25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、福島県の浜通りにある6つの道の駅の車中泊好適度に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
福島県の浜通りにある道の駅で、東北をめぐる車中泊旅行者にいちばんお勧めなのは「道の駅 南相馬」。

福島県「浜通り」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.11.19
2016.09.07
2025.05.28
※「浜通り」での現地調査は、2025年5月が最新です。
福島県「浜通り」にある道の駅の、車中泊好適度比較

評価の基準は”旅の宿”としての適正

何年も車中泊をしていれば誰でも気づくことだと思うが、道の駅で車中泊をしている人は、大きく2つのタイプに分類される。
ひとつは筆者のように、旅そのものを目的にクルマで全国各地をまわり、宿泊手段として「車中泊」を用いている人。
つまり日が暮れる頃に到着して、明るくなれば次の旅先に向けて出発する、国交省や道の駅が近年よく云う「仮眠」の範疇に入る利用者だ。
ビジネスホテルのように素泊まりできればいいので、道の駅の物販飲食施設が閉まっていてもかまわないが、そのぶん「道路休憩施設」としてのクオリティーにはシビアな目を向ける。

もうひとつは、道の駅が旅先と宿泊場所を兼ねている人。
ブロガーやYouTuberの多くがこちらに分類されると思うが、かれらは道の駅のグルメやアミューズメントに関心があり、情報発信するしないにかかわらず、それを楽しむために各地の道の駅を泊まり歩いている。
このように同じ道の駅での車中泊と云っても、求めていることが大きく違えば、評価が変わるのは当然で、まずはそのことをご理解いただき、この先を読み進めていただきたい。
浜通りとは

出典:ふくしまの旅
ここから本論になるが、福島県の「浜通り」とは、太平洋に面した福島県東部地方の通称で、ひとつのストリートのことではない。

わかりやすいよう道の駅で云うと、「浜通り」は「いわき市」にある「道の駅 いわき・らら・ミュウ」から、「相馬市」の「道の駅 そうま」に至る、南北約100キロのエリアで、その間に4件、都合6件の道の駅が点在している。
100キロの間に適度に休憩施設が用意されているのはありがたいが、高速道路の場合は、それがサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)に区別され、ある程度規模が想像できるようになっている。
しかし道の駅は、『実際に行って見るまでわからない』。

特に近年は、総合公園や遊園地、また大規模な商業施設と一体化しているなど、多種多様化が著しく、当初の理念がぼやけて旅行者を惑わせているのが実情だ。
時間があれば、全部に立ち寄って見るのもいいと思うが、遠方から東北地方を訪れる車中泊の旅人は、最低でも10日間近いロードトリップになるため、行きたい観光地とリンクした車中泊スポットを、あらかじめ決めておきたいと思っている。
ポイントは「いわき」

その際の鍵を握るのは、「浜通り」の南の玄関にあたる「いわき」だろう。
「いわき」には「湯本温泉」と「小名浜」の2つの観光地があり、特に「湯本温泉」にある、映画「フラガール」の舞台となった「スパリゾートハワイアンズ」に行くか行かないかで、滞在時間は大きく変わる。

夜の8時30分から開演される「ポリネシアン・グランドステージ」は、そのハイライトと呼べる演目が、映画「フラガール」で「松雪泰子」と「蒼井優」が情熱的に舞った「タネイムア」というタヒチのフラだ。
そう聞いて、無関心ではいられなくなった人には、最寄りとなる「道の駅 いわき・ら・ら・ミュウ」での車中泊がベストチョイスになる。

いっぽう、「スパリゾートハワイアンズ」には寄らず、水族館の「アクアマリンふくしま」と「道の駅 いわき・ら・ら・ミュウ」がある「小名浜」を観光して「仙台」方面に向かいたい人には、「いわき」と「仙台」のほぼ中間地点にあって、近くにコインランドリーと温浴施設が揃う「道の駅 南相馬」が、間違いなくベストといえる車中泊スポットだと思う。
浜通りにある、すべての道の駅の詳細レポート

最後は時間に余裕がある人のために、筆者がまとめた浜通りにある6件すべての道の駅の詳細レポートを、南から順番にご紹介。
ここまでご覧いただければ、きっとアタマの中がよく整理できると思う。
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