25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、白山の平瀬登山口近くにある「大白川露天風呂」の紹介です。
「クルマ旅のプロ」がお届けする、車中泊で訪ねた名湯レポート
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国の温泉地の車中泊事情や温泉情緒、観光、グルメにいたる魅力を再評価し、「車中泊旅行者の目線」から紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

~ここから本編が始まります。~
「大白川露天風呂」は岐阜県側の白山登山口にある、夏季限定営業の「美人・美肌」の秘湯

「大白川露天風呂」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2014.10.10
「大白川露天風呂」での現地調査は2014年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2025年8月に更新しています。
大白川露天風呂
「大白川露天風呂」のDATA

以下は2025年6月6日に、「大白川園地」のフェイスブックに投稿された記事の転用です。
【重要】
2025年シーズン休業のお知らせ
大白川園地における各施設(大白川露天風呂、白山レイクサイドロッジ、白山ブナの森キャンプ場)の営業につきまして、アクセス道路が大雪の影響による道路等の損壊にともなう災害復旧工事を実施するため全面通行止となります。
そのため、2025年シーズンにつきましては各施設とも休業とさせていただきます。
なお、白山(平瀬道)への登山につきましても道路が通行止となるため登っていただくことができませんのでご注意ください。
〒501-5507
白川村大字平瀬大白川
現地電話なし
問い合わせ先
05769-6-1285 午前9時~午後6時
NPO法人白川郷自然共生フォーラム
料金:おとな500円
営業時期:例年6月上旬~10月下旬頃まで
営業時間:8時30分~18時
金曜は清掃のため利用不可の時間帯あり
営業期間中は無休
泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
泉温:92.5度
Ph値:8.7
「大白川露天風呂」の概要

「大白川露天風呂」は、国道156号沿いに建つ「道の駅 飛騨白山」の手前で、「県道白山公園線」に入り、約11キロ走った終点の「白水湖畔」にある秘湯だ。
世界遺産の「白川郷」からクルマで1時間ほど行けば、湯船からエメラルドグリーンに輝く「白水湖」の絶景が楽しめる温泉があると聞き、かねてから一度行ってみたいと思っていた。

ただし、道中は半端じゃなかった。
秘湯たる所以は「温泉の在り処」ではなく、そこに行き着くまでにある(笑)。
「白山公園線」こと県道451号は、狭く曲がりくねった道で、いつ土砂崩れが起きてもおかしくはない。
台風が大雨をもたらせば、それでジ・エンドとなることも十分にありえる話で、当然ハイエース以上の車両が通るのは難しい…
と書いていたら、案の定2024年にそれが現実となった。
しかも冬季は通行止め。
つまり災害がなくても、半年間しかこの温泉に行くチャンスはない。

こちらは道中にある「白水の滝」で、『さすがにここへは、もう来ることはあるまい』と思って観瀑台まで行ったが、たぶん多くの人がそうだと思う(笑)。

到着したら、白山登山口にあるこの「白水湖畔ロッジ」で入浴料を払って先に進む。
もっと「野湯」に近いものかと想像していたが、「大白川ダム」の人造湖である「白水湖(はくすいこ)」の湖畔に、1989年に作られた村営の日帰り入浴施設ということで、「白水湖畔ロッジ」がきちんと清掃管理をしてくれていた。

待っていたのは、圧倒的な開放感と、pH8.7のアルカリ性で、229.6ミリグラムものメタケイ酸を含む、掛値なしの美人・美肌の湯で、秘湯好きの女性にはまさに「もってこい」のところだろう。
お湯は無色透明で硫黄臭が感じられ、白くて細かな湯の花が舞っている。
なお、男性風呂のみ混浴が可能だ。

湯口は脱衣所出入口の横にあり、お湯は岩を伝って浴槽に注ぎ込まれる。
ただ源泉温度が高いため、白山の伏流水を2~3割加水し、掛け流しにしている。
脱衣所にはロッカーもあるが鍵はない。
また洗面台にも備品類はなく、ガラス窓には石鹸類の使用禁止の貼り紙がある。

ここは浸かるだけの「おゆば」だ。
Ps
2023年の利用者のコメントに、『更衣室に湯桶と専用のボディーソープが置いてある』との記載があったので調べてみたら、持ち込みは禁止だが、そちらは使用してよいことに変わったようだ。
「大白川露天風呂」の駐車場&アクセスマップ

こちらが「大白川露天風呂」がある「白水の森」の無料駐車場。
右手の建物が公衆トイレで、約40台が停められる。
登山客も利用するので、車中泊は可能だろうが、山に登らないのであれば、シャワー完備でシャンプーも使える日帰り温泉「しらみずの湯」が併設する、「道の駅飛騨白山」のほうが快適なのは間違いない。
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