道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園 車中泊好適度チェック!

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園 車中泊

25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園」の車中泊に関する情報です。

「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

車中泊
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

https://kurumatabi.net/michinoeki_top/
道の駅での車中泊に不安を感じる方は、こちらをご覧になってみてください。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
 

~ここから本編が始まります。~

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」は、自分たちで値打ちを下げてしまっている”残念な道の駅”

道の駅 恋人の聖地うだつ海浜公園

道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園 DATA

道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園
〒769-0201
香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
☎0877-49-0860
9時~18時
第1・第3水曜 定休

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」の登録日

※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。

登録回/第14
登録日/1998年4月17日

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」の筆者の歴訪記録

※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。

2015.12.26
2018.05.08
2025.02.09

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」での現地調査は2025年2月が最新です。

道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園

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「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」のロケーション

「道の駅 瀬戸大橋記念公園」から、わずか6キロ。

なぜゆえ、瀬戸大橋の袂のこのような至近距離に、似たような公園型の2つの道の駅があるのか?

道の駅 瀬戸大橋記念公園

という疑問を抱く人の大半は、もしかすると「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」のほうが、「道の駅 瀬戸大橋記念公園」より後に作られたと思っているかもしれない。

だが、事実はその逆。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

瀬戸内海に面した絶好のロケーションにある「うたづ臨海公園」の中には、「入浜式塩田」があるのだが、実はこの地はもともと江戸時代から続く塩田地帯だった。

江戸時代の塩田築造をきっかけに、明治時代には次々と新しい塩田が拓かれ、宇多津は塩の町として日本一の生産量を誇っていたという。

だが、国策として塩業整備法が1971年(昭和46年)に施行されたことで、翌年に塩づくりは廃止となり、約230年に及ぶ塩田の歴史は幕を閉じる。

瀬戸大橋記念公園

しかし約186ヘクタールに及ぶ広大な塩田跡地は、国家プロジェクト「瀬戸大橋」の四国側の要衝地になったことにより、宇多津では新都市開発の機運が高まり、塩田跡地の再開発計画が始まった。

「瀬戸大橋」の建設が始まったのは、1978年(昭和53年)。

それから10年の歳月を経て、1988年(昭和63年)4月に開通を迎える。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

その開通と同じ年の10月に誕生したのが、「うたづ海ホタル」の前身である「宇多津産業資料館」と、入浜式塩田の作業が体験できる「復元塩田」を持つ広大な園地で、のちに「うたづ臨海公園」と名付けられ、1998年に道の駅に登録された。

道の駅 瀬戸大橋記念公園

ちなみに1988年(昭和63年)に開催された、「瀬戸大橋博’88/四国」の会場跡地を整備した県営の海浜公園が、「瀬戸大橋記念公園」だ。

「瀬戸大橋記念公園」は、それから20年を経た2007年に道の駅に登録されるわけだが、その理由は”云わずもがな”で、広大な博覧会跡地を持て余してしまった以外には考えられない(笑)。

そしてこの過去のしがらみが、40年近く過ぎた現在にも不可解な痕跡を残している。

というわけで、本来気の毒なのはこの「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」なのだが、こちらも『道の駅としての方向性を見失っている』のは確かだろう。

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」の施設

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

その1つ目の事例が、駐車場の夜間閉鎖だ。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

ただ、かつては「道の駅 瀬戸大橋記念公園」と同じく全面閉鎖が行われていたが、現在は「部分閉鎖」に変わっている。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

しかし『どのエリアが閉鎖で、どこが開いているのか』は、現地にもホームページにも明記されていない。

写真は2025年2月9日(日)の朝8時35分に撮影したものだが、手間右端のハスラーは、見るからに車中泊明けのようだったし、多くのクルマが確実に車中泊をしている画像も、ネット上には挙がっている。

だったら、車中泊旅行者に二の足を踏ませ、道の駅としての印象を自ら貶めるだけの看板は、取り外したほうがいい(笑)。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

こちらが「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」のレイアウトで、トイレは駐車場を挟んで左右両側に用意されている。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園 トイレ

レイアウトの右側のトイレは、公衆トイレなのでおそらく24時間利用できる。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園 トイレ

中にはウォシュレットも完備していた。

続いて、筆者が「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」が『道の駅としての方向性を見失っている』と書いた、2つ目の理由がこちらの「恋人の聖地」だ。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

公式サイトには、こう書かれてある。

宇多津臨海公園は国内で140カ所以上ある恋人の聖地の中でも夕日が美しいことで有名。四国で最も早く恋人の聖地に認定されており、多くのカップルが訪れるデートの定番スポットになっている。夜には瀬戸大橋のライトアップがより一層ムードを盛り上げます。

さらに続けて「恋人の聖地」についての説明も記載されているのだが…

確かに全国の道の駅の中には、同じように「恋人の聖地」の指定を受けているところもあるのだが、

正式な道の駅の名前に、NPO法人とはいえ民間企業の登録商標を加えているのは、ここしかない。

それって、「道の駅 パナソニック うたづ臨海公園」ってやるのとどう違うの?

