25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 マイントピア別子」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
道の駅での車中泊に不安を感じる方は、こちらをご覧になってみてください。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
「道の駅 マイントピア別子」は、別子銅山の見学を目的に出かけて◎。車中泊だけなら「道の駅小松オアシス」のほうが利便性はいい。

道の駅 マイントピア別子 DATA
道の駅 マイントピア別子
〒792-0846
愛媛県新居浜市立川町707-3
☎0897-43-1801
営業時間
9時~22時(施設によって異なる)
無休
「道の駅 マイントピア別子」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第1回
登録日/1993年4月22日
2016年にリニューアル
「道の駅 マイントピア別子」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2007年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.11.23
2018.05.09
2022.04.28
※「道の駅 マイントピア別子」での現地調査は2022年4月が最新で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年1月に作成しています。
道の駅 マイントピア別子【目次】

「道の駅 マイントピア別子」のロケーション

まず「道の駅 マイントピア別子」は、松山自動車道・新居浜ICから車で15分ほどのところにある。
淡路島または瀬戸大橋から四国に入り、道後温泉のある松山を目指す旅人には、その道中にあるので、”旅の宿”として使えるが、しまなみ海道からだと逆方面になる。

ただ瀬戸大橋からでも、単純に車中泊をするだけなら、日帰り温泉を併設する松山自動車道の「石鎚SA(石槌山ハイウェイオアシス・道の駅 小松オアシス)」のほうが利便性は高い。
云い替えると
「道の駅 マイントピア別子」には、車中泊以外の目的があって”わざわざ立ち寄ってみたいと思う人”にお勧めで、その目的がこちらになる。
別子銅山

江戸時代から昭和にかけて「別子」は、約65万トン(総産量・日本第2位)もの「銅」を産出する日本有数の銅山だった。

1973年(昭和48年)に閉山するまでの283年間にわたり、「別子銅山」の経営は一貫して「住友家」によって行われた。
「住友家」は銅の採掘だけでなく、関連事業を興すことで大きな発展を手にするのだが、「別子銅山」は文字通り、「住友」を日本を代表する巨大財閥へと導く「宝の山」となった。

出典:別子銅山記念館
300年近い歴史を持つ「別子銅山」は、拠点が広範囲にわたって点在しているが、ここでは簡単にその見どころを紹介しよう。
旧別子
「別子銅山」発祥の地で、最盛期には約12,000人が住む大規模な山岳都市だったというが、現在は住む人もなく、自然豊かな森林に戻っている。
東平(とうなる)

標高約750メートルの山中に位置し、1968年(昭和43年)まで鉱山街として栄え、最盛期には鉱山社員とその家族をあわせた約5,000人が暮らしていた。
今も現地には、第三通洞跡、選鉱場や貯鉱庫跡などが残っており、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる観光地(マイントピア別子東平ゾーン)になっている。

駐車場に加えて、「東平歴史資料館」や「マイン工房」が入場無料というのはありがたい。
端出場(はでば)

1930年(昭和5年)から1973年(昭和48年)の閉山まで、採鉱本部が置かれた下部鉱山鉄道の終着駅。

その跡地に、別子銅山の開坑300年を記念して造られたテーマパーク「マイントピア別子」の本館がある(マイントピア別子端出場ゾーン)。
つまり正確に云うと、「道の駅 マイントピア別子」は2ヶ所に大きく分かれた銅山跡のテーマパーク「マイントピア別子」の一部に過ぎない。
ゆえにここへ行くなら、「別子銅山」のランドマークとも呼べる「東平」まで、ぜひ足を伸ばしていただきたい。
「端出場」から「東平」までは約11キロしかないが、道中には狭いところがあるため、クルマでも30分ほどはかかる。
見学時間を入れると、「東平」だけで2時間半は見ておくほうがいいだろう。
「道の駅 マイントピア別子」の施設

「道の駅 マイントピア別子」の駐車場は、入口にあたる「端出場大橋」からの導入路を挟んだ左右にあるが、車中泊に適しているのは24時間トイレがある駅舎側だ。

24時間トイレは駅舎とはかなり離れた駐車場の端にある。夜になるとわかりにくいかもしれないので、明るいうちに場所を確認しておくほうがいいだろう。

中には2016年の改修時に、ウォシュレットが完備されたようだ。

ここが「道の駅 マイントピア別子」の正面玄関。

入って右側に各アトラクションのチケット売り場があり、温泉の入浴券もここで購入する。

奥に進むと、1階が売店、2階がレストランと屋外テラスに通じるエントランス、そして温泉は4階にある。

売店で目を引いたのは、当然ながら銅製品。おろし金が6600円するのには驚いたが、ここに「明石焼きのプレート」が並んでいたら、かなり心が揺れたかも(笑)。

筆者が取材で訪れた日は、レストラン「もりの風」で、”前人未踏”の大食いコンテストが行われていた。

屋外テラスへのエントランス前には、鉱山鉄道のホームがある。

その脇を抜けると、四季それぞれの花が楽しめる屋外ガーデンに出られる。
「道の駅 マイントピア別子」の車中泊好適度
「道の駅 マイントピア別子」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業時間中に利用可。
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置。

リニューアル前は、館外にあり24時間利用できたのだが…
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 マイントピア別子」の温泉&周辺の買い物施設
別子温泉・天空の湯
道の駅の4階
☎0897-74-1023
大人650円
平日:10時~22時(受付最終21時)
食堂は10時30分~21時(LO/20時30分)
コンビニ
ファミリーマートまで約3.5キロ。
スーパーマーケット
約4キロのところに「コープえひめ 山根店」がある。
「道の駅 マイントピア別子」のアクセスマップ
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