車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅 禅の里」の車中泊に関する記述です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 禅の里」は、福井県内陸部観光の玄関口にあたる温泉併設の道の駅

道の駅 禅の里 DATA
道の駅 禅の里
〒910-1312
福井県吉田郡永平寺町清水2-21-1
☎0776-64-3377
営業時間
9時~18時・第3水曜定休、年末年始は休館
飲食コーナー:食事11時~15時/カフェ10時~16時
永平寺温泉:10時~21時
「道の駅 禅の里」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第44回
登録日/2015年11月5日
開業日/2016年3月19日
「道の駅 禅の里」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2020.09.19
2022.09.18
道の駅 禅の里【目次】
「道の駅 禅の里」のロケーション

福井県の見どころといえば、若狭湾や越前海岸といった日本海沿岸のイメージが強いかもしれないが、内陸部にも中高年なら一度は訪ねてみたい名所は多い。
北陸自動車道の「福井北インター」から約11キロ・クルマで10分ほどのところにある「道の駅 禅の里」は、まさにその玄関口とも呼べる車中泊スポットで、温泉を併設しており、翌日に向けた「旅の宿」として利用するのに適している。
今は近くに新しくて大きい道の駅が2軒もオープンしたため、影が薄くなった感はあるが、こじんまりしているほうが落ち着けるという旅人には、この「道の駅 禅の里」のほうをお勧めする。

さて。
「道元禅師」創建による曹洞宗の大本山「永平寺」は、「道の駅 禅の里」から約3キロ・クルマで20分ほどのところにある。
永平寺の詳しいことは知らなくても、大晦日に放送されるNHKの「ゆく年くる年」でご覧になった人は多いはず。
永平寺の除夜の鐘は、過去に7度も登場している、云ってみれば「常連」だ。

永平寺
永平寺は室町時代の1244年(寛元2年)年に創建したと伝わる古刹中の古刹で、約10万坪の敷地に「七堂伽藍」ほか大小70の堂宇が建ち、道元禅師もここで眠っている。

樹齢700年を超える大杉に囲まれ、凛とした空気感を持つ静かな佇まいは、雲水と呼ばれる200余人の修行僧が、日夜厳しい修行に励む道場に相応しい。

また永源寺から約17キロ・クルマで20分ほどのところには、戦国時代に栄華を極めた朝倉家の拠点・一乗谷の遺跡もある。
「道の駅 禅の里」の施設

「道の駅 禅の里」は、2013年に開業した温泉施設「永平寺温泉」を後年に整備し、道の駅に登録した経緯を持つ。
そのため駐車場は、温泉施設「いこいの湯」の前と、道の駅の前の2ヶ所に分かれているが、車中泊をしたい人には写真の道の駅の前がいいだろう。
ただし、ここには微妙なアンジュレーションがある。

24時間トイレは、写真のトラックに隠れた道の駅の温泉と反対側の端にある。

中にはウォシュレットが完備されている。

見かけと違い、情報室ではAIがあなたをガイドしてくれる(笑)。

ただ売店は小さめで、正直なところちょっと物足りない。

それでも永平寺に近いだけあって、精進料理系の土産物が目を引いた。

そしてこちらが「道の駅 禅の里」の食堂。

メニュー表には、リーズナブルで馴染みやすいものが並んでいるが、ここでも越前のソウルフードである「おろしそば」と「ソースカツ丼」が人気のようだ。
なおこちらは15時でおしまいになるが、「いこいの湯」の中にも食堂があり、そちらは21時まで利用できる。

「いこいの湯」の食堂も負けじと安い。
かけそば200円って、今では「どん兵衛」とさほど変わらない(笑)。
「道の駅 禅の里」の車中泊好適度
「道の駅 禅の里」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:トイレの近くに設置されており、24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

近くの「道の駅一乗谷あさくら水の駅」では、カラスが漁ることを可燃物のゴミ箱を置かない理由にしているが、責任者は「道の駅 禅の里」を視察に来るといい。
蓋付きのゴミ箱にするのに、いくらお金がかかり、どれだけ手間がかかるというのだ。お客をバカにするのもいい加減にしていただきたい。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。

こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。

明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 禅の里」の温泉&周辺買い物施設

永平寺温泉いこいの湯(併設)
大人520円
10時~21時・第3水曜定休
コンビニ
約2.6キロ離れたところにファミリーマートがある。
スーパーマーケット
「バロー勝山店」まで約11キロ。
「道の駅 禅の里」のアクセスマップ
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