25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 パレットピアおおの」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「道の駅 パレットピアおおの」は、岐阜公園・大垣城・関ケ原古戦場のいずれからも近い、岐阜県西部のお勧め車中泊スポット

道の駅 パレットピアおおの DATA
道の駅 パレットピアおおの
〒501-0532
岐阜県揖斐郡大野町下磯313-2
☎0585-34-1001
9時~18時
元旦のみ定休
「道の駅 パレットピアおおの」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第47回
登録日/2017年4月21日
「道の駅 パレットピアおおの」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2020.06.17
2022.09.16
2025.08.22
「道の駅 パレットピアおおの」での現地調査は2025年8月が最新です。
道の駅 パレットピアおおの【目次】

「道の駅 パレットピアおおの」のロケーション

岐阜県道53号・岐阜関ケ原線沿いにある「道の駅 パレットピアおおの」は、「岐阜公園(岐阜城楽市)」から約17キロ・25分、「大垣城」から約10キロ・15分、そして「関ケ原古戦場」からも約20キロ30分と、岐阜県西部の主だった観光スポットの、いわば”扇の要”とも呼べる位置にある。

そのため、とりわけ夜に行われる「長良川の鵜飼」を見た後、西方面に向かいたい人には、お勧めといえる車中泊スポットだ。

「斎藤道三」から「織田信長」に引き継がれた「岐阜城」に、「長良川の鵜飼」を含めた「岐阜公園」の見どころは濃く、終日かけて観るだけの価値があると思うので、その内容を以下の記事にまとめている。
また上記には簡易的ではあるが、周辺にあるほかの道の駅の車中泊好適度についてもふれている。
このあたりは道の駅の数だけは多いが(笑)、車中泊旅行者が”旅の宿”に使えるかどうかの視点に立つと、「道の駅 池田温泉」を除けば、否が応でも「道の駅 パレットピアおおの」が浮かび上がる。
筆者は、単なる「道の駅の紹介」というより、『「クルマ旅」でも特に「ロード・トリップ」における、利用価値がある道の駅の紹介』に重きを置いている。

他の情報発信者たちが、ほとんど見向きもしないロケーションの話を最初にするのは、その理念に基づいてのこと。
加えて国交省が道の駅で許容しているのは、輸送トラックと同じように『仮眠の範疇』と見なされる、筆者のような旅人に対しての話だ。
動画にしてもブログにしても、『そのタイトル』にかかわらず、本当の車中泊の旅人が発信する情報には、”旅情”というものが宿っている。
自分がやればよく分かるが、旅が「主」で車中泊が「従」であれば、それが自然の成り行きで、意識しなくても”旅情”が滲み出てくるものだ。
しかし、そうするにはお金と時間が潤沢に必要で、『クルマ旅が三度の飯より好き』か、『本気でプロを目指す”もの好き”』でもなければ続かない(笑)。
『車中泊にハマり、家にいるよりクルマの中で寝た方が楽しい人』かどうかは、それで判別がつくし、そもそも彼らは、どこの道の駅からも煙たがられている『宿泊目的の車中泊者』に区分されるため、筆者たちとは異質の存在といえる。
そして今は、そういう人たちのために「RVパーク」が急増しているため、ますます道の駅での肩身は狭くなるいっぽうだろう。
SNSのつぶやきや口コミも含めて、情報発信者はそこを履き違えないようにしたほうが、いずれは身のためになると思う。
なにしろ、道の駅に関係する行政とマスコミの本音からすれば、『彼らはできれば消えてほしい存在』なのだから(笑)。
車中泊を続けたいなら、『消されないための努力』も必要だ。
「道の駅 パレットピアおおの」の施設

こちらが「道の駅 パレットピアおおの」のレイアウト図だが、現地で一際目立つのは、オレンジで示された「Oリング」だ。

この大野町の頭文字の「O」をモチーフにした、直径60メートルの屋根付回廊が取り巻く「ふわふわ広場」は、普段のイベント会場のみならず、大規模な災害が発生した際の緊急避難所、あるいは岐阜県広域防災拠点として、自衛隊が支援活動を行う拠点に使われるという。

もっともここは、日中の良い日除け場所になるだけでなく、閉館時間帯に車中泊旅行者が憩える場所にもなっている。
ちなみに関西万博の大屋根リングも、「大阪」の「O」の字がモチーフなのか?と思いきや、『多様でありながら、ひとつ』という会場デザインの理念を現しているとの、高尚な由来があるらしい(笑)。

そしてこちらが、情報発信をかねたトイレ棟で24時間利用できる。

もちろん、トイレにはウォシュレットが完備している。

情報発信と休憩コーナー。
「道の駅 パレットピアおおの」は、「岐阜バス」および「名阪近鉄バス」のターミナルも兼ねているため、このように広くしてあると思うが、特に寝苦しい夏は、こういうスペースや、前述の「Oリング」下のテーブル・ベンチがあるとないでは、車中泊旅行者の快適度合いは大きく変わる。
普通車で車中泊をしている人から、”絶賛”に近い高評価を得ているのも納得がいく。

その意味からすると、24時間トイレにも「Oリング」にも近いこのあたりが、「道の駅 パレットピアおおの」のベスト車中泊ポジションになるだろう。
ただ細かいことを云うと、路面は少し傾斜していて、場所によっては大型トラックとの距離も近くなる。
夜間にトイレに行くことのない若い人は、地域振興施設を挟んだ反対側にある「東側駐車場」のほうが、いいかもしれない。

最後は物販飲食施設だが、店内は広く、中央のベーカリー「みおぱ」には、”ご飯党”の筆者が立ち止まってしまうくらい、美味しそうなサンド類が売られている。

さらに「みのもんや」と名付けられた直売所には、地元野菜から冷えた地酒、さらにはジビエまで幅広い商品が並んでいた。

レストランのメニューを含めたその詳細は、こちらで確認できる。
ちなみに「パレットピア」は、道の駅で販売される新鮮な農産物や加工品が、絵画の道具であるパレットを彩る絵の具のようであることに、理想郷を意味する「ユートピア」を組み合わせた造語とのこと。
苦労した感のある名前のわりに、イメージは湧いてこないのだが(笑)、なるほど確かに「コンセプト」通りの道の駅だった。
「道の駅 パレットピアおおの」は物販飲食に力を入れているが、同じ岐阜県にある「道の駅 可児ッテ」と違い、ガツガツしていないのがいい。
道の駅は、そういう部分でこれほどまでに印象が変わるということを、お時間があれば、読み比べて見ていただきたい。
「道の駅 パレットピアおおの」の車中泊好適度
「道の駅 パレットピアおおの」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業時間中に利用可
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置

岐阜市内周辺の道の駅は、どこも可燃物のゴミの回収に消極的なので気をつけよう。
「防災拠点」とされているこの道の駅には、できたらSA並のゴミステーションを作っていただきたいと願う。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 パレットピアおおの」の最寄りの温泉&周辺買い物施設

ぬくい温泉
道の駅から1.2キロ。イオンタウンに隣接
☎058-216-9999
おとな平日780円・休日880円
10時〜24時(受付最終23時30分)
食事処ラストオーダー 21時30分
不定休
コンビニ
ミニストップまで約400メートル
スーパーマーケット
「ザ・ビック本巣店」まで約1.2キロ
「道の駅 パレットピアおおの」のアクセスマップ
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