公的な施設が特定企業のイメージを冠にするというのは、スタジアムのネーミングライツのようにスポンサー契約に立脚しているのならまだしも、「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」にはそういう情報も見当たらない…

それに、露出の多い駅名にまで「恋人の聖地」をつけるとなると、東京や大阪のようなハラスメントに過敏な地域では、『お一人様やファミリーが、行きづらくなる』という話にもなりかねないし、実際に筆者はそう感じる。

そもそも「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」がオープンしたのは1998年4月17日で、「恋人の聖地プロジェクト」が発足したのは2006年なので、当初は「道の駅 うたづ臨海公園」が正式名だったはずだ。

またついでに云うと、うたづ海ホタル」は2009年にオープンしているが、東京湾アクアラインの「海ほたる」ができたのは1997年で、これもまた真似になる。

海ほたる

それでも少しは似ているならおもしろいと思うが、本物はかなりすごい(笑)。

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」からは、短絡的に”人のふんどし”で相撲を取ろうという姿勢が感じられる。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

こちらは「海ホタル」の中にあるFMのサテライトスタジオだが、道の駅とどういう関連性があるかなと思えてしまう。

道路利用者が使える情報室や休憩室、売店・食事処があって、そのうえさらにというのならいいとも思うが、たぶん日本ではこういうのを「本末転倒」と云う。

今からでも、もう一度時計の針を戻して、駅名を含めて再度どうあるべきかを練り直すべきなのでは。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

前述したように、宇田津エリアは塩づくりで発展を遂げてきた歴史を持っており、その歴史を後世に伝えるために、今でも入浜式塩田を設けて、その作業が体験できるようになっている。

であれば、道の駅の名前は「道の駅 うだつ塩づくり公園」とか「道の駅 うだつソルトパーク」とかにして、それをコンセプトの柱にすれば、”もはや死体と化しているような施設”も蘇るし、方向性も定まってくる。

そもそも塩は、暮らしになくてはならない”栄養分”で、道の駅に客を呼べるグルメと結びつけやすいし、お隣の徳島県では、こんな笑える土産物まで作っている。

鳴門のうず塩

なお『塩田なんぞで、人が来るかよ』と笑う人は、能登まで足を運んで、同じ道の駅の「すず塩田村」を見てきたらいい。

ここだって手放しで称賛できる道の駅とはいえないが、筋は1本通っている。

現在は能登地震で地形が変わってしまい、かつてのようにはいかなくなってしまったが、それでも塩田の再開を目指して日々奮闘している。

最後に筆者は、「恋人の聖地」の認定まで返上しろとは云ってない。

しかしやるなら、このくらいのものは作る「気概」は要るだろう。

上富良野日の出公園

北海道 上富良野日の出公園

恋人岬

伊豆半島 恋人岬

それに、恋人や恋愛はアートじゃなくてリアルだ。

道の駅 恋人の聖地 うたづ臨海公園

こちらは「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」にある「恋人の聖地」のモニュメントだが、凡人には理解不能だった(笑)。

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」の車中泊好適度

駐車場の平坦性=○
駐車場のキャパシティー=○
普通車:54台
内31台は金、土、日、休日の前日は22時~翌7時までは駐車不可
ゴミ箱の有無=なし
ウォシュレットの有無=あり
旅行情報の充実度=未確認
付帯設備の充実度=△
周辺車中泊環境の充実度=○

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」のゴミに対する対応

可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置

なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。

「家庭ゴミ」とは、家庭で発生する、もしくは一度家庭に持ち帰ったゴミを指す言葉で、ゆえに市町村が定めた指定のゴミ袋に分別して、指定回収日に出すことが義務付けられている。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。

こう説明すれば分かりやすいと思う。

車中泊弁当

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。

しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。

弁当

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

バイクキャリア

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。

車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」の最寄りの温泉&周辺買い物施設

しおはまの湯 四国健康村
道の駅から6.6キロ・クルマで15分
3時間プラン
おとな平日900円
特定日(年末年始・GW・お盆)950円
24時間
(25時~翌朝6時までは清掃タイム)
第二木曜 定休

※おとな2000円のフリープランなら、朝5時から翌日の朝9時30分までの利用(深夜滞在料金別途1300円)が可能

コンビニ
セブンイレブンまで約650メートル。

スーパーマーケット
「エブリイ 宇多津店」まで約850メートル。

「道の駅 恋人の聖地うたづ臨海公園」のアクセスマップ

マップをグーグルナビに切り替える方法 スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」をタップし、画面が切り替わったら下の「ナビ開始」をタップするとナビゲーションが始まります。 高速道路か国道にするかを選びたい場合は、「ナビ開始」ボタンの左にある「経路」をタップすると表示されます。

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