25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 奥大山」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
可燃ゴミの回収が有料化になった「道の駅 奥大山」

「道の駅 奥大山」 DATA
道の駅 奥大山
〒689-4431
鳥取県日野郡江府町佐川908-3
☎0859-75-3648
営業時間
直売所 8時30分~17時30分
年末年始と棚卸日のみ休業
「道の駅 奥大山」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第43回
登録日/2015年4月15日
「道の駅 奥大山」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2016.07.20
2020.03.22
2023.07.17
※「道の駅 奥大山」での現地調査は2023年7月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年2月に更新しています。
道の駅 奥大山【目次】

「道の駅 奥大山」のロケーション

2015年4月にオープンした「道の駅 奥大山」は、米子自動車道・江府インターの181号線出入口の正面にある。

「奥大山」といえば、筆者が若い頃はスキー場で有名だったが、今ではすっかり天然水がその代名詞になっている(笑)。
そのきっかけとなったのが、宇多田ヒカルのこのCM。
さすがに南アルプスには敵わないが、映像には地元が驚くほどの自然が描かれており、心を揺さぶられた人は多いと思う。
おかげで「奥大山の天然水」は、日本の隅々まで染み渡ったに違いない(笑)。

そしてこちらが、さきほどのCMに登場する「木谷沢渓流」で、今では奥大山のちょっとした観光名所になっている。
筆者の家内は島根県の出雲の出身だが、子どもたちが幼い頃は、まだ米子自動車道が全線開通しておらず、当時は勝山から江府まで国道を走って帰省していた。

そのついでに、よくこのあたりでよく道草をしていたこともあり、サントリーが製品化する遥か以前から、その美味しい水を味わってきた。
そんな奥大山を含む”大山山頂エリア”には、他にも数多の見どころがある。
しかし、その中心には「県立大山駐車場」という優れた車中泊スポットが存在しており、大半の旅行者はそこを観光のベースに利用している。
「道の駅 奥大山」は、「県立大山駐車場」に比べるとメインの観光ルートから外れているため、鳥取方面から大山に行く場合は前泊、逆に蒜山方面からなら大山観光後の車中泊地として検討するほうがいい。

「道の駅奥大山」から約10キロ・クルマで15分足らずのところには、日本最大級のフラワーパーク・「とっとり花回廊」と、国内最大級の弥生時代の集落「妻木晩田遺跡」を保存公開している「むきぱんだ史跡公園」がある。
「道の駅 奥大山」の施設

「道の駅 奥大山」は、ご覧のように線路と国道に挟まれているが、路面はフラットで、道も寝る頃には静かになるので、特に音が気になることはなかった。

レイアウトは横長で「ウナギの寝床」になっているが、小型車用の駐車場側にトイレと情報コーナーがあるのはありがたい。

もちろん新しい道の駅なので、トイレにはウォシュレットが完備している。

鳥取方面からは大山の玄関口にあたるため、情報コーナーにはしっかり周辺観光地のパンフレットが揃えてある。

いっぽうこちらは駅舎を挟んだ反対側に用意された、大型車用の駐車スペースがある駐車場だが、満車でもないかぎり、あえてこちらを選ぶ必要はないだろう。

今度は物販だが、物産館の品揃えには驚いた。「ぶなの森マルシェ」の名前も伊達じゃない(笑)。

ここでは、自慢の天然水が無料で飲める。

ぼけんといて茶?
思わず手が出そうになる、中高年殺しのネーミングに拍手!(大笑)。

こちらは、お食事処「なないろ樫」の店内で、人気メニューは、大山おこわと大山どりの唐揚げがセットになった「おこから定食」1,500円とのこと。
ただし営業時間は、11時から14時のランチタイムのみ。

だが名物は、テイクアウトでも食べられる(笑)。

また喫茶・ソフトクリームは、9時30分から17時まで営業している。

最後は、農家の朝どれ野菜や季節の山菜が並ぶ「直売所 みちくさ館」。

できることならこれは買って帰りたかった。都会人はこういうのに弱い(笑)。
総括として、「道の駅 奥大山」は規模は小さいものの、駐車場・情報コーナー・物販施設ともにそれなりで、バランスがよく取れた道の駅だと感じた。
もう少し立地に恵まれていれば、客数は相当違うと思う。
「道の駅 奥大山」の車中泊好適度
「道の駅 奥大山」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:有料
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置

2023年7月…
かつて可燃ゴミを回収してくれていた「道の駅 奥大山」に”異変”が起きていた。

ご相談とは、言い換えると有料化(笑)。

ただ筆者がこの写真を撮影した2023年7月以降に、「道の駅 奥大山」を訪れた人のレポートには、このことは触れられていない。
ということは、もう有料化をやめて正常に戻したか、そのブロガーが見落としているかどちらかになるのだが、2026年2月時点での真相は分からない。
ただ、仮に迷惑行為によって、心身ともに疲れていたとしても…
北海道では既に、ゴミ回収の有料化が”なし崩し”的に進行しつつある中で、こういう前例を、これ以上広げることになるのは断固反対だ。
理由は回収料金がどうのこうではなく、後述している通り、道の駅における可燃ゴミの有料化が、事業ゴミについて規定している国の法律に抵触すると考えられるからだ。
有料化するならするで、先に法律を整備し直し、日本中の道の駅で同時に統一して行うべきなのは当たり前。
「車中泊の禁止」と同様、いち道の駅の駅長判断で、できることとできないことがあるし、それがどういう波及効果を生むのかが考え及ばない人には、その資格すらないはずだ。
あそこはよくて、ここは駄目。
じゃあ、捨てられるところに行って捨ててしまおう。
これでは、頑張ってゴミを回収している道の駅が「バカ」をみるだけだ。
そんなやり方が、今の日本で許されていいわけがない。マナー違反・マナー違反と騒いでいる「道の駅のマナー」を強く問いたいものだ。
少なくとも現時点では、ゴミの回収は道の駅の「企業努力」の範疇にある。
だって、これだけの道の駅ができているのだから!

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 奥大山」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
岸本温泉ゆうあいパル
道の駅から約14キロ・20分
☎0859-68-5526
おとな630円(入浴のみ)
10時~21時(受付最終20時30分)
水曜定休
コンビニ
ローソンまで約1キロ
スーパーマーケット
「まるごう溝口店」まで約8キロ
「道の駅 奥大山」のアクセスマップ
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