車中泊クルマ旅の中高年流「スマートフォン活用法」

中高年から始める車中泊クルマ旅
クルマ旅のプロが提唱する、違いが分かる大人の車中泊クルマ旅
この記事は、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、2019年に還暦を迎えて書き下ろした、自らの経験に基づく話です。
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秘訣はなんでも、グーグル先生にクチで訪ねること

愛すべき中高年にとっての結論は、まさにコレ(笑)。

若者はグーグル先生に「指」で教えを乞うようだが、中高年は写真の「音声検索」アイコンをタップし、クチで御用を申し付ければそれで済む。

質問によっては親切にも音声付きで返事を返してくれるのだが、道の駅を「みちのえき」とは読めないらしく、「どうのえき」と発音するから「本当に利口かどうか」は疑わしい(大笑)。

一番役立つのは、ナビゲーション

クルマ旅の場合、もっともスマートフォンが役立つのは行き先案内だ。

カーナビはもちろん、スマホは徒歩ナビでも使えるから素晴らしい。

使い方はいたって簡単。グーグルマップのアプリをインストールしておけば、あとはGPS機能をオンにするだけで機能してくれる。

旅先ではまず、「音声検索」アイコンをタップして行き先を告げる。上の写真は「道の駅能勢」と喋った結果で、この画面が出たら、Auto-Packerのロゴが重なっている小さなマップをタップしよう。

するとこの画面に切り替わるので、あとは「開始」を押すだけだ。

グーグルナビは最新の道路状況に対応しているため、新たに高速道路などが開通すれば、早々とそれを使うルートをガイドしてくれる。

しかし反面、「最短経路」に近いルートをガイドをするため、細い道でも容赦なく通ろうとするのが難点だ。

そのため、人によっては「Yaphoo!ナビ」を使っているようだが、筆者はおバカなところは従来のカーナビを併用して、カバーしながら使っている。

よくあるのは、そのまま国道でも行けるところを、細い脇道で近道させようとする案内なので、そういう指示の時に、従来のナビで道を確認するとといい。

ちなみにクルマでスマホを使用する際には、このワイヤレス充電機能付きのホルダーがあると便利だ。

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しっかりした情報を持っているのは「観光案内所」

さて、今度は観光地の情報について。

もちろんそれもスマホで検索できるのだが、我々と同年代の旅人が書いたブログは、SEO対策(検索エンジン最適化)が未熟で、検索サイトの奥深くに沈められているため、そう簡単には見つからない。

まして、探す側もネット検索の経験値が低いのだから「なおさら」だ(笑)。

いっぽう旅先の「観光案内所」には、その町の施設や景勝地の最新情報が集約され、それを盛り込んだ地図やパンフレット、さらにはイベントやお得なクーポン券などが置かれている。

また、「検索」では目に入ることのない多種多彩な情報に加え、スタッフから直接口コミで得られる話もある。

いい例は、ドラマや映画のロケ地、あるいは偉人ゆかりの地だろう。

ほかの観光スポットとの違いは、過去には有名な場所ではなかったところが、放送や封切りをきっかけに観光名所に化ける点。

ゆえに古い観光ガイドには登場しない。

ということは、スマホで検索すべきは、目指す町の「観光案内所」。そこをナビで訪ねるのが、中高年の旅行者には最善策ということになる。

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