地獄谷野猿公苑 マイカー・アクセスガイド【超詳細かつマップ連動】 

スノーモンキー長野県のネイチャーフィールド
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
スポンサード・リンク

積極的に温泉に入るのは、お猿もやっぱり寒い時期!

地獄谷野猿公苑

人間の若いモデルさんだって、ここまで色っぽい入浴シーンはなかなか撮らせてくれないのでは(笑)。

スノーモンキーに会える地獄谷野猿公苑【目次】

1.スノーモンキー

2.出かける前にライブカメラをチェックする。

3.マイカーアクセス① 渋温泉ルート(冬期通行止め)

4.マイカーアクセス② 上林温泉ルート

5.地獄谷野猿公苑

スポンサード・リンク

1.スノーモンキー

地獄谷野猿公苑

湯田中渋温泉郷にある地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)は、ニホンザルの保護および観察を行っている施設で、四季を通して野生のニホンザルが温泉に入る様子が観察できることで有名だ。

特に冬に温泉に浸るニホンザルは snow monkey と呼ばれ、タイム誌などに掲載されたこともあって、海外からも数多くの観光客が訪れる。

2.出かける前に、ライブカメラをチェック。

地獄谷野猿公苑

実は時間帯や気象などにより、温泉に猿がいない時がある。

動物園ではないので当然だが、猿も人と同じで寒いと温泉が恋しくなるらしい。

それに冒頭で書いたように、どうせ見るなら、やはり冬毛のふっくらとしたスノーモンキーのほうが面白い。

冬以外も腹が減ると餌を求めてやってはくるが、時間はバラバラ。温泉猿が撮りたくてはるばる来たのに、それでは駐車場代500円と、野猿公苑の入場料800円をドブに捨てることになりかねない。

地獄谷野猿公苑

だが、現地にはライブカメラがあるので、スマホがあればいつでも状況を確認できる。一番いいのは出かける前だが、駐車場で料金を支払う前に、係員のおじさんに聞くことも可能だ。もしいなければ、入庫せずに引き返せる。

地獄谷野猿公苑のライブカメラ

スポンサード・リンク 

さて。地獄谷野猿公苑へは2つのルートが用意されている。

3.マイカーアクセス① 渋温泉ルート(冬期通行止め)

地獄谷野猿公苑

渋温泉の信玄釜風呂前の急な坂道をクルマで2キロほど走ると、「地獄谷駐車場」(有料)に到着する。

地獄谷野猿公苑

ただし道中は写真のような1車線の林道で、マップに書かれているように、通れるのはマイクロバスまでになる。

地獄谷野猿公苑有料駐車場

駐車場で500円を支払ったら、そこからは徒歩で地獄谷温泉の一軒宿である後楽館の前を通り、地獄谷野猿公苑へ向かう。

地獄谷野猿公苑有料駐車場

駐車場からは15分ほどだが、道中はぬかるみや木の根道のある山道なので、怪我をしたくなければ、最低でもスニーカーは履いていこう。

途中から上林温泉ルートと合流するので、この先はそちらで紹介する。

グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。

4.マイカーアクセス② 上林温泉ルート

地獄谷野猿公苑後楽園入口

上記の「地獄谷駐車場」が閉鎖される冬期は、上林温泉の奥にある地獄谷へ通じる遊歩道でアクセスする。

最初は少し登り道だが、後は平坦な林道になる。そして途中から「渋温泉ルート」と合流し、約30分で地獄谷野猿公苑に到着する。

地獄谷野猿公苑

ただし冬は滑りやすく滑り止めがないと危険だ。ウインターブーツでも、石の階段や木道はツルツル滑る。

地獄谷野猿公苑無料駐車場

なお、こちらの駐車場は無料で、近くには公衆トイレもある。通年利用できるので、歩くのが平気ならグリーンシーズンでも利用は可能だ。

グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。
スポンサード・リンク

後楽館

こちらは途中にある地獄谷温泉の一軒宿「後楽館」。ここは筆者が知る秘湯の宿のひとつで、右手に見える露天風呂が元祖・お猿の湯だ。

後楽館

筆者は日帰りで入湯したことがあるが、その日もお猿は現れた。ただ、さすがに温泉には入ってこなかった(笑)。

タイトルとURLをコピーしました