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日本の伝統建築技法「合掌造り」と、白川郷にある3つの見学施設

白川郷 世界遺産
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

合掌造りとは…

白川郷 合掌造り

合掌造りは白川郷と五箇山のみに存在している伝統建築物で、その名は屋根が両手を合わせたような形になっていることに由来している。

白川郷 合掌造り

特徴は2本の部材を山形に組み合わせて作るサス構造で、豪雪にも耐えられるよう、屋根は60度に近い急勾配となっており、ほぼ正三角形の個性的な形をしている。また当時は釘やカスガイが貴重品であったことから、それらを一切使わずに建てられているのも大きな特徴のひとつとされる。

白川郷 合掌造り

ちなみに、日本各地に残るサス構造の民家は、屋根裏を物置程度にしか使っていないが、この地域の合掌造りは、養蚕のために広い屋内空間を必要としたことで独自の進化を遂げてきた。

白川郷 合掌造り

具体的には妻面に作られた白い障子窓を通して、充分な光と風を確保し、内部は二層~五層に造られている。

白川郷 合掌造り

ちなみに茅葺きの寿命は約50年と云われ、結(ゆい)という相互互助制度によって葺き替え作業が行なわれる。

この結の存在が世界遺産選定に大きな影響を与えたという。

白川郷で合掌造りが見学できる施設

白川郷 合掌造り

合掌ミュージアム(道の駅 白川郷内)

「合掌ミュージアム」は、道の駅・白川郷の敷地内に設けられた、無料の合掌造りの見学施設。

旧手塚家の合掌造り民家を屋内に移築し、大胆に解剖展示している。合掌造りの仕組みを詳細に解説している施設はここだけなので、荻町集落に行く前に、ぜひ立ち寄ってみよう。
無料で合掌造りの中が見られる 白川郷「合掌ミュージアム」
無料で合掌造りの中が見られる白川郷「合掌ミュージアム」に関する記述です。

野外博物館 合掌造り民家園 

白川郷 合掌造り

合掌造り民家園は、白川郷の岐阜県重文9棟を含む25棟の合掌造りを保存・公開する野外博物館で、白川村が合掌造りの建築物・文化の保存のために1971年(昭和46年)に開業した。

神田家 

白川郷 合掌造り

「神田家」は和田家(現国重文)の次男である和田佐治衛門が分家し、この地に居を構えたのが始まりで、合掌造りは江戸後期に石川県の宮大工により十年の歳月をかけて建造されたと伝えられる。

上記以外にも、荻町集落では和田家と長瀬家が、家屋の中を一部有料で一般開放している。

白川郷 車中泊旅行ガイド

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