25年のキャリアを誇る車中泊旅行家が、松江にある「宍道湖夕日スポット とるぱ」の駐車場及び車中泊事情を詳しく紹介しています。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
宍道湖の夕陽は、車中泊ならではのコンテンツ。

宍道湖夕日スポット とるぱ DATA
宍道湖夕日スポット とるぱ
〒690-0049
島根県松江市袖師町
現地☎なし
問い合わせ先
0852-27-5843 (松江市観光協会)
24時間散策自由
無料駐車場あり(21台)
「宍道湖夕日スポット とるぱ」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.06.22
2011.07.29
2013.02.23
2015.05.08
2018.03.17
「宍道湖夕日スポット とるぱ」での現地調査は2018年3月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年4月に更新しています。
宍道湖夕日スポット とるぱ 撮影&駐車場・車中泊ガイド

宍道湖の概要

「宍道(しんじ)湖」は島根半島にある風光明媚な湖だ。

出典:島根県
面積は約79㎢で、大きさとしては全国で7番目だが、東の中海とつながっていて、さらにその先で日本海へと通じているため、川の水(淡水)と海の水(海水)が混ざり合う独特の環境を有している。

そのため魚介類が豊富で、昔からこの汽水湖で獲れる、スズキ・モロゲエビ・ウナギ・アマサギ・シラウオ・コイ・シジミの7つの代表的な品目は、「宍道湖七珍(しんじこしっちん)」と呼ばれてきた。

とりわけ粒の大きな「しじみ」は有名で、NHKの朝ドラ「ばけばけ」でも、自慢のしじみが入った味噌汁が、主人公「おとき」の大好物としてよく登場していた。

出典:NHK
その「ばけばけ」のクライマックスに登場したのが、夕陽に染まる「宍道湖」だ。
今の「宍道湖」は、松江周辺がコンクリートで護岸されているため、ほとんどのロケは琵琶湖で行われたようだが、このシーンだけは現地で撮影されている。

ということで、
その『宍道湖の夕陽』を安全に眺めるために、2007年に作られた「宍道湖夕日スポット とるぱ」を、これから詳しく紹介していこう。
「宍道湖夕日スポット とるぱ」のロケーション

出典:読売新聞
「宍道湖夕日スポット とるぱ」は、「日本の夕陽100選」に選定されている「宍道湖」の夕日を楽しむために、国道9号沿いの湖岸およそ300メートルを、遊歩道として整備した展望スポットだ。

「嫁ヶ島」の正面に整備されたテラスには東屋とベンチが置かれ、そのまま隣接する「岸公園」と「県立美術館」まで歩いて行くことができる。
宍道湖の夕陽 撮影ガイド

「嫁ヶ島」に風情を添える30本ほどの松は、昔はもっと少なかったが、昭和の初めに松江出身の総理大臣「若槻禮次郎(わかつき れいじろう)」が苗木を寄贈し、今のように賑やかになったという。
「小泉八雲」も、このあたりの「宍道湖」の景観がお気に入りだったそうだが、彼の在命中にはこれだけの数の松がなく、もしかするとそのせいで、上のドラマのシーンでは「嫁ヶ島」を外しているのかもしれない(笑)。
NHKのこだわりには、そのくらいすごいものがあるが、「ばけばけ」を見ていた方は、こちらの記事もおもしろいと思うので、のちほどどうぞ。
ちなみに、このようにテラスから「嫁ヶ島」の向こうに日が沈む光景が撮れるのは、春分・秋分の日の頃になる。

いっぽう写真でよく見る「袖師地蔵(そでしじぞう)」のある撮影ポイントは、「岸公園」との間にある。

季節によって陽が沈む方角が変わるため、アングルは太陽を見ながら探すことになると思うが、2体のお地蔵さんを取り込める冬場には、また雰囲気の違う写真が撮れる。
なお日没時間などの詳しい情報は、下の宍道湖の夕日に関する詳細をまとめた「松江宍道湖夕日情報」で確認を。
駐車場&車中泊事情

「宍道湖夕日スポット とるぱ」には、国道を挟んだ山側に無料の駐車場があるが、20台ほどのキャパしかなく、週末は夕方前に満車になることが多い。
国道9号線に「とるぱ」の表示が出ているので、見落とさないよう気をつけよう。
国道には中央分離帯があるので、駐車場の入口を通り超すと簡単には戻れない。

駐車場からテラスへは、地下道でアクセスできるが、エレベーターが用意されており、バリアフリーになっている。
なお駐車場横に公衆トイレがあるが、駐車場の利用時間は10時~21時までとなっており、夜間は出入りができないようだ。
代わりに「宍道湖夕日スポット とるぱ」の近くには、3件の道の駅がある。

もっとも近いのは、約12キロ・20分ほどのところにある「道の駅 秋鹿なぎさ公園」で、ここには行く途中にきれいでリーズナブルな温泉銭湯があるほか、場内にも温水シャワーがある。
次に近いのは約13キロ・30分ほどの「道の駅 本庄」だが、ここは敷地内に「ファミリーマート」があるのは助かるが、日帰り温泉やスーパーマーケットには遠い。

最後の「道の駅 湯の川」は、550円の「松江道路」を走って約22キロ・25分と一番遠いところに位置しているのだが、『日本三美人の湯』に数えられている「湯の川温泉」の入口にあり、駐車場も広く、コンビニとスーパーマーケットにも近い。
もし翌日「出雲大社」に行くのであれば、ここがお勧めだ。
「宍道湖夕日スポット とるぱ」のアクセスマップ
車中泊で旅する松江
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
この記事がよく読まれています。


























