25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 そうま」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「道の駅 そうま」は、車中泊には適していないが、立ち寄ってみる価値は感じる。

道の駅 そうま DATA
道の駅 そうま
〒979-2522
福島県相馬市日下石字金谷77-1
☎0244-37-3938
9時30分~18時
レストラン
平日:10時~16時(LO/15時30分)
土日祝は16時30分閉店(LO/16時)
1月1日・2日 定休
「道の駅 そうま」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第18回
登録日/2002年8月13日
開駅日/2003年4月28日
2022年10月に改装オープン
「道の駅 そうま」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.07.10
2025.05.29
※「道の駅 そうま」での現地調査は、2025年5月が最新です。
道の駅 そうま【目次】

「道の駅 そうま」のロケーション

「道の駅 そうま」は、福島県の太平洋岸を縦走する国道6号の道の駅で、慣習的に地元で「浜通り」と呼ばれている、福島県東部エリアのもっとも北側に位置している。
宮城県との県境からも近く、仙台市のランドマーク「青葉城(仙台城)跡」までは、「常磐自動車道」を走れば約75キロ・1時間ほど。
ちなみに同じ福島県・いわき市の「小名浜」からは、「常磐自動車道」を通っても約100キロ・1時間30分ほどかかる。

遠方からやってくる車中泊の旅人は、約15キロ・クルマで15分ほど南にある、
『「道の駅 南相馬」と、どちらが車中泊に適しているのか?』
が気になるところだと思うので、まずはその答えから書こう。
車中泊の観点からすると、断然「道の駅 南相馬」がいいのは明らかだ。
筆者が「道の駅 そうま」を、自身のホームページの『車中泊にお勧めできない道の駅』のカテゴリーに入れている理由は、ただひとつ。

ここは駐車場のレイアウト上、どこに停めてもトラックの騒音から逃れることができないからだ。
「道の駅 南相馬」に限らず、国道6号には適度な間を置いて道の駅が点在しており、よほどの理由がなければ、ここで車中泊をする必要性は感じない。
車中泊のことしか眼中にない人は、この答えを聞けば十分だと思うが(笑)、筆者は『だから「道の駅 そうま」には行く必要がない』とは云っていない。
筆者と同じく、『ディスカヴァー・ジャパンが体感できる旅」を目的に、車中泊で日本各地をめぐる人』には、泊まらなくても立ち寄ってみたいと思える道の駅がある。
相馬は国の重要無形民俗文化財にも指定されている、「野馬追(のまおい)」と呼ばれる伝統行事が行われることで有名だ。
相馬 野馬追
甲冑に身をかためた約400騎の騎馬武者が、時代絵巻さながらに、腰に太刀、背に旗指物をつけて力強く野原を疾走する。
「相馬野馬追」は今から一千年以上前に、「相馬氏」の遠祖とされる「平将門」が、下総国小金ヶ原(現在の千葉県北西部)に放した野馬を敵兵に見立て、軍事演習に応用したことがルーツと伝えられている。
これは「相馬野馬追」の公式サイトの引用だが、『百聞は一見に如かず』で、上の動画をご覧いただけば、それがどういうものかがよくわかる。
余談になるが、
「相馬 野馬追」は、1979年に公開された千葉真一主演の映画「戦国自衛隊」の劇中で使用され、南相馬市では市内の高校生がエキストラとして協力したとのこと。

出典:KADOKAWA映画
その「戦国自衛隊」のショートムービーは、下の「道の駅 南相馬」の記事でご覧いただける。
「道の駅 そうま」の施設

こちらは、「道の駅 そうま」の敷地に掲げられていたレイアウト図だが、これから見ても、「道の駅 そうま」が大型輸送トラックの利用を強く想定して作られた施設であることが伺える。
オープンしたのは「道の駅 南相馬」よりも5年ほど早く、開業時から相馬市が相馬商工会議所と委託契約を結んで運営していたというのだから、企業色・地域色が濃いのは道理だ。

道路情報コーナーには、東日本大震災の「震災伝承コーナー」もあった。
また駐車場を挟んだところにある別棟の「体験実習館」では、相馬の四季を紹介するビデオ上映、パネル展示のほか、甲冑・法螺貝の展示や陣羽織の試着コーナーを設置し、相馬市の伝統文化を気軽に体験することができる。
さて。

「道の駅 そうま」の駐車場はフラットで、何時であろうがエンジンを切ることを知らないトラックとさえ出くわさなければ、実はここは快適だ。
しかしそれは期待薄だろう。
なぜなら反対の立場なら、筆者も迷わずここで車中泊をすると思う(笑)。
トラックサイドからすれば、この環境下で車中泊をするのだから遠慮は不要。平気なのだろうと思える。
実際、断熱材がはめ込まれた筆者のハイエースは、ノーマルなミニバンよりも防音性も高く、サービスエリアでも苦労なく寝ることが可能だ。

24時間トイレは、道路休憩施設の優先駐車場の前にある。

中はウォシュレットに改修済。

おまけに向かいにはコンビニもある。

2022年10月に改装オープンした物産館は、品揃えが良く、むしろ「道の駅 南相馬」よりいいと感じた。

野菜も安く、思わず筆者もここでジャガイモを買った。もっとも、そのまま封も切らずに自宅まで持ち帰ったけど(笑)。

仙台が近いので牛タンがあるのは分かるが、ここには珍しい馬刺しも。浜通りではここでしか見かけなかった。

そしてこちらが、福島県産の肉料理を中心に、地元の食材を取り入れたという「レストランにったき」で、詳しいメニューは以下で確認いただける。
「道の駅 そうま」の車中泊好適度チェック!
「道の駅 そうま」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館外にあり24時間利用可。
缶・ビン・ペットボトル:同上。


近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 そうま」の温泉&周辺の買い物施設
そうま温泉 天宝の湯
☎0244-32-0261
おとな890円
10時~22時
第3火曜 定休
コンビニ
セブンイレブンまで約100メートル
スーパーマーケット
「フレスコキクチ 相馬店」まで約5キロ
「道の駅 そうま」のアクセスマップ
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