「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
琵琶湖に沈む夕陽が美しい「道の駅 湖北みずどりステーション」は、コハクチョウとオオワシ観察の際にもお勧めできる車中泊スポット。

道の駅 湖北みずどりステーション DATA
道の駅 湖北みずどりステーション
〒529-0365
滋賀県長浜市湖北町今西1731-1
☎0749-79-8060
4月~10月:9時~18時
11月~3月:9時~17時
第3火曜・年末年始 休業
「道の駅 湖北みずどりステーション」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第18回
登録日/2002年8月13日
道の駅 湖北みずどりステーションの筆者の歴訪記録
※記録が残る2005年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2005.01.03
2005.01.23
2006.12.17
2007.01.23
2009.12.24
2010.08.01
2011.02.19
2013.01.03
2015.01.18
2016.01.09
2019.01.20
2022.06.12
2022.09.12
2025.11.08
「道の駅 湖北みずどりステーション」での現地調査は2025年11月が最新です。
道の駅 湖北みずどりステーション

「道の駅 湖北みずどりステーション」の最寄りの温泉&買物施設
「道の駅 湖北みずどりステーション」のロケーション

出典:道の駅 旅案内
「道の駅 湖北みずどりステーション」は、琵琶湖の北端に近い湖周道路沿いにある「琵琶湖水鳥・湿地センター」及び「湖北野鳥センター」に隣接している。

前を通る湖周道路の向こうに広がる湖畔は、「日本の夕陽百選」に選ばれているだけなく、コハクチョウの飛来地としても有名で、安全な湖上で一夜を過ごしたコハクチョウの家族が、早朝に餌場に向かって飛び立っていくシーンが見られる日もある。

そして冬は、道の駅の裏山とも呼べる「山本山」に彼女が戻ってくる。
湖北町は絶滅危惧種に指定されたオオワシが越冬する、日本最南端の地として、野鳥ファンにはお馴染みだ。

「道の駅 湖北みずどりステーション」では、概ね3月下旬から道路が凍結する前の12月初旬までは、特に苦労をすることなく車中泊ができる。

ただし年が明けると スタッドレスタイヤがなければ危険だ。カレンダーが変わるとともに、湖北は近畿から北陸へと変わる。
「道の駅 湖北みずどりステーション」の施設

「道の駅 湖北みずどりステーション」の駐車場は、航空写真に記したAとBに大きく分かれており、Cは「琵琶湖水鳥・湿地センター」及び「湖北野鳥センター」の駐車場になる。

こちらがAのブロック。
平坦さはAもBもほとんど変わらないが、Aは大型車のスペースに近く、そこが満車になると、トラックがこのエリアの普通車区画に駐めにくる。
それに加えて、トイレからも遠くお勧めはしない。

こちらがBブロック。
トイレに近い駅舎前が特等席に見えるが、左の端にバイクが集まるので、早朝からバリバリ煩い日もある。
筆者はそれを避けたいので、写真の右端の植え込みのゾーンが空いていれば、そちらで車中泊をしている。

2025年11月更新

これまでは駅舎の中のトイレが24時間解放されていたのだが、2025年5月に駐車場の一画に真新しい屋外24時間トイレが新設された。場所は航空写真のBブロックになる。

もちろん中はウォシュレット。
これまでは多目的トイレにしかなかったのだが、ようやく”世間並み”になった(笑)。
さて。

20年以上前から湖北町に飛来するコハクチョウとオオワシを撮影し続けている筆者は、2002年にできたこの道の駅を、開業当時からつぶさに見てきた中のひとりだ。

正直なところ「道の駅 湖北みずどりステーション」は、できた当初からロケーションの割にぱっとせず(笑)、「このままでは先行き怪しいのでは?」と思うほど、売店も食堂もテキトーな道の駅だった。
その様子は2010年の春に放送された「ガイアの夜明け」で克明に描かれ、悪化する局面の打開に向けて、空き地にレストランを増床する計画だったが、結局長浜市からの許可が降りずに頓挫した。
Wikipediaによると、
長浜市が出資する第三セクターの「湖北水鳥ステーション株式会社」が指定管理者となっていたが、2019年度(令和元年度)まで1100万円の赤字を計上し、3年連続の赤字となっていた。
そのため「湖北水鳥ステーション株式会社」は同年度には指定管理者に選定されず、2020年(令和2年)6月の株主総会で同社は解散した。
長浜市は「湖北水鳥ステーション株式会社」との契約を解除し、指定管理者が交代することになった。
2022年6月

観光案内所はなくなり、そこにパン屋ができて飲食スペースが拡張されていた。

売店の品揃えも見違えるほど充実。
改装と呼ぶほどのコストがかかったようには見えないが、それらしくなっていたのは、指定管理者の交代による成果であることは間違いない。
遅ばせながら、ようやく公式サイトができたのも大きな進歩だろう(笑)。

2016年に撮影した駅舎2階の無料休憩室。オープン当初はここが喫茶か食堂だっのかもしれないが、『まあ、遊ばせておくよりいいか』という感じ(笑)。

2025年11月に撮影した同じスペース。お金をかけなくても、心意気は伝わる。
これが「指定管理者」のレベルの差というもの。ぬるま湯の三セクにいちばん足りないのは「サービス精神」であることを如実に示すいい例だ。
「道の駅 湖北みずどりステーション」の車中泊好適度
「道の駅・湖北みずどりステーション」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館外にあり24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

2022年9月の取材では、ゴミ箱の設置場所は数ヶ所に増やされていた。

しかし2025年11月には、正面のゴミ箱類は二重ドアの内側に移動し、24時間利用できる従来の可燃物のゴミ箱は、自販機の横にポツンと置かれていた。

もしかしたら、クマ対策というより、ゴミ箱を盗む奴がいるのかもしれない(笑)。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 湖北みずどりステーション」の最寄りの温泉&買物施設

北近江の湯(北近江リゾート)
道の駅から約7キロ・クルマで10分ほど
入浴コース
おとな平日900円、土日祝1200円
6時〜24時(受付最終23時)
毎月第2・4水曜 定休
かつては最寄りの「北近江の湯」の入浴料が、抜きん出て高かったのだが、円高の煽りを受けて周辺の日帰り温泉の価格が高騰し、現時点では大きな差ではなくなってきている。
コンビニ
セブンイレブンまで約6キロ
スーパーマーケット
「フレンドマート湖北店」まで約7キロ
「道の駅 湖北みずどりステーション」のアクセスマップ
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