明智城跡 <大河ドラマ「麒麟がくる」ゆかりの地> マイカーアクセスガイド【クルマ旅のプロが解説】

明智城址 麒麟がくる

歴史が好きで経験豊かな「車中泊旅行家」が、「明智光秀」の生誕地とされる「明智城跡」の駐車場及び車中泊事情を詳しく紹介しています。

「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊歴史旅行ガイド

巌流島

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づきまとめた、『一度は訪ねてみたい日本の歴史舞台』をクルマで旅するためのガイドです。

車中泊で史跡めぐり【クルマ旅のプロが解説】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、クルマで日本の歴史舞台を旅したい人に向けての情報を発信しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。


 

~ここから本編が始まります。~

明智城跡は、岐阜県可児市に残る「明智光秀」生誕の地と伝わる、ひっそりとした山城の痕跡

明智光秀像

明智城跡 DATA

明智城跡
〒509-0213
岐阜県可児市瀬田1238-3
現地電話なし
問い合わせ先
0574-50-7056(可児市観光協会)
入場無料
無休

「明智城跡」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2020.11.01

「明智城跡」での現地調査は2020年11月が最新で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年8月に作成しています。

明智城跡 <大河ドラマ「麒麟がくる」ゆかりの地>

明智城址

「明智城跡=光秀の出生地」の信憑性

明智城跡の駐車場&アクセスマップ

お勧めの車中泊スポット

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「明智城跡=光秀の出生地」の信憑性

出典:NHK

巷では、近年の大河ドラマは「歴史ドラマ」というより「ホームドラマ」だと囁かれているが、実際そうかもしれない。

特に「龍馬伝」はそれが顕著すぎて、ネットでもやり玉に挙がっていたが、確かに「ありえないことだらけ」すぎて、やりすぎの感が否めなかった。

ただ、明らかな真実を曲げて脚色するのと、わからない部分を想像で埋めるのは「似て非なるもの」だ。

40歳になるまでの生い立ちが謎に満ちた「明智光秀」の生涯を描くというのは、化石しか残されていない恐竜を、生きている姿に復元するようなもの…

これから紹介する「明智城跡」は、いわばその「化石」を蘇らせるために必要なパーツということになるのだろう。

明智光秀像

1342年(康永元年)に、「美濃源氏」の流れをくむ「土岐頼兼」が、「明智」と改名すると同時に築き、その後約200年にわたって代々の居城とした、可児市指定史跡の「明智城」は、自然の地形を生かした典型的な中世の山城で、地元では「長山城」または「明智長山城」とも呼ばれていた。

様々な学説を見るかぎり、どうやらここまでは確かなようだ。

だが、その「明智氏」が「光秀」の祖先かどうかは、未だはっきりしていない。

ゆえに『光秀出生の地』とされる地域は、今なお6ヵ所もあるわけだ。

すなわち、これ以上「明智城」を掘っても、ドラマのストーリーは進まない。

出典:NHK

そこで「明智城」の話はいったん横に置いて、今度は「西村まさ彦」が演じる「明智光安」という人物に目を向けてみよう。

「光安」は実在人物で、「明智」氏の家督を次いだ「光秀」の父「光綱」の弟だ。

よって「光秀」から見れば叔父さんにあたるが、「光綱」が早世したため、元服前だった「光秀」の後見役として「光安」が明智城の城主となった。

いっぽう、「光安」の妹は「斎藤道三」の正室「小見の方」になる。

出典:NHK

その「小見の方」が「斎藤道三」との間にもうけた娘の「帰蝶(濃姫)」が、後に「織田信長」の正室になるのだが、ドラマを見ていた人には「川口春奈」と書くほうが、しっかり伝わりそう(笑)。

当初は「沢尻エリカ」が演じる予定だったが、薬物騒動で「川口春奈」に代役の白羽の矢が立ち、結果彼女にとって「麒麟がくる」が出世作となった。

つまり「光秀」と「帰蝶」は、いとこの関係にあり、「斎藤道三」は「光秀」にとって義理の叔父さんにあたる。

そのような関係から、「光安」は1556年(弘治2年)に勃発した「斎藤道三」VS「義龍(よしたつ)」父子の長良川合戦で「道三」に味方し、「義龍」の軍勢に攻撃されて戦死、「光秀」一家も美濃を終われ、越前へと逃げ落ちた。

