道の駅 ほうじょう 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック!

道の駅ほうじょう 車中泊
25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、2025年4月にリニューアルオープンした「道の駅 ほうじょう」の車中泊に関する情報です。

「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

車中泊

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

https://kurumatabi.net/michinoeki_top/
道の駅での車中泊に不安を感じる方は、こちらをご覧になってみてください。

道の駅での車中泊は、簡単に”禁止”できるものではなく、ルールを守れば原則OKが本筋。【現役のプロ車中泊旅行家が解説】
車中泊歴25年の車中泊旅行家が、2025年1月現在の「道の駅での車中泊が許されるルールと理由」を詳しく解説しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。


 

~ここから本編が始まります。~

リニューアルされた「道の駅ほうじょう」は、鳥取県の国道9号沿いにある道の駅の中のベスト車中泊スポット

道の駅ほうじょう

「道の駅 ほうじょう」 DATA

道の駅 ほうじょう
689-2102
鳥取県東伯郡北栄町国坂1525-92
☎0858-36-5588
営業時間
売店: 9時~17

定休日 記載なし

「道の駅 ほうじょう」の登録日

※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。

登録回/第3回
登録日/1993年11月24日

1993年11月に道の駅「北条公園」として登録され、その後、2023年に「道の駅ほうじょう」に改名後、2025年4月にリニューアルオープン

「道の駅 ほうじょう」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2010.11.06
2016.03.21
2022.05.03
2025.05.03
2025.09.13

※「道の駅 ほうじょう」での現地調査は2025年9月が最新です。

道の駅 ほうじょう【目次】

ねばりっこ

「道の駅 ほうじょう」の
ロケーション

「道の駅 ほうじょう」の施設

「道の駅 ほうじょう」の
車中泊好適度

「道の駅 ほうじょう」の
最寄りの温泉&買物施設

「道の駅 ほうじょう」の
アクセスマップ

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この厚みがあれば、普通車でもマットだけでシートの凹凸を吸収し、快適な寝心地が得られます。

 

「道の駅 ほうじょう」のロケーション

鳥取県中部で整備が進んでいる、山陰自動車道の一部となる「北条道路」の開通を見越し、老朽化していた「道の駅 北条公園」をリニューアルし、合わせて改称されたのが「道の駅ほうじょう」だ。

白壁土蔵群 倉吉

インターチェンジの近くにあたることから、「三朝温泉」や「はわい・東郷温泉」、さらには白壁土蔵群が国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、”かおり風景100選”や”美しい日本の歴史的風土100選”にも選ばれている「倉吉」を有する、鳥取県中部の新たな観光拠点になることが期待されている。

道の駅 北条公園

こちらが前身の「道の駅 北条公園」。

新たな駅名は公募で、「豊穣(ほうじょう)」の意味も込めて「北条」をひらがな表記したものだとか。

「道の駅 北条公園」は、立地は良かったものの、1993年に作られただけに老朽化が激しく、車中泊旅行者の多くは、周辺にある別の道の駅を利用していたと思う。

そもそもこのあたりは道の駅が過密状態で、「道の駅 北条公園」は”一人負け”状態にあったのだが、今回のリニューアルで形成は一気に逆転。

クルマ旅の視点からすれば、車中泊スポットは反対に「道の駅ほうじょう」の”一人勝ち”になりそうな感がある。

鳥取道

「中国自動車道」に直結する、無料の「鳥取道」ができ、さらにそこに同じく無料の「山陰自動車」がつながって以来、筆者は家内の実家がある島根県の出雲に帰省する際には、最短の「米子自動車道」を使わず、このルートを利用している。

京阪神からなら、「鳥取砂丘」から「境港」まで日本海側に面する主な観光地の近くを通るだけでなく、高速料金は「米子自動車道」ルートのほぼ半分で収まる。

また「山陰自動車」は丹後半島方面にも延伸しており、既に「城崎温泉」近くまで高速化が進んでいる。

それを考えると、今回の「道の駅ほうじょう」のリニューアルは、車中泊旅行者にとって、見逃す手はない出来事だろう。

「道の駅 ほうじょう」の施設

道の駅ほうじょう

「道の駅ほうじょう」の館内に入ってすぐに感じたのは、『ここはきちんとしたコンサルティング企業のサポートを受けているな』ということだった。

調べてみると案の定、指定管理業者はTTC(静岡県熱海市)の子会社ホシトリンク(北栄町松神)だった。

TTCは伊豆半島を中心に、静岡県全体、関東甲信越、北海道に至るまで、分社化した企業を含むグループ全体で、「地域ブランド創出」「食のテーマパーク事業(道の駅運営も含む)」「地域創生コンサル」「再生事業」等を幅広く手がけている。

筆者が知る中では、「道の駅伊豆のへそ」「道の駅サーモンパーク千歳」のリニューアルと「道の駅くるくるなると」の新設に携わっており、その実績は十分だ。

「道の駅ほうじょう」の建設には、町と国土交通省がおよそ29億円を投じており、それがノウハウの脆弱な地元の指定管理業者に委ねられたのでは、このように合理的な道の駅にならなかった可能性は高い。

