25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 大山恵みの里」の車中泊に関する情報です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「道の駅 大山・恵みの里」は、大山観光時より山陰道のパーキングエリアとして利用すべき道の駅

「道の駅 大山恵みの里」 DATA
道の駅 大山恵みの里
〒689-3212
鳥取県西伯郡大山町名和919-12
☎0859-54-6030
営業時間
9時~18時
※冬季(12月から2月)は ~17時まで
無休(12月31日・元日のみ休業)
「道の駅 大山・恵みの里」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回 /第30回
登録日/2009年3月12日
2022年6月 店舗をリニューアル
「道の駅 大山恵みの里」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.08.25
2016.03.21
2016.07.20
2022.05.26
2023.07.14
「道の駅 大山恵みの里」での現地調査は2023年7月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年2月に更新しています。
道の駅 大山・恵みの里【目次】

「道の駅 大山・恵みの里」のロケーション

名峰「大山(だいせん)」を臨む名和町に位置する「道の駅 大山恵みの里」は、山陰道「名和インター」を下りてスグのところにある。

このマップを見ると「道の駅 大山恵みの里」は、日本海側から大山にアプローチする際の『最寄りの道の駅』に見えるのだが、筆者の経験から云うと、山というのは距離よりも、走りやすい道を通ってアプローチするほうがいい。
すなわち「大山」には、一般国道・高速道路ともに「米子」から行くのがお勧めだ。

「大山」には、岡山県の「蒜山高原」から山頂エリアに入り、そこから鳥取県の「米子」を経由して「境港」へと至る、「大山パークウェイ」と呼ばれる観光ルートがあり、そこを走れば、自ずと見どころを辿って旅をすることができる。
ってことは、「道の駅 大山恵みの里」は大山観光には使えないということ?

そこまでは云わないが、
この道の駅は大山観光の拠点よりも、現在も延伸工事が続く「山陰道」のパーキングエリアとしての色彩が強い。
それもあって、2015年にはもっと大山の山頂エリアに近い場所に、「道の駅 奥大山」がオープンしている。
というわけで、大山観光が目的の人には、まだその「道の駅 奥大山」で車中泊をするほうがいいと思う。
ただ、それ以上にいいのは「県立大山駐車場」だ。
また「山陰道」で移動する途中に「旅の宿」として利用するなら、物販飲食設備の整った「道の駅 琴の浦」をお勧めする。
「道の駅 大山・恵みの里」の施設

「道の駅 大山恵みの里」は2段構造になっており、上段に駅舎と駐車場①、下段に駐車場②があり、それぞれにトイレが用意されている。
いずれも地面はフラットで、車中泊に支障はない。

こちらが駐車場①。
初めて来た人には、駐車場②を通り越さないと、ここがあることさえ分からないので空いている(笑)。
しかも大型車は来ないので、夜半にエンジン音に苛まれる心配はない。

こちらが駐車場①の24時間トイレ。
しかし鳥取県民は、どれだけ自動販売機でコーヒーを買って飲むんだろうね(笑)。

トイレの中は、きっちりウォシュレットに改修されていた。

いっぽうこちらが駐車場②。
察するに…
後からできたために②と名がついているだけで、実態は山陰道の入口に近い、こちらがメインの駐車場になっているのだろう。
ちなみに「道の駅 大山恵みの里」の前の山陰道は無料区間だ。
ゆえにトラックの利用は少なくないのだが、この近さだと3台もくれば、夜中はけっこう音が気になると思う。

こちらが24時間トイレ。

もちろん中はウォシュレットだ。

さて。
前述したように、「道の駅 大山恵みの里」は2段構造になっていて、駅舎に当たる「観光交流センター」(右)と「情報提供施設」(左)は、駐車場②の階段を登った上にある。
それにしても…
こちらにも、空き缶・ペットボトルのゴミ箱が多いね~(笑)。

「観光交流センター」の中には、売店と食堂、そしてレジを兼ねたインフォメーションカウンターがある。

売店には多少野菜類もあるが、加工品と土産品が中心。
ちなみに大山は、「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」というテーマで「日本遺産」に認定されているのだが、内容がいまひとつ分かりにくく、さほど観光には寄与していないみたいで、早くも”形骸化”しつつある。

気になったのは、この「情報コーナー」。
これは下の「情報提供施設」とも関係するが、道の駅としては”店番”と”コンシェルジュ”を、ひとりで兼任できるこのカタチが人員配置の上では理想だろうが、利用者はこうなると、ここに観光案内を求めに来る。
そうなると「情報提供施設」はどうなる?

その「情報提供施設」の外観。

中には周辺のパンフレットが置かれているものの、実態は無料の休憩室。
こうなるのは当然で、ここは映像とパネル展示を駆使した「日本遺産」の紹介コーナーにするか、もっと明快で使いやすい休憩室に割り切ってしまうほうがいい。
もしかすると、出来た当時は「日本遺産」をPRしていたのかもしれないが、筆者が写真を撮っていないくらいだから、全然目立っていなかったに違いない(笑)。
総括すると、今の「道の駅 大山恵みの里」は、中途半端感が否めない。
逆にそれゆえ”車中泊の穴場”とも云えるのだが(笑)、コンセプトごと洗い直して、もっとサービスエリア的な魅力を付加するほうが、使い勝手は断然良くなる。
「道の駅 大山・恵みの里」の車中泊好適度
「道の駅 大山・恵みの里」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置

この道の駅では、おもしろい場面に遭遇した思い出がある。
朝、掃除に来ていたおばさんが、責任者らしき人にこう訴えていた。
『ゴミ箱がないから、生け垣やらあちこちにゴミを隠して捨てていく人が多くて、それを探すのが大変なんです。』
筆者は偶然そのやり取りを聞いてしまったのだが、それから3年経っても、この道の駅は何も変わっていない…

この写真を見て、「こんなところにまで、ゴミを捨てやがって!」と思うか、「これがあったおかげで、掃除のおばさんが広い場内からこのゴミ袋を探し出さすに済んだ」と思うのか…
云い換えればそれは、現場責任者が利用者と現場で働く人に、”寄り添える資質”を持ち合わせているのかどうかだ。
この資質の有無が、標準化されていないのが今の道の駅の責任者の実態だ。
こんなのサービス業界の企業なら、入社研修時に叩き込まれる話(笑)。
申し訳ないが、「道の駅の責任者」にはレベル格差がありすぎて、一概に信用する気にはなれない。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 大山・恵みの里」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
なかやま温泉 ゆーゆー倶楽部
道の駅から約9キロ・10分
☎0858-49-3330
おとな500円(2026年4月から600円)
10時〜21時
第2月曜定休
コンビニ
ローソンまで約3キロ
スーパーマーケット
約1.5キロのところに「Aコープ名和店」がある
「道の駅 大山・恵みの里」のアクセスマップ
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