「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
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温泉旅行はレジャー(行楽)、温泉めぐりはホビー(趣味)
「両者を混同している」というより、その違いを考えたことなどない人が大半ではないだろうか…
だが、「温泉旅行」と「温泉めぐり」は分けて考えるほうがいい。なぜなら、両者は楽しみ方がまったく違う。
「温泉旅行」を楽しんでいる日本人の大半は、意識するしないにかかわらず、その場に「情緒」を期待している。特に心身の癒しを求めて出かける人ほどその傾向は顕著だ。
たとえば、もうもうと湯煙をあげる湯畑と、そこから漂う硫黄の匂い。あるいは店先でまんじゅうを蒸す土産屋、さらには浴衣に下駄履きで宿と外湯を行き来するお客の姿など…
そういう場面を目にすることで、「ああ、温泉地に来たな~」という脱日常感を味わうのが、いわゆる温泉旅行というものだ。
また時には、その地にまつわるエピソードに思いを馳せることもある。
たとえば坂本龍馬が妻のお龍を伴い、京の寺田屋で負った傷の湯治に訪れた霧島の「塩浸温泉」に行けば、いずれ訪れる運命の日を察していたかのごとく、ふたりが短い至福のひとときを過ごした場所へも足を運んでみたくなる。
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いっぽう本来の温泉めぐりを楽しんでいる人間は、もっと純粋で、視線は「温泉」そのものだけに向けられている。
もし「温泉分析書」に書かれた数値に対し、実湯した際の肌触りに違和感を覚えれば、自前のpH計で実測するのは当たり前(笑)。
むしろそこまでやるからこそ、本気の趣味人としてのリスペクトに値する。
ただし彼等は我々と違い、その地にある名勝や名物には関心が薄いようだ。
情緒に浸る時間があるなら、「目指せ!次の名湯」。
どんなに世界が注目しようが、サルしか入らない温泉に足を運ぶようなことはしないだろう(笑)。
なお、類似の話を「名城&寺社仏閣クルマ旅ガイド 執筆秘話」に記載しているが、そこでは以下の記事を紹介しているので、あわせてご覧いただきたい。
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