25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」は、「鴨川シーワールド」に行く際の”前泊地”にお勧めしたい道の駅。

「道の駅 鴨川オーシャンパーク」 DATA
道の駅 鴨川オーシャンパーク
〒299-2865
千葉県鴨川市江見太夫崎22
☎04-7096-1911
直売所 9時~17時
無休
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第12回
登録日/1997年4月11日
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.06.30
2016.04.03
2021.02.25
2023.11.10
2026.02.18
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」での現地調査は2026年3月が最新です。
道の駅 鴨川オーシャンパーク

「道の駅 鴨川オーシャンパーク」のロケーション

国道128号沿いに古くからある「道の駅 鴨川オーシャンパーク」は、房総半島の先端にあたる「野島崎」と、「勝浦」の町のほぼ中間付近に位置している。

「鴨川」といえば、このオルカのパフォーマンスが見られる「鴨川シーワールド」が有名だが、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」はそこより約9キロ・20分ほど「野島崎」寄りにある。
2024年6月にリニューアルオープンした、「神戸須磨シーワールド(旧:神戸市立須磨海浜水族園)」をコンサルティングしている「鴨川シーワールド」では、他にも「エトピリカ」などの珍しい生き物が見られ、大人でも十分楽しめる筆者のお勧め水族園だ。
ただ、「勝浦」界隈の海辺には道の駅がないため、「野島崎」方面から「鴨川シーワールド」に行くのなら、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」で車中泊をした、翌朝一番の出立がベストだと思う。

いずれにしても、
外房の「白浜」から北は、ここを過ぎると一気に道の駅がなくなるので、旅行計画に応じて、内房の「館山」から「勝浦」間の、どこで車中泊をするのがいいかを、事前によく練っておくほうがいい。
そんなわけで、「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の手前にある「道の駅 和田浦 WA・O! 」の車中泊事情についても、合わせて軽く紹介することにした。
道の駅 和田浦 WA・O!

1997年にできた「道の駅 鴨川オーシャンパーク」に比べると、「道の駅 和田浦WA・O!」は2012年のオープンなので、『新しいぶん今風にできているだろう』というのは大きな間違いだった(笑)。

「道の駅 和田浦WA・O!」は「内房線」の線路に沿った長細いレイアウトで、真ん中に駅舎を挟んだ左右に3つの駐車場がある。
ただし❶は傾斜があって、❷は臨時駐車場で夜間は閉鎖、そして❸は24時間トイレからもっとも離れたところにある。

こちらが駅舎の前にある24時間トイレだが、中はウォシュレットにはなっているものの、規模は公衆トイレのレベルだ。

車中泊をするなら、コンビニに近いこの❸の駐車場になると思うが、ここは立ち寄るだけにとどめ、車中泊には「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の利用を勧めする。
道の駅和田浦WA・O!(ワオ)
〒299-2703
千葉県南房総市和田町仁我浦243
☎0470-47-3100
9時~17時30分
無休
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の施設

「道の駅 鴨川オーシャンパーク」は、「道の駅 和田浦WA・O!」から「九十九里浜」方面に6キロ・10分ほど離れた、国道128号沿いの分かりやすいところにある。
駐車場は至って平凡だが、少し離れたところに建つ駅舎は、まるで古代ローマ帝国のコロッセオのようで、明らかに他の道の駅とは様相が違っていた。

これが航空写真になるのだが、まず駐車場は❶から❸の3ヶ所に設けられている。

どこも路面はフラットで車中泊そのものに支障はないが、いちばん車中泊に適しているのは❶の駐車場だ。

ただ行けばすぐに分かるが、海に面した24時間トイレに近い”特等席”は、大型車用の区画になっている。ここにも普通車は停められるが、夜間は避けたほうがいいと思う。

普通車にとってベストなのは、このあたりだろう。

続いてこちらが❷の駐車場。
24時間トイレには比較的近いのだが、日中でも商用車が多く利用しており、夜間は大型車区画に入れなかったトラックが、ここで一夜を過ごしそうな感じがした。

駅舎の裏にある❸の駐車場は、❶❷の駐車場とは導入路が違っているため、ここに駐車場があることをあらかじめ知っていないと、まず気づかない。
そのため利用者の大半は地元の人のようで、夜間はガラガラだと思うが、24時間トイレまでは相当離れているため、車中泊に利用する人はまずいないと思う。

「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の24時間トイレと情報休憩室は、駐車場と駅舎を結ぶ「太鼓橋」の袂に設けられている。

トイレは2023年にはウォシュレットに改修されていた。

またここには、昔から変わらず可燃物のゴミ箱が置かれている。
これこそまさに、『房総半島でもやればできるじゃん!』という証だ(笑)。

さて。
この橋を渡ったところが「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の駅舎だが、橋の下には子どもたちのパラダイスが広がっている。

それがこの「千年磯」と名付けられた、人口の海水が流れる磯場だ。

ただ、さすがに老朽化は拭えず、2026年には海水汲み上げポンプが故障していた。

奇抜な駅舎は2階建てになっており、2階が休憩スペースとレストラン、1階が売店で、一部が吹き抜けになっている。

ただ店内もいささか古めかしく、購買意欲をさほどそそるものではなかった。

2階のレストランはまさに、一昔前の団体様御用達という感じ(笑)。
その詳しいメニューは、こちらでご覧いただけるが、近頃の「キラキラメニュー」を並べる道の駅より、筆者にはこちらのほうが親しめる。

海側から見た「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の駅舎。
ネットにはほとんど写真も出ていないので、初めて見る人も多いと思うが、総じて云うと、『この道の駅は、運営もしっかりしていてよくできている』。
ただ、「千年磯」も「売店・レストラン」も、云ってみれば「消費期限切れ」なだけで、それはリニューアルすれば解決できる問題だ。
調べたところ、2026年3月時点ではリニューアル計画は表に出ていないようだが、もしここを「道の駅 ローズマリー公園」を蘇生させた、コンサルティング企業の「株式会社TTC」が手掛ければ、”目の覚める”ような成果を有む可能性は高い。
立地、現在のレイアウト、運営(ただし2026年から指定管理者が変更になっている)といったポテンシャルを見れば、1分1秒でも早く、そうなることを期待したいしたくなる(笑)。
なお「株式会社TTC」の手腕は、この記事をご覧いただければよくわかる。
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」の車中泊好適度
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:あり
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横にあり、24時間利用可能


近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

潮騒リゾート鴨川
道の駅から約3キロ・5分
☎04-7092-1341
おとな
平日1000円・土日祝1300円
14時~21時 (受付最終20時30分)
コンビニ
セブンイレブンまで約4キロ
スーパーマーケット
「ベイシア鴨川店」まで約6キロ
「道の駅 鴨川オーシャンパーク」のアクセスマップ
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