車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅 きなんせ岩美」の車中泊に関する情報です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
鳥取県の浦富海岸の近くにある「道の駅 きなんせ岩美」は、新鮮な魚介が食べ買いできるグルメな道の駅。

「道の駅 きなんせ岩美」 DATA
道の駅 きなんせ岩美
〒681-0065
鳥取県岩美郡岩美町新井337-4
☎0857-73-5155
営業時間
9時~19時(店舗によって異なる)
1~2月は18時までの営業
元旦のみ休館
「道の駅 きなんせ岩美」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第43回
登録日/2015年4月15日
「道の駅 きなんせ岩美」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2016.03.21
2016.07.19
2022.05.03
2025.08.17
※「道の駅 きなんせ岩美」での現地調査は2025年8月が最新です。
道の駅 きなんせ岩美【目次】

「道の駅 きなんせ岩美」のロケーション

2015年にオープンした「道の駅 きなんせ岩美」は、鳥取県の岩美町にある国道9号の道の駅。
「きなんせ」とは、鳥取の方言で「来てください」の意味を持つ。

兵庫県との県境近くに位置しており、湯村温泉に近い「道の駅 浜坂の郷」とは約20キロしか離れていないが、その間には風光明媚な浦富海岸がある。

丹後半島から但馬を経て、鳥取砂丘に至る日本海沿いは、夏は海水浴場、冬はカニの産地として、昔から京阪神の人間には馴染みの深いエリアで、近年はそこを「山陰海岸ジオーパーク」と名付け、観光地としてもPRしている。
おかげ訪れる人が増え、それに呼応するように道の駅も新設されているが、「道の駅 きなんせ岩美」は、他とは段違いの施設充実度と利便性を備えている。
「道の駅 きなんせ岩美」の設備

「道の駅 きなんせ岩美」の両側には、100円ショップ・ドラッグストア・ガソリンスタンド・スーパーマーケットにラーメン店と、車中泊の旅に必要な商業施設が揃っている。
そして敷地の中に、いちばん重宝するコンビニもある(営業時間は6時~23時)。

出典:道の駅 きなんせ岩美
こちらは駅舎の中のレイアウト図だ。

ありがたいのは写真右手の情報発信コーナーで、24時間利用できる。
左はテイクアウトショップの「ベイフル」で、営業時間は10時~17時となっている。

なお鳥取市内の大型観光市場「かろいち」にも店を持つ、レストラン『天然海水いけす「海陽亭」』では、名物の「白いか」を、旬の季節は活きたまま生け簀からすくい上げ、素早く姿造りにして食べさせてくれる。
鮮度の高い刺し身は、透明でコリコリしており、甘みが強く濃厚な味がする。
有名なのは佐賀県の呼子だが、食べるならまだ鳥取のほうが多少は安いと思う。
営業時間は①10時30分~15時(LO/14時30分) ②17時~21時(LO/20時30分)・水曜定休で、夕食時にも使える。

ちなみに「白いか」は、ケンサキイカのこと。初夏から晩秋にかけて、「漁り火」を灯す船で一本釣りされるため、ご覧のようになかなかの高値だ。
さらにそれとは別に、軽食コーナーの「いわみのおばちゃん家」があり、そちらでは日替わりランチやカレー、ハンバーガーも食べられる。

さて。
「道の駅 きなんせ岩美」の売店には、野菜も精肉も売っているが、何といってもこの鮮魚売り場が一番楽しい。

「マルワ水産」は浜坂にもあり、筆者は但馬に来れば必ず立ち寄るのだが、3~5月には珍しい「生ホタルイカ」が、驚くほどリーズナブルに手に入る。

「生ホタルイカ」は、生ワカメと一緒にしゃぶしゃぶで食べるのがお勧めだ。

また「マルワ水産」は地魚の刺身も安く手に入るので、先にここをチェックしてから隣の「フィッシュライフいわみ」へ足を運ぶほうがいいと思う。

最後は駐車場について。

まず24時間トイレは、コンビニと駅舎を挟んだ反対側のスーパー寄りにある。

もちろん中はウォシュレット付きだ。
路面は平坦で車中泊に支障はないのだが、「道の駅 きなんせ岩美」の最大の難点は大型車との距離にある。

サービスエリアでも、ここまで近いところは少ないのでは?
しかも、ここにはコンビニがあるので、夜間もトラックの利用率は高そうだ。

ただ、ガソリンスタンドの裏に❷の第二駐車場があるので、❶の右端にある24時間トイレからはずいぶん遠くなるものの、車中泊にはそこのほうがいいだろう。
とはいえ、これだけのロケーションと設備に恵まれていることを考えれば、特に夏場は夜間も満車に近くなることは容易に想像できる。
ハイシーズンはもう少し西に進み、海から外れた「道の駅 西いなば気楽里」を目指すほうがいいかもしれない。
「道の駅 きなんせ岩美」の車中泊好適度
「道の駅 きなんせ岩美」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり、営業時間中に利用可能
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横に設置


近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 きなんせ岩美」の最寄りの温泉&周辺買い物施設

岩井温泉 ゆかむり温泉
道の駅から約4キロ・クルマで10分足らず
大人380円
6時~22時・無休
コンビニ
敷地内にローソンがある。

スーパーマーケット
「フィッシュライフいわみ」が隣接している。
「道の駅 きなんせ岩美」のアクセスマップ
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