「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
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「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
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「老舗」の「格」を感じさせてくれる「店」
ある程度出雲そばの知識がある人なら、「献上」した相手はてっきり松江城のお殿様だと思うわけだが、実際はもっと後年に生まれた皇室だ。
ホームページを見ると、「献上そばの由来」は
明治四十年五月二十七日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、弊店のそばをさし上げたところ、田園の香りをうつしたその風味がことの外御意に召し、それ以来このそばに「献上そば」の名をお許しになりました。
と記されている。
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現代人が「過去の実績」をどのくらい評価するかはわからない。
ただ羽根屋を野球選手に例えるなら、ハイレベルの平均値をコンスタントに発揮し続ける巨人の「菅野投手」といった感じだろうか。
そば・つゆ・サイドメニューのいずれにも、これといった非はなく、むしろどれもがそうだから、個々の強い印象が残らない。
その意味では少し気の毒なのだが(笑)、ここだけは他とは段違いと云える点がひとつある。
それは居心地の良さを感じさせる店作りと接客態度だ。
出雲には外観の立派な蕎麦屋はたくさんあるが、接客に店の「格」が現れる。
羽根屋本店からは、江戸時代後期創業、天皇家御用達という「老舗の重み」が上質感に姿を変えて伝わってくる。
ゆえによほどのそば好きは別として、筆者が地元住民なら、客人はこの店に案内する。「気持ちよく料理がいただける」というのは、「おいしい」に勝るとも劣らない「大人の店選び」における重要な基準だ。
願わくば、熱いそば湯を最後に持ってきてくれると、いうことなし。
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詳しいのは島根だけじゃないんです。

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もちろん駐車場についても、店外からわかりやすい表示がしてある。
そのことはホームページにもきちんと記載されており、観光客にもぬかりのない配慮が行き届いている。
その点からも老舗としての自負が感じられるだろう。

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1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づく日本全国の旅先情報を、「クルマで旅する人の目線」からお届けしています。

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