25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、指宿温泉にある2軒の天然砂蒸し施設の情報です。
「クルマ旅のプロ」がお届けする、車中泊で訪ねた名湯レポート
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国の温泉地の車中泊事情や温泉情緒、観光、グルメにいたる魅力を再評価し、「車中泊旅行者の目線」から紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

~ここから本編が始まります。~
砂むし会館 「砂楽」と山川砂むし温泉「砂湯里」、どっちがお勧め?

「天然砂むし」目次
「天然砂むし」とは?

指宿では、「砂風呂」のことを「砂むし」と呼ぶ。
「砂風呂」は、温かい砂を首から下の全身に掛け、その温熱効果で体を温める一種の「サウナ」で、一般的な入浴の3倍近い発汗作用があるといわれている。
鹿児島大学医学部の学術調査により、美容だけでなく神経痛や関節痛、あるいは冷え性などへの有効性が実証された「砂風呂」は、若い女性よりもむしろ、中高年に適した入浴法と云えるだろう。

さて。
「指宿温泉」は地下を流れる天然温泉が、うまく海岸の砂を温めてくれる地形になっており、摺ケ浜海岸と伏目には、全国でも希少な「天然砂むし」が体験できる施設がある。
ちなみに別府温泉にも、「天然砂むし」が体験できる公共浴場があるのだが、こことはスケールがずいぶん違う。
「指宿温泉」に行くなら、ぜひそのどちらかに足を運んでいただきたい。
摺ケ浜海岸にある、砂むし会館 「砂楽」

指宿温泉の中心街に位置しており、ツアーや公共交通機関で訪れる観光客の大半は、こちらの「天然砂むし」を訪れている。

建物の裏側には摺ケ浜海岸が広がっている。もちろんビーチにも「砂むし場」はあるが、天候や海面水位の影響で使えない日も多いため、一画に全天候型の「砂むし場」が用意されている。

中はこういう感じ。
ちなみに、砂をかけてもらう時の秘訣は、低温やけどを避けるために、できるだけ直に素肌が砂に当たらないよう、浴衣で手足も覆うこと。
そうしないと、砂むしの目安とされる10分間は耐えられない。
なお、熱いと感じたら10分以内でも砂から出よう。貧乏人根性を出して頑張っても、ここでは誰も褒めてはくれない(笑)。
また「砂むし」の後は、シャワー完備の大浴場でちゃんとカラダを洗えるのでご心配なく。うちの家内はそれを気にしていたが、女性なら当然だろう。

気になるのは砂の衛生面だが、砂むし会館 「砂楽」では、区画を分けて定期的に80度以上の源泉で熱湯消毒を行っている。
砂むし会館 「砂楽」の詳細はこちらで。
なお、駐車場は少し離れた山手にある。

伏目にある、山川砂むし温泉「砂湯里」

システムは「砂楽」と大差がないのだが、こちらは指宿温泉の郊外にあるため、マイカーがないとアクセスしづらい。
しかし開聞岳を望む絶景のロケーションは、それを補って余りある。

また入口の横には蒸気蒸しができる「スメ」があり、温泉情緒も「砂湯里」のほうが遥かに勝る。料金が安いのもいいね。

砂むし温泉「砂湯里」
☎0993-35-2669
おとな1100円
8時30分~17時30分
受付最終16時30分
水曜定休
2024年12月5日にリニューアルオープン

出典:いぶすき観光ネット
2024年12月11日にリリースされた朝日新聞の記事から引用
2021年11月に、近くのコンクリートの法面(のりめん)が高さ30メートル、幅50メートルにわたって崩落し、土砂が砂むし場に流れ込んだため、休業を余儀なくされていた砂むし温泉「砂湯里」が、3年ぶりに営業を再開した。
法面の復旧工事に伴って両者をつなぐ連絡通路が新設され、歩いて行き来しやすくなっている。
また高台には新しい展望台も整備され、砂湯里のそばにあって絶景露天風呂で知られる市営施設「ヘルシーランド露天風呂『たまて箱温泉』」も、2025年度のリニューアルオープンに向けて大規模改修が進められているとのこと。
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