美の山公園 車中泊で行ける秩父の雲海スポット

埼玉県の無料駐車場
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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「美の山公園」は、無料駐車場・トイレ・展望台の三拍子が揃った、秩父の夜景&雲海スポット

出典:WebGuide秩父

美の山公園【目次】

■美の山公園のロケーション

■「美の山公園 無料駐車場」の車中泊事情

■「美の山公園 無料駐車場」の最寄りの温泉&買い物施設

■「美の山公園 無料駐車場」のアクセスマップ

■ドラマ「絶メシロード」エピソード

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美の山公園のロケーション

出典:埼玉県

埼玉県の秩父郡にある「美の山公園(みのやまこうえん)」は、関越自動車道「花園インター」から車で約40分、標高581.5メートルの「蓑山」山頂にあり、都心にもっとも近い雲海スポットと云われている。

公園内にある展望台からは秩父の市街地を見渡すことができ、秋の早朝にはその上に雲海がかかる。

美の山公園 無料駐車場」の車中泊事情

美の山公園

埼玉県のホームページによると、展望台に一番近い第一駐車場のキャパは18台。もちろん雲海シーズンは真っ先に埋まるだろう。

美の山公園

こちらは60台が停められる第二駐車場。ただここにクルマを停めるのなら、わざわざ車中泊をする必要はないかもしれない(笑)。

雲海は夜明けから朝8時近くまで見られるが、初めて行くなら前日の明るい時間帯がお勧めだ。

そう語る理由は3つある。

まずは美の山公園までの道中を、あまり神経を使うことなく走ってこれる。

なお、一度公園についてしまうと入浴や買い出しで下山するのは面倒なので、それらは到着する前に済ませておこう。

次はトイレや階段の位置を、明るいうちに下見しておける。

美の山公園

美の山公園には街灯がなく、暗くなると懐中電灯が必要だが、トイレに行くにはこの階段を登る必要がある。

トイレ

エントランス広場にある第一トイレ。

美の山公園

インフォメーションには雲海写真が展示されており、アングルや方向を事前に知ることができる。

そして最後は夜景。

出典:皆野町観光協会

これぞまさしく、車中泊で行く醍醐味だ。

美の山公園 オフィシャルサイト

「美の山公園 無料駐車場」に最寄りの温泉&買い物施設

いこいの村ヘリテイジ美の山
☎ 0494-62-4355
おとな880円
11時~21時(受付最終20時)・不定休
※ここにはRVパークもある
国道140号でアクセスする場合、「セブンイレブン 秩父皆野店」が最寄りのコンビニになる。

「美の山公園 無料駐車場」のアクセスマップ

グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。
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ドラマ「絶メシロード」 エピソード

絶メシロード

「絶メシロード」は2020年1月からテレビ東京系列で放送された、「車中泊」と「グルメ」を題材にした深夜ドラマで、筆者は車中泊の監修者として携わった経緯から、全12話に使われた車中泊スポットを実際に訪れている。

美の山公園

「美の山公園」をノミネートしてきたのは東京の制作チームで、大阪在住の筆者は、さすがに秩父にまでは知識が及んでいなかった。

そこでロケハンに同行して現地を訪ねたのだが、季節は真夏の日中。そりゃ~景色も霞むはずだ(笑)。

そんなわけで、雲海や夜景のオリジナル写真をお見せできないのは残念なのだが、確かに「美の山公園」は好条件が揃った雲海スポットだと思う。

関西にも竹田城址や備中松山城といった雲海の名所はあるが、こと車中泊環境においては、「美の山公園」に遠く及ばない。

収録が行われたのは9月の下旬。筆者は本番には参加していないのだが、さすがに雲海には少し時期は早く、思惑通りとはいかなかったようだ。

ただドラマ自体は、自然相手なのだから「それもあり」という飾りのない仕上がりになっていて、違和感はなかった。

さて。車中泊を監修した筆者のアドバイスは、ポータブル電源の使用だ。

ドラマ「絶メシロード」では、主人公の須田民生が経験を重ねながら車中泊を覚えていく流れになっているのだが、それにあわせてグッズも充実させている。

実際に高価なポータブル電源だけに、そのリアルさもうまく脚本の中に生かされていると感心した。

特にこの回は「絶メシ」もうまくマッチしていて、全12話の中でも1.2を争う出来だったように思う。

「絶メシロード」の他のロケ地と、撮影秘話をまとめたオリジナルの記事はこちら。

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