「麒麟がくる」で忠実に描かれたこの話も、おそらく史実だろう。

ただ「光秀」まで「斎藤道三」と面識があったのか、というより「光秀」が「光安」の近くに住んでいたのかさえも、はっきりしていないのが実情だという。

そう考えてドラマを思い起こすと、「麒麟がくる」の脚本を手掛ける「池端俊策」氏の際立った想像力が見えてくる。

明智城址

たぶん「池端」氏も「明智城跡」に足を運んでいると思うが、ここでどんなことを思い、また閃いたのか…

そして若き「光秀」が、どのようにして「織田信長」に辿り着くのか…

筆者にとっては、ビビットカラーの着物が派手すぎるとか(笑)、出番の多い駒ちゃんや、伊呂波太夫が架空の人物だとかいう支流の話はどうだってよく、その本流の組み立てのほうが、ずっと興味深かった。

さて。

「明智城跡」の見どころについては、すでに多くの紹介サイトがあるので、ここでは割愛し、かわりに1分ほどにまとめてある動画を掲載しておこう。

ただ、ひとつだけ追加を。

明智城址

この写真は本丸跡に立つ「明智光秀」の銅像だが、読者の中には『以前に「明智城跡」を訪ねた際にはなかったぞ?』っとお気づきの人があるかもしれない。

実はこの像が立てられたのは2020年6月。まさに「麒麟がくる」の副産物ということになる。

明智城跡の駐車場&アクセスマップ

現在は、クルマを明智城跡駐車場(桔梗坂の隣)に停めることができる。

 

マップをグーグルナビに切り替える方法
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 高速道路か国道にするかを選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると表示されます。

Ps

以下は、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」が放送中の時の話なので、現在は関係ないのだが、記録として残している。

大河ドラマの影響力というのは想像以上で、「龍馬伝」では”脱藩の道”が通る高知県の「梼原(ゆすはら)」に、また「おんな城主直虎」では岡崎の「井伊谷」に、ある日を境に「黒船」が如く、観光バスの軍団が現れるようになったとか(笑)。

それを受けて可児市では、パニックにならないよう万全の受け入れ体制を整えていたが、さすがに町の人々は、「明智城址」を見るために、県外からこれほど多くの大河ドラマファン、というより「川口春奈」と、「長谷川博己」「本木雅弘」のファンが、やって来ようとは夢にも思わなかったに違いない(笑)。

<記録はここから>

現地には駐車場がないので、一番近くて無料で停められる「花フェスタ記念公園・西入口」の駐車場をガイドしておこう。

駐車場から明智城址までのアクセス

花フェスタ記念公園・西入口

ナビゲーションでは上の「花フェスタ記念公園・西入口」の駐車場を紹介したのだが、実は「麒麟がくる」の放送開始直後は、大勢の見学客に備えて下の「臨時駐車場」が開放され、そこに「明智荘散策マップ」も備えてあったらしい。

ちなみに「花フェスタ記念公園」は、大阪で云えば「千里万博公園」級の広さを持っており、駐車場も西と東に分かれている。

ゆえにナビでは確実に「西入口」を指定しないと、余分に1キロ近く歩くハメになるのでご注意を。

明智城址 臨時駐車場

筆者が訪ねた11月には、もう「臨時駐車場」は閉鎖され「明智荘(あけちのしょう)散策マップ」も入手することができなかった。

そこからのポイントは、★印をつけてある最初の角を間違わないこと。

明智城址アクセス

ここさえ正しく曲がれば、あとは表示に従って進めばいい。

明智城址アクセス

途中から歩行者専用の近道を通るよう誘導される。案内通りに行ければ、駐車場から大手門までは15~20分程度で到着できる。

<記録はここまで>

お勧めの車中泊スポット

道の駅可児ッテ

なお「明智城址」見学の後に車中泊をするなら、最寄りのスポットは「花フェスタ記念公園」から3分ほどのところにある「道の駅 可児ッテ」になる。

ここは野菜直売所が充実しており、買い物にはいいと思うのだが、それゆえに朝から野菜直売所への納品に、地元の農家が次々に軽トラやってくるため騒々しい。

道の駅 みのかも

ゆえに筆者は、約12キロ・クルマで15分と多少遠くなるが、広々した駐車場があって日帰り入浴施設を併設している、「道の駅 みのかも」をお勧めする。

 

東海・北陸地方
大河ドラマ「麒麟がくる」ゆかりの地 車中泊旅行ガイド

出典:NHK

明智城址 麒麟がくる
明智城跡 <大河ドラマ「麒麟がくる」ゆかりの地> マイカーアクセスガイド【クルマ旅のプロが解説】
明智城址へのマイカーアクセスに関する詳細情報です。
称念寺
明智光秀ゆかりの地 称念寺
福井県の越前に残る、明智光秀ゆかりの地「称念寺」に関する記述です。

もちろん、近畿に関する情報も。

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