「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。

泉温32℃の源泉は、花王のバブの実に12倍分に相当する炭酸量
さすがは大正6年(1917年)創業の老舗「大丸旅館」の外湯だけあって、外観のデザインからインテリア、またサービスにおいても、他の公共温泉とはひと味違う垢抜けた印象を与えてくれる。
にもかかわらず、レトロな長湯温泉の景観に妙に溶け込んでいるのだから、いっそう興味がそそられる。
フロントで手渡される「ご案内」
ソツのないオペレーションで、お客を必要以上に待たせないのも立派なサービスのひとつだ。
また普通の温泉であれば、この料金ならボディーソープとシャンプー・リンスは置かれているが、ラムネ温泉館ではあえて置いていない。
その点についても、ここに理由がきちんと書かれている。
炭酸泉は体に温泉成分を付けたままの方が効果があるので、シャワーや石鹸を使わないのが理想だという。
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さて。肝心のお風呂は、男女別の内風呂と露天風呂、そして九州らしく3つの家族風呂が揃っている。
内風呂には長湯温泉のポピュラーな緑褐色の重炭酸土類泉が注がれており、湯船には析出物が多量に付着している。
ただし温度が高いので、炭酸が抜けているのか、泡はほとんど付かず、ここはカラダを温めるためのお湯になる。
お勧めは露天風呂
ラムネ温泉館を有名にしたのは、露天風呂に張られた肌に炭酸の泡がまとわりつく単純炭酸泉だ。
泉温32℃の源泉には、花王のバブの実に12倍分に相当する炭酸が含まれているという。
ただ、筆者が訪れた時に、評判通りの泡付きが得られたのは、一番奥にあるこの吹き出し口の周辺だけだった。
運良く一等地が空き、それが体験できたのは嬉しかったが、この点においては、多くの体験者と同じく、七里田温泉のほうが遥かに上だと感じた。

電話:0974-75-2620
●入浴料:500円・家族風呂2000円(1回)
●営業時間:10:00~22:00(最終受付午後9:30家族湯受付午後9時)
●休業日: 定休日毎月第1水曜日(1月と5月は第2水曜日)
●泉質:高濃度炭酸泉

長湯温泉 車中泊旅行ガイド

詳しいのは大分県だけじゃないんです。
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