25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 馬瀬 美輝の里」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
「道の駅 馬瀬 美輝の里」は、なぜ国交省が認可したのか分からない、車中泊の旅人を惑わすだけの不自然な道の駅。

道の駅 馬瀬 美輝の里 DATA
道の駅 馬瀬 美輝の里
※公式サイトなし
〒509-2615
岐阜県下呂市馬瀬西村1450
☎0576-47-2133
4月-12月:9時~16時
1月-3月:9時~15時
不定休
「道の駅 馬瀬 美輝の里」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第15回
登録日/1999年8月27日
「道の駅 馬瀬 美輝の里」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2013.09.02
2025.08.24
「道の駅 馬瀬 美輝の里」での現地調査は2025年8月が最新です。
道の駅 馬瀬 美輝の里【目次】

「道の駅 馬瀬 美輝の里」のロケーション

「道の駅 馬瀬 美輝の里」は、国道41号と南北に並行するように走る県道431号沿いの道の駅で、下呂温泉の中心街から、約18キロ・25分ほどのところにある。

この道の駅が気になる人は、十中八九「下呂温泉」を訪ねる際の車中泊スポットを探しておられると思うので、結論から先に云おう。
「下呂温泉」には温泉街の近くに無料で車中泊ができる駐車場があり、「道の駅 馬瀬 美輝の里」にわざわざ行く必要はない。
もし観光駐車場での車中泊に抵抗感がある場合、道の駅を探すにしても「道の駅 馬瀬 美輝の里」は、「下呂温泉」周辺にある3つの道の駅で最下位にランクされる。
上のマップで見れば、「道の駅 馬瀬 美輝の里」は「下呂温泉」の近くに思えるが、国道41号と県道431号を結ぶ道が近くにないため、クルマは大きく迂回する必要があり、実際は「 道の駅 南飛騨小坂はなもも」や「道の駅飛騨金山ぬくもりの里温泉」のほうが楽に行ける。
なお車中泊の好適度については、後ほど以下の記事をご覧いただければ、筆者の評価に納得いただけると思う。
そもそも筆者には、「道の駅 馬瀬 美輝の里」が道の駅に認定されていること自体に大きな疑問がある。

単純に云えば、ここはもともと下呂市の持ち物で、現在は第三セクターの「馬瀬総合観光株式会社」が運営する、温泉リゾート施設「美輝の里(みきのさと)」に行く人以外が利用する可能性が極めて低く、道路利用者のためでも、地元住民のための施設とも到底思えない。
しかも営業は驚くほどルーズで、道の駅の情報は「つかみどころがない」に等しい。
「道の駅 馬瀬 美輝の里」の施設

実際に「道の駅 馬瀬 美輝の里」の施設とされているのは、24時間トイレとほぼフラットな駐車場のほかでは、情報館・喫茶(売店)・温泉スタンドだけで、規模は小さく、トイレ付きの駐車場と呼ぶほうが妥当なくらいだ(笑)。
以前は温泉スタンドの横に「足湯」の看板があったが、2025年には見当たらず。

改修された感のある24時間トイレの外観。

中にはウォシュレットが完備している。
ここまではいいとして…

土曜日なのに、テレビも動画も映っていないモニターが悲しい休憩室。

明日閉店でも全然平気そうな、「さんまぜ工房」と呼ばれる売店(笑)。
それでも規模の大きな日帰り温泉が近くにあるため、その情報に誘われてやってくる車中泊旅行者にすれば、『燃料と時間の無駄遣いになる”いい迷惑”』だ。
中には、そのほうがいいと感じる車中泊客もありそうだが、その多くは道の駅が認める「仮眠」からは逸脱した、「宿泊目的」の人々だろう。
またGoogle検索の上位に出ている車中泊ブロガーの記事の中には、「車中泊禁止」との記載もあるが、もちろん現地にそのような表示はなく、またそういう措置は、今や全国どこの道の駅も取り下げている。
まさに「なんなんだよ、ここは」だ。

ただ「道の駅 馬瀬 美輝の里」の敷地を出たすぐ先には、自然体験施設「マウンテンライフ飛騨」と、個人経営だと思うが郷土料理レストラン「美津輝ー」(ミッキー)があるので、よく見ると一応それらしい体裁にはなっている。

さて。
実は道の駅の前から、この坂を登った先にある「スパー美輝」は、『くるま旅の湯パーク』に加盟していて、日帰り用第3駐車場での車中泊を無料で容認している。

こちらがその日帰り用第3駐車場。

無料なので電源はないが、車内で食事も団欒も可能なキャンピングカーなら、ヘタなRVパークに行くより快適かもしれない。
ただし当然ながら野外に24時間トイレはなく、日帰り入浴時間が終了すれば、トイレは道の駅まで行く必要がある。
それを考えれば、利用できるのはほんの僅かな人たちだけということになるだろう。
「道の駅 馬瀬 美輝の里」の車中泊好適度
「道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置

この道の駅は、平日は15時、休日でも16時に閉めるし、そんなことをしてあげたら、ますます仕事が無くなりそう(大笑)。
もっと忙しそうな道の駅がこんなに頑張っているのに、悪いなぁと思わないのは、ある意味お役所よりすごいと思う。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 馬瀬 美輝の里」の温泉&周辺買い物施設

スパー美輝
※ホテル美輝に併設された温泉施設
☎0576-47-2641
おとな900円
※19時以降700円
10時30分から21時30分(受付最終21時)
不定休
露天風呂と室内浴場15種類の温泉浴が楽しめる。「下呂温泉」と泉質的な大差はないが、むこうにはこの値段で、そこまで設備の整った施設はない。
車中泊は別として、寛げる温泉施設でゆっくりしたい旅人には、行く価値ありといえるだろう。
アルカリ性単純温泉(PH9.69)・31.9℃
加温・循環ろ過・塩素系消毒剤添加
コンビニ
ローソンまで約12キロ
スーパーマーケット
「バロー萩原店」まで約13キロ
「道の駅 馬瀬 美輝の里」のアクセスマップ

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