただ牛タンは仙台市内以外でも食べられるので、車中泊の旅人は何もここまでして食べなくてもいいと思う(笑)。

筆者のお勧めは「松島」だ。

松島には、牛タン有名店で知られる上の店と同じ「利休」の大きな店があり、市内で食べるよりは混まないし、店からすぐ近くに、市営でトイレもそばにある、車中泊可能な有料の「松島公園駐車場」もある。
「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」の施設

234台が収容できるという「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」は、ご覧の通り広大で、全体的に傾斜も見当たらない。

ゲートは、観光バスも利用するので高さ的にはキャンピングカーでも問題はなく、筆者の車高2.38メートルのハイエースは普通車料金扱いだった。
ただしネットで見つけた利用者のコメントには、キャブコンはバス料金ということで30分500円になると書かれていた。

トイレは「仙臺緑彩館」と反対側の端に設けられている。

真新しいのでキレイだが、中にウォシュレットまでは用意されていない。
なお、このトイレまで行くと気づくと思うが、その隣にはテニスコートがあり、一応利用者専用と書かれた無料駐車場とトイレがある。

仙台の車中泊スポットを紹介しているブログには、ここを挙げているものもあるが、「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」が完成した現在は、さすがにここでの車中泊はバツが悪いと思う(笑)。
まさに「そこまでして、車中泊がしたいの?」と云わせているようなものだ。

ついでに記載しておくと、青葉山公園内に建つ「仙台市博物館」の隣にも、利用者用に無料駐車場が設けられているが、ここは9時から17時30分までしか使えず、時間外は施錠される。
無料で普通に何の気兼ねもなく車中泊ができそうなところは、仙台市内の近場には見当たらず、有料でもあるだけマシというのが実情だ。
「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」の温泉&周辺の買い物施設
駒の湯
駐車場から1.5キロ・5分
☎022-221-2859
おとな480円
15時~22時(受付最終21時30分)
水曜・日曜 定休
ただし駐車場なし
駐車場があるのは、
愛子天空の湯 そよぎの杜
駐車場から約11キロ・15分
☎022-796-1534
平日1100円・土日祝1320円
早朝及び深夜割引きあり
9時~25時(受付最終24時15分)
駐車場224台
コンビニ
ローソンまで約1キロ
スーパーマーケット
「イオン仙台一番町店」まで約1.7キロ
「青葉山公園仙臺緑彩館駐車場」のアクセスマップ
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