25年以上の車中泊経験を持つクルマ旅のプロが、冬の車中泊の寒さ対策の第一に挙げられる「クルマの防寒」について詳しく解説しています。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊入門ガイド

この記事では、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、既に1000泊を超える車中泊旅行を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、四半世紀に及ぶ経験を元に、日本各地を車中泊でめぐるための「know-how」を紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
あるとないでは大違い! 特に都会人はご注目。

車中泊は冬がおもしろい。
筆者もそんなコンテンツの本を書いているが、その前に忘れてはならない大事なことがひとつある。
それは「何のために、極寒の季節に車中泊をするのか?」

冬の車中泊は、ややもすると防寒装備に目が行きがちだが、その目的は「真冬の観光旅行」という人が大半だろう。
とすれば、そのための装備も用意しておかなければならない。
筆者がこの商品を買うきっかけになったのは、2009年に訪ねた冬の信州、地獄谷野猿公苑にいるスノーモンキーの撮影だ。

それまで、ゲレンデ以外に雪が積もって凍結するような場所に行くことがなかった筆者は、雪が凍るといかに道が滑るかということをこの日に学んだ。

幸いにも途中で誰かが捨てた縄を頂戴したため大事に至らなかったが、見た目とは違い、ヘタをすれば転んで怪我をしてもおかしくないくらい、ツルツルの状況だった。

帰宅後、その時の反省を踏まえて購入したのが、この「スノースリップ・ガード」だ。雪国の人は、冬季は通勤カバンの中に入れて、いつも持ち歩いているのかもしれない。

これで大丈夫なの?と思うかもしれないが、おかげで筆者は、白川郷のライトアップで2回、上高地スノートレッキングで2回、他ではアルペンルートの「雪の大谷」、平湯大滝の氷瀑まつりなど様々な局面で、一度も滑ることなく取材を行うことに成功している。
ただし、筆者が使っているスノースリップガードは、若干外れやすい難点があるのと、「布製」であるため耐久力に欠ける。
その点では、下のアイテムのほうがお勧めかもしれない。
冬の車中泊の寒さ&安全対策

「車中泊旅行者」のための”るるぶ”
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