25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
道の駅での車中泊に不安を感じる方は、こちらをご覧になってみてください。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
併設している「椿温泉こまつ」は、2025年3月31日で休館、再開は未定。
石鎚山ハイウェイオアシス DATA
道の駅 小松オアシス
〒799-1101
愛媛県西条市小松町新屋敷乙22-29
☎0898-76-3111
営業時間
●ビジターセンター
9時~19時・年中無休
●おあしす市場
4月~9月 9時~18時(10月~3月は17時30分まで)・年中無休(元旦を除く)
●モンベルストア
10時~19時 ・年中無休
「道の駅 小松オアシス」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第16回
登録日/2005年8月10日
2019年7月に、全館リニューアルオープン
「石鎚山ハイウェイオアシス」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2007年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2011.01.22
2014.01.16
2022.04.28
2022.12.29
2025.02.11
※「石鎚山ハイウェイオアシス」での現地調査は2025年2月が最新です。
石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)

「石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)」のロケーション
「石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)」の温泉&周辺の買い物施設
「石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)」のアクセスマップ
石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)のロケーション

「石鎚山ハイウェイオアシス=アウトドアオアシス石鎚」は、瀬戸大橋と淡路島方面から道後温泉やしまなみ海道にアクセスしやすい、松山自動車道上にある「石鎚山サービスエリア」と通じている。
いっぽう「道の駅 小松オアシス」は、「石鎚山ハイウェイオアシス=アウトドアオアシス石鎚」には歩いて行けるが、スマートICがないので「石鎚山サービスエリア」までは、クルマはもちろん、徒歩と云えども事実上行くことは不可能に近いだろう。

サービスエリアより高台に用意された「石鎚山ハイウェイオアシス」には、日帰り入浴ができる「椿温泉こまつ」があり、歩行者は上り・下り線、さらに道の駅を介して一般道のいずれからでも利用することができる。

しかしその「椿温泉こまつ」が、2025年3月31日をもって無期限の閉館となる。
理由は施設の修繕費がかさみ、今後の維持管理に多額の費用が見込まれることがあるようだ。
全館建て直しに近い措置が必要となると、おいそれとは再開できまい。
車中泊の旅人にとっても大きな痛手だが、事実上の閉館と思ったほうがよさそうだ。
このあたりで温泉に入って車中泊がしたい場合は、35キロ・30分ほど東に向かった新居浜市にある、「道の駅マイントピア別子」が利用できる。
また徳島方面に向かう人で、もし高速道路上で温泉が利用したければ、約90キロ・1時間20分ほど走れば、「美濃田の湯」が併設する「吉野川ハイウェイオアシス」がある。
さて。それはさておき、
ここで旅人によく分からないのが、「石鎚山ハイウェイオアシス」と「道の駅 小松オアシス」の違いだ。
「西条市」のホームページによると、「石鎚山ハイウェイオアシス」の呼称が「アウトドアオアシス石鎚」で、そこにはビジターセンター・モンベルストア・クライミングウォール・会議室からなる「アウトドアオアシス館」と、「あおしす市場」「椿交流館(椿温泉こまつ)」があると記されており、「道の駅」についての記載はまったくない(笑)。
もしそれが正しいとすると、

高速道路からアクセスできないこの駐車場のみが「道の駅 小松オアシス」になる。
しかも「石鎚山サービスエリア」にはスマートICがないので、クルマは「道の駅 小松オアシス」から「石鎚山ハイウェイオアシス」及び「石鎚山サービスエリア」には出入りができない。
これではNEXCO中日本が展開している「ぷらっとパーク」と何ら変わらず、確かに道の駅である必要性は感じられないのだが、所在地の「市」が露骨にそういう態度でいいのかどうかは別問題だ(笑)。

次は「石鎚山サービスエリア」についてだが、それは公式サイトを見ればわかる。
ただしここでは、クルマで一度「ハイウェイオアシス」に上がって、帰りに「サービスエリア」に寄るのは禁止されている。
つまりクルマを使ってひと風呂浴びてから「サービスエリア」に戻り、24時間営業している「フードコート」で、食事をすることは許されないわけだ。
ゆえに朝食と夕食が望みなら歩くしかないわけだが、今のままでは「利用者ファースト」からはほど遠く、連動性のないまま運営しているため、複合施設であるメリットをまったく発揮できていない。
石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)の施設