TTCがコンサルする道の駅は、物販飲食施設のみならず、駐車場・24時間トイレ・可燃物のゴミ箱にいたるまで、トータル的によく考えて作られている。

出典:とっとりのーと

こちらはオープン前に撮影された、「道の駅ほうじょう」の航空写真。

道の駅ほうじょう 車中泊

駅舎の左横に設けられた普通車用の駐車場には、すぐ近くに自由に使えるベンチシートが置かれている。

もちろん『車中泊旅行者のための設備』ではないが、車中泊旅行者が道の駅の営業時間外に、ここで調理済の弁当を食べても、たぶん咎められることはないだろう。

我々が道の駅に期待したいのは、こういうフレキシブルな空間であって、お仕着せがましいRVパークじゃない(笑)。

道の駅ほうじょう 車中泊

いっぽうこちらは、国道9号と駅舎の間にあるメインの駐車場だが、大型車用駐車場は、中央に歩道と段差をあえて設け、その境界を明確にしてある。

車中泊をしない人には大したことではないかもしれないが、コンサルが手掛ける道の駅では、こういうレイアウトが当たり前にできている。

出典:道の駅ほうじょう

24時間トイレが大型車用の駐車場側にあるのはちょっと残念だったが、それは大きな支障にはならないだろう。

道の駅ほうじょう トイレ

中にウォシュレットが完備しているのは、云うまでもないことだ。

道の駅ほうじょう

筆者が「道の駅ほうじょう」を訪ねたのは、オープンしてから1週間ほど経ったGWの5月3日で、まだ入場規制をしていた大混雑のさなか。

道の駅ほうじょう

そのため物販飲食情報はあまりアテにはならないと思うが、行列ができていたのが店内で製造したカレーパンの専門店「とりどりベーカリー」で、北栄町特産のナガイモ「ねばりっこ」を使ったチーズカレーパンが人気のようだった。

「焼き立てパン」は、今や道の駅の「外さないグルメ」の筆頭格だ。

道の駅ほうじょう

続いてTTCが手掛ける道の駅の物販の特徴は、『消費期限が比較的長くて、幾つあってもさほど困らず、単価も1000円以下で、ご当地色がつけやすく、お土産品にも使える調味料』を、天井近くまで山のように積み上げる「立体高密度陳列」にある。

見るものをボリューム感で圧倒すべく、アイテム数と在庫量で勝負するのだが、なぜ大手スーパーマーケットやコンビニがそうしないかは、おそらく在庫管理=資金繰りの方法に違いがあるはずだ。

流通業界には「OTB(Open to buy)=売れた分だけ仕入れる」という鉄則がある。

当たり前の話だが、支払いサイトが1ヶ月なら、在庫回転率もそれ以内にしないと、支払い過多となって借入金が増え続けることになる。

そうならない仕組みは、たぶん「売れた分だけ業者に支払う仕組み」になっているからだろう。道の駅だけでも今では約1200件、そこにSA/PAを加えれば、すごい数の「チェーン店舗」なわけで、納入業者はそれでも採算が取れるのだろう。

その構造を巧みに利用するのが、アタマのいいコンサルというわけだ(笑)。

道の駅ほうじょう

店頭POPも店員が手書きするのではなく、コピーライターが文言を考え、グラフィックデザイナーがそれをカタチにする。

このPOPひとつで売上が大きく変わることを考えれば、そこにお金をかけるのは当たり前の理屈だ。

その証拠に、『このひとことに、(商いの)旨みをぎゅっと詰め込んで』と書いてある(笑)。

道の駅ほうじょう

また「おだしカフェ」も、老若男女受けする最近のトレンドのひとつ。かつおや昆布だしの嫌いな日本人はいない。

道の駅ほうじょう

さらに、新たなるTTCの物販戦略と思われる「旅酒」なるものを発見。

なるほどこの手法なら、「箱根を旅して出会う酒」でも、「知床を旅して出会う酒」でも、全国どこででも類似品を作ることができる。

かくのごとく、徹底的に考え尽くされているのが”最先端”を走るTTCの道の駅だ。

もっともこれで利益を出して、施設をもっと充実してくれれば我々には御の字。

運営全体が「おかみ目線」ではなく「消費者目線」の道の駅がスタンダードになれば、やがて車中泊客への対応も変わってくる… と信じたいね(笑)。

「道の駅 ほうじょう」の車中泊好適度

駐車場の平坦性=◯
駐車場のキャパシティー普通車:254
ゴミ箱の有無=あり
ウォシュレットの有無=あり

旅行情報の充実度=○
付帯設備の充実度=○
周辺の車中泊環境=○

「道の駅 燕趙園」のゴミに対する対応

可燃ゴミ:屋外にあり、24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

道の駅ほうじょう ゴミ箱

「こんなの当然でしょ」みたいな(笑)。

なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。

「家庭ゴミ」とは、家庭で発生する、もしくは一度家庭に持ち帰ったゴミを指す言葉で、ゆえに市町村が定めた指定のゴミ袋に分別して、指定回収日に出すことが義務付けられている。 しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。

車中泊弁当

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。

弁当

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

バイクキャリア

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。

車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

道の駅で車中泊旅行中に出るゴミを捨てるのはいいの?ダメなの?【クルマ旅のプロが解説】 
車中泊旅行歴25年のクルマ旅旅行家がまとめた、道の駅での旅行ゴミの処分に関する記述です。

「道の駅 ほうじょう」の最寄りの温泉&買物施設

ハワイゆ〜たうん

ハワイ ゆ~たうん
☎0858-35-4919
おとな450円
9時~21時(受付最終20時30分)
木曜 定休

コンビニ
ローソンまで約3キロ。

スーパーマーケット
「東宝ストア 河北PLAZA」まで約6キロ。

「道の駅 ほうじょう」のアクセスマップ

マップをグーグルナビに切り替える方法
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 高速道路か国道にするかを選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると表示されます。

 

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