25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 ならは」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「道の駅 ならは」は、福島県の浜通りにある6つの道の駅の中で、唯一の日帰り温泉が併設している施設。

道の駅 ならは DATA
道の駅 ならは
〒979-0513
福島県双葉郡楢葉町山田岡大堤入22-1
☎0240-26-1126
売店
9時~18時
フードコート
11時~20時(LO/19時30分)
温泉
10時~21時(受付最終20時30分)
年中無休
「道の駅 ならは」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第16回
登録日/2000年8月18日

2011年3月11日に発生した東日本大震災により休業を余儀なくされ、以後長らく、双葉署臨時庁舎として利用されていた。
2019年4月、約8年ぶりに「道の駅ならは」として温泉施設、フードコート、売店を再開し、今日に至っている。
「道の駅 ならは」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.07.09
2025.05.28
※「道の駅 ならは」での現地調査は、2025年5月が最新です。
道の駅 ならは【目次】

「道の駅 ならは」のロケーション

「道の駅 ならは」は、福島県の太平洋岸を縦走する国道6号の道の駅で、県南部のいわき市にある人気観光スポット「小名浜」から、約40キロ・クルマで1時間ほどのところにある。

いわき市には映画「フラガール」の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」や、

みなとオアシスと道の駅に登録されている「いわき・ら・ら・ミュウ」といった有名な観光スポットがあるが、そういう施設にあまり興味のない人や、北東北方面に先を急ぎたい旅人の中には、温泉が併設する「道の駅 ならは」を、その際の「旅の宿」の候補に挙げる人もあるだろう。
温泉が併設する道の駅での車中泊は、時間に余裕を持たせられるいい選択だ。
だが、走ってばかりでは旅行気分にもならないと思うので(笑)、見学にさほど時間のかからない、周辺のちょっとした見どころを紹介しておこう。

♪今は山中、今は浜♪ で始まる童謡「汽車」をご存知の方は多いと思うが、その歌詞にある『闇を通って広野原(ひろのはら)』というくだりは、「広い野原」ではなく、「道の駅 ならは」に近い『広野町にあった原っぱ』を指しているそうだ。
そしてその歌碑は、「JR広野駅」の外から見ることができる。

また広野町は、童謡「とんぼのめがね」誕生の地としても知られており、この歌碑は、「JR広野駅」にほど近い「築地ヶ丘公園」の中にある。
紹介した2曲の童謡から、かつてこのあたりはのどかな人里であったことが伺えるわけだが、その立地に着目して作られたのが、1997年に開設された「Jヴィレッジ」だ。

出典:ふくしま教育旅行
「Jヴィレッジ」は、原子力発電所立地地域の地域振興事業のひとつとして、「東京電力」が総工費130億円を投じて建設し、福島県に寄贈したスポーツトレーニング施設で、日本サッカー界初のナショナルトレーニングセンターとして利用されている。
ご承知の通り「東京電力」は、東日本大震災時に巨大津波を受けてメルトダウンを引き起こした福島原発の放射能汚染で、今も世間を騒がせ続けている。
それだけに被災者の気持ちを思えば、どうコメントしていいのか戸惑うばかりだが、
もしその事故さえ起きていなければ、「浜通り」のイメージがまったく違っていたことも確かだろう。
テレビを見ていると「東京電力」は本当に酷い会社に思えるが、理由はともあれ、こういうことにも貢献はしているし、サッカー日本代表が強くなってきたことと無関係でもあるまい。
もうそろそろ「いいところ」にも目を向けていかないと、いつまで経っても福島に足が向かず、しいては復興の手助けにもならないようにも思った。
「道の駅 ならは」の施設

「道の駅 ならは」は、その「Jヴィレッジ」から僅か1キロほどのところにある。
こちらが「道の駅 ならは」の航空写真だが、駐車場はマップのA・B・Cの大きく3ヶ所に分かれている。

車中泊にもっとも適していると感じたのは、Aの「温泉保養施設」前のこの一画。

筆者のハイエースのすぐ後ろに24時間トイレの入口がある。

もちろん中には、ウォシュレットが完備している。

24時間トイレの向かい側が、10時開店の「温泉保養施設」の入口で、入ると正面が休憩スペースになっている。
写真奥の人が見えるところがフードコートの入口で、階段を登った2階が温泉だ。
可燃物のゴミ箱もここにある。

フードコートは比較的リーズナブルで、冷奴や枝豆などの酒のつまみもある(笑)。
メニューの詳細はこちら。

そしてこちらが、9時から営業している野菜や地酒が揃った「物産館」だ。

なお、もし前述した駐車スペースが満車なら、ブルーの「Jヴィレッジ 湯遊ならは」の向こうにある駐車場の一段下に、この広くてフラットな駐車場がある。
多少24時間トイレには遠くなるが、ここで車中泊をしているクルマも多かった。
ちなみに看板のすぐ裏の駐車場には傾斜があるため、車中泊には適していない。
最後はRVパークについて。

出典:福島民報
「道の駅 ならは」の北側駐車場には、5台分のRVパークが用意されており、料金は1泊2日で電源代込み3300円、2泊目以降は2200円となっている。
サイドオーニングや、車外へのテーブル・イスの展開は可能だが、24時間トイレからもっとも離れた区域なので利便性は悪く、筆者はこの道の駅にRVパークがあることすら気づかなかった(笑)。
お金を支払って、最悪の場所を充てがわれるのだから、呆れてものが云えないのだが、往々にして道の駅に併設されているRVパークはこうゆう場所にある。
「道の駅 ならは」の車中泊好適度チェック!
「道の駅 ならは」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業時間中に利用可。
缶・ビン・ペットボトル:同上。

こういう不親切極まりないゴミ箱を見せられると、『そんなに嫌なら、いっそ置くのをやめたら?』という気分にさせられる。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 ならは」の温泉&周辺の買い物施設

出典:旅色
湯遊ならは
道の駅に併設
☎0240-26-1126
おとな700円
10時~21時(受付最終20時30分)
年中無休
コンビニ
ファミリーマートまで約2.2キロ
スーパーマーケット
「イオン広野店」まで約4.6キロ
「道の駅 ならは」のアクセスマップ
福島県・いわきの見どころ&車中泊事情
車中泊で旅する福島県
福島県の道の駅
車中泊好適度チェック!
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
この記事がよく読まれています。





車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
この記事がよく読まれています。



























