この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 ふたかみパーク當麻」は、ほのぼの感に満ちたベテラン車中泊旅行者好みの道の駅

1995年にオープンした「道の駅 ふたかみパーク當麻」は、県道30号(国道165号と共用)から二上山(ふたかみさん)に向けて、少しカットインしたところにある古株の道の駅だ。

葛城山系の東麓に沿って走る県道30号は、地元では「山麓線」の名で親しまれている風光明媚な道で、筆者はここから見える奈良盆地の田園風景が好きで、天川や吉野からの帰りには、少し遠回りをしてここを通る時もある。
「道の駅 ふたかみパーク當麻」の車中泊環境

こちらがメインの駐車場。
一見すると広くて良さそうだが、手前から奥に向かって緩やかな上り坂になっている。

車中泊に適しているのは、上の写真の一段下にあるこのスペースだ。
フラットなうえに開放感があって静か。道の駅ではありそうで、なかなかお目にかかれないロケーションだと思う。
ちなみに正面に見えているのが、先ほどふれた奈良盆地の田園風景だ。
なお、ここにはメインの駐車場の一番奥に作られた導入路を通って入る。トイレが遠くなるのでは?と心配する人があると思うが、きちんと歩行者用の近道が用意されているので心配はない。

「道の駅 ふたかみパーク當麻」の施設紹介

築25年も建つ古い道の駅に、あなたなら何を期待するだろう?
しかもたった4キロ、クルマなら10分もかからないところに、まるでスーパーマーケットのような新しい「道の駅 かつらぎ」ができたのだから、何を売っても普通はかなわない。

だが、「道の駅 ふたかみパーク當麻」は違う切口で活路を見出しているようだ。

もっとも筆者を感激させたのがこの陳列。
写真ではわかりにくいが、「道の駅 ふたかみパーク當麻」では野菜を立てるようにして並べている。
こうするとお客に見やすいだけでなく、売り場にボリューム感を持たせることができ、しいては少ない在庫で店をまわすことができるわけだ。

グルメにさしたる興味のない筆者にすれば、割高なバイキングや聞いたことのない横文字の名前がついた料理よりも、このような馴染みのメニューが並ぶ食堂のほうが、親近感と安心感が持てるし、財布にも優しい。
とどのつまり、「道の駅 ふたかみパーク當麻」は「ほのぼの」している。
「道の駅 かつらぎ」をホテルとすると、「道の駅 ふたかみパーク當麻」は民宿のような位置づけになるのだろう。
足りないのは可燃物のゴミ箱。これはそれこそ同じ葛城市内にある「道の駅かつらぎ」にできて、「道の駅 ふたかみパーク當麻」にできないはずはあるまい。
ぜひ、長期で近畿をまわる旅行者のために設置をお願いしたいと思う。
「道の駅 ふたかみパーク當麻」 車中泊好適度!チェック
最寄りの温泉(併設)
高田温泉さくら荘
道の駅から約4キロ・クルマで10分
☎0745-23-4126
大人500円(60歳以上300円)
10時30分~18時30分(最終受付18時)・月曜、火曜定休
最寄りのスーパーは、約2キロのところにある「オオクワ香芝南店」
「道の駅 ふたかみパーク當麻」 周辺の観光スポット

時期が5月初旬~中旬に限定されるとはいえ、万人に喜んでもらえるのは、山頂全体が真っ赤なツツジに覆われる葛城山だろう。
詳細は、葛城山ロープウェイのオフィシャルサイトで
また奈良のリピーターには、612年に聖徳太子の弟「麻呂子親王」が創建し、天平建築として東・西に二基の三重塔が並ぶ當麻寺を筆頭に、この地域のマニアックな史跡めぐりが面白そうだ。
見どころは、オフィシャルサイトにわかりやすく記されている。
これらは筆者も未だ知らない世界なので、いずれ取材したらそのレポを書き加えたいと思っている。
道の駅 ふたかみパーク當麻 オフィシャルサイト

車中泊で奈良の見どころを深堀りする!
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