25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 きょなん」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 きょなん」は徒歩圏内にスーパーと、保田漁協直営の食事処「ばんや」がある、利便性の高い道の駅

「道の駅 きょなん」 DATA
道の駅 きょなん
※公式サイトなし
〒299-1908
千葉県安房郡鋸南町吉浜517-1
☎0470-55-4518
直売所 9時~17時
月曜 定休
「道の駅 きょなん」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第11回
登録日/1996年8月5日
「道の駅 きょなん」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.06.28
2016.04.02
2021.02.24
「道の駅 きょなん」での現地調査は2021年2月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年2月に更新しています。
道の駅 きょなん

「道の駅 きょなん」のロケーション

1996年にオープンした「道の駅 きょなん」は、東京湾フェリーが入港する富津市の「金谷港」から、約6キロ・10分のところにある古めいた作りの道の駅だ。

「金谷港」の背後には、房総半島屈指の景観を誇る「鋸山」がそびえている。

それもあって、かつての「道の駅 きょなん」は内房の「玄関口」として利用者も多かったが、わずか2キロほどしか離れていないところに、廃校になった小学校をリノベーションした、画期的な「道の駅 保田小学校」ができたことで、今は正直なところ影が薄い。
とはいえ、周辺観光スポットまでの距離は変わらないので、あえて空いている「道の駅 きょなん」で車中泊をする人はいる。
「道の駅 きょなん」の施設

「道の駅 きょなん」は、今どきの道の駅とはかなり違っているため、最初は少し面食らうかもしれない。

こちらが上のイラストに書かれた、観光物産センターだ。
普通はここが道の駅のメインスペースになると思うが、駐車場はかなり傾斜していてトイレもない。
鋸南市のホームページを見ると、現在は5件の食事処とクラフトビールの製造販売所、さらに野菜直売所と洋菓子店があるようだが、土産品が並ぶ売店はなく、とにもかくにも入りづらい。

こちらが観光案内所。
遠目からは、黄色の屋根にデカデカと書かれた「きょなん」の文字が見える建物で、営業時間中はスタッフが駐在している。

筆者は偶然ここで桜まつりのパンフを見つけ、「佐久間ダム」の情報をもらって現地まで行ってきたのだが、それはなかなか的確なアドバイスで助かった。

「道の駅 きょなん」の長所は、このフラットで広い駐車場だ。
最初は隣接している「中央公民館」と、見返り美人図で有名な浮世絵師の「菱川師宣記念館」の専用駐車場かと思ったが、その心配はなかった。

駐車場は海とつながっており、釣りやマリンスポーツをしにきた人も停めているし、仕事をサボっている風の営業車もいれば、車中泊らしき人もいる(笑)。

しかもトイレはウォシュレット付き。
以前は屋根が茶色だったが、2021年3月に訪ねた時は赤に塗り替えられていたので、その時にあわせて改修されたのだろう。
ただし、可燃物のゴミ箱は見当たらず。
『道の駅なのに、休憩室もないのはどうなんだ?』みたいなことを言い出せばキリがないが、ここが道の駅でなくなると、ちょっとでも人が少なくて静かな車中泊スポットを求めたい人は困るのだろう(笑)。
リピーターの中には、うまい魚が食べられて温泉にも歩いて行ける、「道の駅 きょなん」の地の利を高く評価する人も少なくなかった。
だが、徒歩圏内にあった日帰り入浴施設「ばんやの湯」は、2025年8月から無期限の休館となってしまい、現在はその魅力も薄れている。
そろそろ、「道の駅保田小学校」と統合するタイミングだと思うのだが…
「道の駅 きょなん」の車中泊好適度チェック
「道の駅 きょなん」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横にあり、24時間利用可能

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。


前述した「ばんやの湯」は、現在無期限の休館中。これまでも休館を繰り返しており、施設の老朽化を考えると再開は危ういかもしれない。
代替になりそうなのは
房州大福温泉
道の駅から約5.6キロ・10分
☎0439-69-2411
おとな800円
12時〜19時
不定休
コンビニ
ファミリーマートまで約1.6キロ。
スーパーマーケット
すぐ隣に「おどや」がある。
「道の駅 きょなん」のアクセスマップ
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