25年のキャリアを誇る車中泊旅行家が、仁淀ブルーの聖地と呼ばれる「にこ淵」へのマイカーアクセスと駐車場及び、周辺の車中泊事情を詳しくガイドしています。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
仁淀ブルーの聖地「にこ淵」は、谷間に潜む神秘の滝壺

「にこ淵」 DATA
にこ淵
〒781-2511
高知県吾川郡いの町清水上分2976-11
現地電話なし
トイレ
駐車場あり
「にこ淵」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2015.12.28
2020.06.21
2025.04.18
「仁淀川」での現地調査は2025年4月が最新になります。
「にこ淵」アクセス&駐車場ガイド

仁淀ブルー

「仁淀ブルー」とは、特定の場所を指すのではなく、仁淀川の水の美しさを表現する際に使うキャッチコピーのようなものだ。

「仁淀川」は四国の最高峰「石鎚(いしづち)山」を源流とする四国三大河川のひとつで、国土交通省発表の全国1級河川水質ランキングで、2019年まで6年連続で第1位に輝いており、「仁淀ブルー」の見どころについては、以下の記事で詳しく紹介している。
以前はこの中に、「にこ淵」の情報も含めていたのだが、筆者が初めて訪ねた2015年から10年間の間に、「にこ淵」周辺の整備は驚くほど進み、遊歩道も駐車場も大きく様変わりをしている。
そこで新たにページを用意し、2025年4月現在の最新情報をより詳しくお伝えすることにした。
にこ淵の概要

まず「にこ淵」は、車道から少し離れた谷間に流れ落ちる滝の下にある。

初めて訪ねた2015年当時は、急斜面をロープやハシゴを使って下りる必要があり、高齢者には行くことが困難な場所だった。

しかし2020年6月に再訪した時には、ご覧のような階段が設置されていた。

出典:いの町観光ガイド
更に2025年には、イラストマップに赤で記された、傾斜の緩やかなルートも新設され、今ではすっかり秘境から観光地に変わっている(笑)。

こちらがその、赤で記された傾斜の緩やかなルートの入口。

おかげで休日にはこんなに多くの人が来て、中には人の迷惑を顧みもせず、ひとりだけ前に出ていくバカもいる(笑)。
彼ひとりのせいで、後方の人は誰もカメラが構えられないでいるのがよく分かる。

こういう写真が撮りたければ、人が来ない平日の早朝か夕暮れに足を運ぶのが『この国の常識』だが、今はそれが分からない異邦人も珍しくないのが現実だ。
ただ公共交通機関でのアクセスが悪い「にこ淵」は、2025年でも平日はガラガラで、まだまだ「穴場」の部類に入る観光地のようだった。

ちなみに「仁淀ブルー」が見られるのは8月~1月頃までで、それ以外の時期は緑に近い色になるという。

筆者は1度目は12月、2度目と3度目は5月に訪れているが、その話は本当だった。
写真が目的で行くのなら、秋から冬のほうがリアルな「仁淀ブルー」が撮れる。
にこ淵の駐車場と車中泊事情

この10年で大きく変わったのが駐車場だ。
特に先ほどのマップの、赤いルートの近くの①②の駐車場横には、真新しいトイレまでできている。

しかも中にはウォシュレットが完備。
こうなると車中泊旅行者にとって、「にこ淵」はもはやイージーな場所だ(笑)。

駐車場は未舗装で砂利地だが、傾斜はほとんどない。

なお駐車場は、徒歩圏内に5ヶ所用意されており、川沿いの細い道に入る手前の橋のところに、満車状況を示す電光掲示板が用意されている。

表示には中国語とハングル語も。

最後は車中泊について。
GWやお盆の最中なら、先ほどの駐車場が確実だが、「にこ淵」から約9キロ・10分ほど手前の国道194号沿いに「道の駅 633美の里」があり、ここが車中泊には無難だ。
また「グリーンパークほどの」には、電源設備はないが、2021年3月にリニューアルされた、1泊2750円から利用できるオートキャンプ場がある。
ただ「にこ淵」の見学には1時間もかからないので、スケジュールからすると、「道の駅 633美の里」で前泊し、朝から「にこ淵」を見たら、休まず「安居渓谷」に進むほうがスムーズだと思う。
にこ淵のアクセスマップ
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