25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、奥飛騨温泉郷のソウルフード「朴葉味噌焼き」の材料を現地調達し、キャンプサイトで食すための情報です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地のソウルフードの素材・レシピ・老舗・行列店等を紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
朴葉(ほうば)と味噌のセットから飛騨牛まで、現地ですべて揃えられるのは「奥飛騨FoodsMarket(旧Aコープ奥ひだ)」

朴葉味噌焼きとは

出典:みそ健康づくり委員会
朴葉味噌焼きは、枯れた朴葉の上に味噌をのせ、そのうえで具材を焼いて食べる飛騨高山地方の郷土料理で、もともとは甘めの味噌に薬味と山菜やキノコをからめ、朴葉(ほうば)の上で焼いた素朴なご飯のおかずだったという。
ルーツは不明だが、寒さの厳しい飛騨高山地方では、冬の間は凍った漬物を囲炉裏の火を使って朴葉の上で溶かして温め、そこに味噌を加えて食べたと云われている。

出典:庭木図鑑 植木ペディア
飛騨高山地方の山林には、朴の木が多く自生しており、晩秋になって霜が降り始めると葉を落とす。
村人はそれを拾い集めて3日ほど塩水に浸したあと、陰干しして保存していた。

現在は旅館や食事処で出されるご当地料理として、飛騨牛などの高級食材を使用することが多いようだが、調理は焼くだけなので、材料さえ揃えられればキャンプサイトで誰でも簡単に作ることができる。
朴葉味噌焼きのレシピと秘訣

【主な具材】
●牛肉・鶏肉
●白ネギ・しいたけ・薬味ネギ
●焼き豆腐
●生卵
※要は田楽料理に使う食材なら、どれでも合う(笑)。
朴の葉は丈夫で耐熱性があるため使われるが、独特の香ばしい香りが食材に移り、料理の風味を引き立てる効果もある。
それを考えると網の上に置いて焼くのが理想だが、大事なのは味噌なので、なければフライパンでもいいと思う。

焼きあがるとこういう感じ。
秘訣は朴葉を最初に水で濡らしておくこと。そうすると焦げにくい。

また味が濃いので、飽きてきたら生卵を落としてユッケ風にするといい。
ただしこれは白飯が欲しくなるので、忘れずにご用意を(笑)。
朴葉味噌焼きの材料が売っている店

ちなみに、こういう朴葉と味噌のセットはどこの土産屋でも手に入るが、セット売りの味噌は分量が少なめだ。

いっぽう写真は福地温泉朝市(0578-86-2289 営業時間:6時30分~11時)。
ここは味噌と朴葉を別々に買えるので重宝する。

そして飛騨牛が値頃で買えるのは「奥飛騨FoodsMarket(旧Aコープ奥ひだ)」。
ここは野菜も豆腐も朴葉と味噌のセットも品揃えしているため一番便利で、もちろんビールも手に入る。
場所は奥飛騨温泉郷オートキャンプ場(道の駅上宝)の近くだ。
朴葉味噌焼きが作れるキャンプ場

最後に。
さすがのキャンピングカーでも、「朴葉味噌焼き」を車内でやるのは辛いので(笑)、奥飛騨温泉郷にあるふたつのキャンプ場を紹介しておくことに。
ただクマが人里に頻繁に出てくるご時世なので、残飯は食べ終わったら寝る前にゴミステーションに捨ててしまおう。
もちろん余った食材もクルマで保管を。
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