「石鎚山ハイウェイオアシス」及び「道の駅 小松オアシス」の駐車場は、ともにすこぶるフラットで車中泊に支障はない。

普通車での車中泊旅行者にとりわけお勧めなのは、「石鎚山ハイウェイオアシス」の上り線側にあるこのスペース。
ここなら常設されているベンチシートを利用して、夕食に調理済みの弁当、また朝食にパンなどを食べても、咎められることはない。
そのため筆者はフレンディに乗っていた時代から、四国を行き来する道中に、ここで車中泊をすることが多かった。

「椿温泉こまつ」の下にある、丸い屋根の建物が24時間トイレ。

NEXCOの管轄地にあるので、予想通り中にはウォシュレットが完備。

また可燃物のゴミ箱も、隣にきちんと配置されている。

実は「道の駅 小松オアシス」の駐車場前に建つ「おあしす市場」にも、ウォシュレットを完備したトイレが設置されているが、こちらは夜間閉鎖されるので使えない。
そのため「道の駅 小松オアシス」に駐車すると、トイレがかなり遠くなる。
そんなバカな!って話。
道の駅には24時間使えるトイレがなければ、基準違反になる。
筆者が「ぷらっとパーク」と何ら変わらないという云う理由が、ここでもお分かりいただけると思う。
さて。
こちらが以前の「石鎚山ハイウェイオアシス」の本館だが、2017年にテナントが撤退して以来、長らく休館になっていた。

「西条市」は住民アンケートなどをもとに、コンセプトから抜本的な再構築を図り、2019年7月に現在のモンベルショップを核とした新館がオープンした。

館内は広々としており、入口にはインフォメーションと、座って資料が見られる情報スペースが用意されている。

またその奥には、写真のようなクライミングウォールもある。
近年のモンベルは各地の道の駅構内に積極的な出店を行っているが、「石鎚山ハイウェイオアシス」は、すぐ近くにあるキャンプ場の受付も兼ねており、違和感を感じさせない。
しかもキャンプサイトは、区画電源付きで10人まで1泊3000円で利用できる。
以前は「小松中央公園オートキャンプ場」と呼ばれていたが、現在は名称が「アウトドアオアシス石鎚キャンプ場」に変わっているようだ。
ただし、キャンプ場へは高速道路から直接クルマでは行けない。
最寄りの「今治小松自動車道・いよ小松IC」で降りて、キャンプ場までは約10分。
キャンプ場からは徒歩で「石槌山ハイウェイオアシス」に入り、モンベルショップで受付をする。
それもなぁ~(笑)。
キャンパーにすれば、早くスマートインターつけろよって話だ。

いっぽうこちらは、食品や土産物が並ぶ「おあしす市場」。

品揃えは地元の野菜や果実が中心で、農産物直売所に近い。

ここにテイクアウトできる軽食類が置いてある。

「おあしす市場」の中には、イートインスペースはあるものの食堂はない。
こうしてよく見ると、今の「道の駅 小松オアシス」は、ここになくても誰も困らない施設だ。そして「西条市」もそれをよく認識しているのだろう。
市街地に移転するほうが絶対いいね!
石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)の温泉&周辺買い物施設

椿温泉こまつ
☎0898-76-3511
おとな500円
10時~22時(受付最終21時30分)・水曜定休
※2025年3月31日で事実上の閉館

シャンプー・ボディーソープは置いていないのでお忘れなく。
温泉館の外には、眺めのいい無料の足湯がある。またここはひとり4000円でカプセルホテルか和室に宿泊することが可能だ。
コンビニ
セブンイレブンとファミリーマートまで約2キロ。
スーパーマーケット
約3.5キロのところに「マルナカ氷見店」がある。
石鎚山ハイウェイオアシス(道の駅 小松オアシス)のアクセスマップ
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