この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

終点の「葛籠(つづら)尾崎」からは、湖東と湖西の景色が同時に見られる
琵琶湖を高台から見渡せる道は、湖西なら「比叡山ドライブウェイ」もしくは「びわ湖バレイ」、また湖東では「伊吹山ドライブウェイ」があるのだが、いずれも通行料金がかかる。
特に伊吹山に至っては、普通車が往復で3090円もかかるのだから、琵琶湖の眺望は「高級品」だ(笑)。

だが湖北には、素晴らしい琵琶湖の景観が「無料」で見られる道がある。

「奥琵琶湖パークウェイ」は、滋賀県長浜市西浅井町岩熊から大浦まで続く全長約18kmのワインディング・ロードで、正確には滋賀県道512号葛籠尾崎塩津線と県道513号葛籠尾崎大浦線のこと。
かつては滋賀県道路公社の有料道路だったが、現在は無料開放されている。

頂上の「つづら尾展望台」には広い駐車場があり、そこからは海津大崎のある湖西側と、広々と開けた湖東側の異なる景観が楽しめる。
駐車場にはトイレと売店があるが、駐車場のゲートが夜20時から翌朝8時までは閉鎖されるので、車中泊はできない。
その奥琵琶湖パークウェイが一番美しい時期は、湖西側の沿道を約4000本の桜が飾る春だ。

途中からは琵琶湖屈指の桜の名所「海津大崎」も見える。

つづら尾崎から海津大崎へは、大浦で合流する県道557号を左折すれば道なりに行くことができるが、満開時には人が溢れて渋滞になるだけでなく、週末には通行規制も行われるので注意が必要だ。
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