クルマ旅のプロが提唱する、違いが分かる大人の車中泊クルマ旅
この記事は、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、2019年に還暦を迎えて書き下ろした、自らの経験に基づく話です。
この記事は、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、2019年に還暦を迎えて書き下ろした、自らの経験に基づく話です。
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それは、節約よりも切実な問題
今の御時世、夫婦二人旅なら自炊よりも外食の方が安くつくことは少なくない。 また多種多様なスーパーの弁当も、電子レンジで温めてからテイクアウトできるのが普通になった。
こう書けば、「節約」や「温かい食事」がその目的ではない人の存在が伝わるはずだ。
もちろん中高年でも「外食」中心の旅人はたくさんいる。
週末だけの短い旅、食べ歩きが目的の旅、男ひとり旅、さらには「旅の間は家事をしない」という奥さん連れの旅…
ただ、 長旅では普段の食事に近いものがいい。
いくら好きでも、毎日ラーメンや蕎麦ばかりは食べられないし、 弁当や外食は揚げ物が多く、3日も続けて食べれば、もたれて食欲そのものを失なってしまう。
また自由度の問題もあるだろう。
クルマ旅では、レストランや食事処のある場所と、空腹状況が必ずしも合致するわけではない。
ゆえにどこかでご飯を食べなければいけないという煩わしさが生じる。会社勤めの日は、昼食タイムがいちばん長い「息抜き」になるが、楽しいことをする日の食事は、空腹を覚えてからでもかまわない。
そして最後はドクターストップ。今は中高年だけでなく、若者や子供にも「食べられない食材」のある人が多い。外食を控えたいという理由には、そんな事情も存在する。
道の駅で自炊はできないが、河川敷や海水浴場には、車外で調理や食事ができる車中泊スポットが今でも各地に残されている。
また筆者のように「自炊が前提の車中泊クルマ旅」を目指すなら、キャンピングカーが最適だ。
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