25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 豊前おこしかけ」の車中泊に関する記述です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 豊前おこしかけ」は利便性に優れているが、駐車場は傾斜があってトイレからも離れている

道の駅 豊前(ぶぜん)おこしかけ DATA
道の駅 豊前おこしかけ
〒828-0011
福岡県豊前市大字四郎丸1041-1
☎0979-84-0544
営業時間
8時~18時
観光案内所:9時~15時
屋台村:11時〜15時30分(店舗によって異なる)
「道の駅 豊前おこしかけ」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第14回
登録日/1998年4月17日
「道の駅 豊前おこしかけ」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2011.04.26
2019.02.12
※「道の駅 豊前おこしかけ」での現地調査は2019年2月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年3月に更新しています。
道の駅 豊前おこしかけ【目次】

「道の駅 豊前おこしかけ」のロケーション

「道の駅 豊前おこしかけ」は、国道10号で北九州から別府方面に南下する際に、一番最初に通る道の駅で、「道路利用者の休憩施設」としては恵まれた環境にある。
しかし2016年4月に、東九州自動車道の「椎田南インターチェンジ ~豊前インターチェンジ」間が開通したことにより、前年比で利用客数は42.5%、売上も39.9%激減したという。

立ち寄って休憩しやすいという、「道路利用者」にとっての利点が損なわれた以上、「道の駅 豊前おこしかけ」が失った集客力を取り戻すには、「物販」と「周辺観光」に力を注ぐしかない。
だが物販はともかく、公式サイトで紹介している周辺の観光スポットはマイナーで、特に本州からの旅行者に対するPRになっている感じはしなかった。
遠方から車中泊のクルマ旅で九州を訪れる人にとって、本来一番頼りにしたいのは公式サイトだ。
立ち寄る・立ち寄らない、泊まる・泊まらないは、ほぼそれで決まるわけで、その事実を理解していれば、掲載内容は大きく違ってくるだろう。
ところで…
駅名に使われている「おこしかけ」という言葉が、気になる人はいないだろうか?

出典:大宮八幡宮
地元の情報によると、今から約1800年前に、神がかった力を持って政治に関わったとされる「神功皇后(じんぐうこうごう)」が、豊前路巡幸の折に、近くにあった石に腰を下ろして休息をとったことが、「おこしかけ」の地名の由来になっているらしい。

その神功皇后を祀っているのは、「道の駅 豊前おこしかけ」から約30キロ、クルマで45分ほどのところにある「宇佐神宮」だ。
「宇佐神宮」と云えば、神功皇后よりも奈良時代に起きた道鏡事件(宇佐八幡宮神託事件)のほうで全国的に知られている。
さらに宇佐神宮に行く途中には、黒田官兵衛が築城した中津城もあり、旅行者のハートを掴む観光戦略を立てることは十分可能に思える。
問題はそのメジャーな観光資源が大分県という、縦割り行政の「枠外」にあることなのだろう(笑)。
「道の駅 豊前おこしかけ」の施設

こちらが「道の駅 豊前おこしかけ」のレイアウトだが、普通車の駐車場は大きく3ヶ所に分かれている。

ただ困ったことに、どこも傾斜があるうえに、通行量の多い車道を渡ってトイレに行く必要がある。
写真中央のキノコのような双子の建物が、「天然の光が入るテント屋根」が特徴と公式サイトに記された24時間トイレだ。
車中泊における問題はそれだけなので、傾斜やトイレまでの距離が苦にならない人には、可燃物のゴミ箱があって、徒歩圏内にコンビニがあり、日帰り温泉にも近い「道の駅 豊前おこしかけ」は、悪い車中泊スポットではないかもしれない。

「道の駅 豊前おこしかけ」の物販飲食は充実している。
物産館では、特産品のいちごやいちじくをはじめとする採れたての地場野菜と、ジビエや地酒、さらに弁当類も充実している。
また、豊前近海でとれた新鮮な魚介類を販売している、寺島漁協の漁師直売所も、毎朝8時から営業している。

こちらは6店舗で構成している「屋台村」。
手前の「あっちゃん亭」では、四季を通しての豊前海の活鱧を使用したメニューが食べられる。ただし営業時間は11時~15時30分(火曜定休)。
この「屋台村」が23時まで営業してくれると、間違いなく車中泊をする人の数は増えると思うけどね(笑)。
「道の駅 豊前おこしかけ」の車中泊好適度
「道の駅 豊前おこしかけ」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館外にあり。24時間利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:同上

九州では可燃物のゴミ箱がある道の駅が少ないので、これでもあるだけありがたい。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 豊前おこしかけ」の最寄りの温泉&周辺買い物施設

豊前温泉天狗の湯
道の駅から約3キロ・5分
☎0979-82-1094
大人500円
10時~22時・第3火曜定休
コンビニ
セブンイレブンまで約300メートル。
スーパーマーケット
「スーパーセンタートライアル豊前店」まで約700メートル。
「道の駅 豊前おこしかけ」のアクセスマップ
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