「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
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クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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静かな車中泊を望む人にはそぐわない。
追坂と書いて「おっさか」と読む。
「道の駅マキノ追坂峠」は、滋賀県の大津と福井県の敦賀を結ぶ主要幹線・国道161号沿いあるが、実はこの道は大阪方面から敦賀に向かう最短ルートで、長距離トラックの通行量が多いことで知られている。
それを象徴しているのがこの道の駅のレイアウト。通常なら大型車と小型車のスペースが反対になる。
普通車の駐車場は売店とトイレの近くに用意されており、利便性は図られているのだが、残念なことに全体的に傾斜している。「車中泊利用」という想定がなければ、これでいいのだろう(笑)。
また「道路利用者の休憩施設」という観点に立てば、この道沿いにあるのは妥当だと思うが、何も峠の坂の途中でなくてもいい(笑)。
こうなると、当然ながら夜はアイドリングの大合唱で、サービスエリアなみの喧しさが想定されるうえに、前はきつい峠の坂道。走るクルマのエンジン音が高速道路よりも大きくなるのは当然だ。
加えてマキノは、スキー場があるほど冬は雪に恵まれる。
すなわちスタッドレスタイヤを履いていなければ、冬の朝にはアイスバーンになりやすいロケーションで、雪とは縁遠い京阪神からコハクチョウやオオワシを目当てに訪れる旅人には、とてもじゃないが勧められない。
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ただし売店は農業エリアだけあって、野菜が充実。
小さいながら食堂もあり、パンフレットもしっかり揃えている。
ゴミ箱もきちんと設置。
環境が良くない分をスタッフの努力で補っている感じだ。車中泊には適さないが、買物や休憩に立ち寄ってみるのはいいと思う。
マキノ追坂峠 オフィシャルサイト
【最寄の入浴施設】
マキノ高原温泉さらさ クルマで約10分。
温泉としては、「奥琵琶湖・マキノ白谷温泉 八王子荘」のほうがお勧めだが、残念にも2019年5月時点では「休館中」。実質的には経営破綻しており、新たな経営者が決まるまでは再開されそうにない。
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マキノ高原
マキノは高原と湖水浴場を有し、年間80万人を越える観光客を集める琵琶湖屈指のリゾート地だ。そのランドマークがこのストリート。見たことがある人も多いだろう。
ゆえに、このメタセコイア並木道沿いに道の駅ができると思っていた。
「観光的見地」だけでなく、敷地の広さや地形の平坦さから見ても、ここに道の駅ができても何らおかしくはない。
近くにはスキー場も温泉もあり、おそらくマキノ高原の全国的な知名度も飛躍的に高まっていたと思う。
ただ、この通り沿いにある無料の車中泊スポットを、筆者は昔から知っている。
【湖西のベスト車中泊スポット】マキノピックランド 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック!2022年11月更新
【2022年11月更新】クルマ旅のプロがまとめた、滋賀県マキノ町にある無料の車中泊スポット「マキノピックランド」に関する記述です。
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