「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 湯の川」は、松江城と出雲大社のほぼ中間地点に位置する利便性の高い道の駅

「道の駅 湯の川」 DATA
道の駅 湯の川
〒699-0501
出雲市斐川町学頭825-2
☎0853-73-9327
営業時間
9時~18時
不定休
「道の駅 湯の川」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第14回
登録日/1998年4月17日
「道の駅 湯の川」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.06.22
2009.03.28
2011.03.20
2011.07.30
2013.02.24
2017.03.09
2017.11.03
2018.03.17
2022.05.06
2025.09.16
※「道の駅 湯の川」での現地調査は2025年9月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年4月に更新しています。
道の駅 湯の川【目次】

「道の駅 湯の川」のロケーション

「道の駅 湯の川」は、宍道湖畔を走る国道9号沿いの、松江と出雲のちょうど中間付近にあり、昔から島根半島を訪れる車中泊の旅人に親しまれてきた道の駅だ。
訪問回数の多さに驚かれた方もあると思うが、この道の駅は家内の実家の近くにあるため、筆者はオープン当初からその変遷をつぶさに見ている。

「道の駅 湯の川」のすぐ近くには、和歌山県の「龍神温泉」、群馬県の「川中温泉」と並んで、「日本三美人の湯」のひとつに数えられる「湯の川温泉」があり、道の駅の名前はそれに由来している。

ただ「道の駅 湯の川」の場内には、温泉スタンドと無料の足湯は併設されているが、入浴施設はない。
なお少し松江寄りのところにある「玉造温泉」を含めて、日帰り入浴施設のお湯は、たぶんその期待に応えられるクオリティーを持ち合わせていないと思う。
行かれるなら、自家源泉を持つ温泉宿がお勧めだ。

さて。
かつては関西方面から「出雲大社」に行くには、有料・無料の高規格道路を松江で降りて、以降は国道9号でアクセスしなければならなかったため、嫌でも「道の駅 湯の川」の前を通る必要があった。

しかし今は高規格道路の延伸が進み、一気に出雲まで行く人が増えている。
加えて2018年にリニューアルされた「道の駅 大社ご縁広場」の評判は高く、そちらで車中泊をする人のほうが多いし、筆者もそれを勧めている。
だが、「道の駅 湯の川には行く価値なし」とは云ってない(笑)。

翌日「出雲大社」に行く人が、松江を観光したあと、宍道湖の夕陽を見てから車中泊がしたいのであれば、「道の駅 湯の川」はちょうどいい車中泊スポットになる。
また翌日に「出雲大社」ではなく、雲南・奥出雲方面に向かう人にも、この道の駅はフィットする。

古代出雲の謎解きにハマったら、世間一般のガイドに書かれた内容が世俗的に思え、当面この地にリピートしたくなるに違いない(笑)。
「道の駅 湯の川」の施設

こちらが「道の駅 湯の川」のレイアウト。

まず24時間利用できるトイレは館内にあるので、ベンチとテーブルのある休憩所も終日開いている。

便座はウォシュレットに改修されていた。

駐車場は大きく3ヶ所に分かれているが、車中泊に適しているのは比較的フラットでトイレにも近いAだ。ただし館内の入口は写真のハイエース側にある。

こちらはマップBの駐車スペース。
Aに比べると少し傾斜はあるものの、駐められる台数が多いこともあり、特にキャンピングカーの車中泊旅行者が目立っていた。

ところで。
この道の駅には、『興味深い注意書き』が置いてあった。

なるほど~!
そりゃ長時間駐車になるはずだ(笑)。

続いて物販飲食の話になるが、「道の駅 湯の川」には知る人ぞ知る名物がある。
それは往年の人気料理番組「どっちの料理ショー」でも取り上げられた、「斐川のてづくりトマトケチャップ」だ。
かつては生産が間に合わず、通販では入手困難とされていたが、地元だけにここでは手に入る。
冗談抜きに、一度食べるとカゴメやデルモントが食べれなくなるほど濃厚で、そりゃ~うまかった。
製造業者は変わったと聞くが、原材料と方法が同じなら、味はそう違ってはいないだろう。

またNHKの朝ドラ「ばけばけ」で、主人公の「おとき」ちゃんが独身時代に毎日売り歩いていた、宍道湖特産の大粒のしじみも手に入る。

出典:NHK
なお「ばけばけ」を見ていた人は、その「ゆかりの地」をガイドした記事も別途用意しているので、興味があればぜひ。

最後は食事処だが、ここはランチタイム営業しかしていないようだ。
加えて、レストランと呼ぶには、ちょっとメニューが少ないような気もした。
足湯もそうだが、「道の駅 湯の川」のホームページには営業時間の記載がない。
旅人にはけっこう重要なポイントだけに、早く気づいてくれるといいけどね。
「道の駅 湯の川」の車中泊好適度
「道の駅 湯の川」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横に設置

なお、かつては駅舎の外に可燃物のゴミ箱が置かれていたが、現在は見当たらない。
ここも「道の駅 大社ご縁広場」と同じで、以前は置いてあったが現在は撤廃されているのだが、「指定管理者が変わったので…」で納得する利用客はいないだろう。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

四季荘
道の駅から約1.8キロ
☎0853-72-6525
おとな700円
朝:6時~9時
日中:10時~21時30分(終了)
不定休
※宿泊施設なので、利用前に電話で当日の入浴が可能かどうか確認を。
なお、日帰り温泉施設の「ひかわ美人の湯」は、2026年3月30日から、当面の間休館になっている。
また「元湯 湯の川」の日帰り利用時間は、11時~15時30分(最終受付15時)で、料金は900円。
コンビニ
ローソンまで約500メートル
スーパーマーケット
「PLANT 斐川店」まで約700メートル
「道の駅 湯の川」のアクセスマップ
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