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道の駅での車中泊はできるの?できないの?

マイカー車中泊入門
「クルマ旅のプロ」がお届けする、車中泊旅行の入門ガイド
この記事は、車中泊とクルマ旅関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、これから車中泊旅行を始めたい人に向けてのアドバイスを記したものです。
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結論は、もちろんできる。

道の駅 車中泊

車中泊クルマ旅をしようとすれば、必ずこの問題に出くわすわけだが(笑)、結論から云うと、ほとんどの道の駅は車中泊を容認している。

にもかかわらず、禁止だどうだという話が無くならない本当の理由を、最初に説明しておこう。さすれば今後あなたが、この問題で悩む必要はなくなる。

驚いたことに… 日本には「車中泊協会」のような、業界を代表する組織が未だに存在しない。

道の駅のマナーそのため道の駅も旅行者も、意識するしないに関わらず、それぞれが独自に「車中泊」を定義づけている。それが言葉の解釈に微妙なズレを生み、トラブルの要因になっている。

道の駅の役割

道の駅 車中泊

「道の駅」は、「道路利用者の休憩」「情報発信」「地域の連携」を目的に、国土交通省が認定している公共の道路交通施設である。

したがって、高速道路のサービスエリアと同じく、移動の途中で日が暮れたり、睡魔や疲労感に襲われた際に車内で眠る、また空腹時は、お弁当やパンなどの調理済みの食品を車内で食べるといった、「道路利用者の休憩」とみなされる範疇であれば、いちいち施設の許可を得なくても問題がないのは当然だ。

そしてこれこそが、誰もが納得できる「車中泊の定義」でもある。

トラック 車中泊

なぜならそれは、「車中泊」がブームになる遥か以前から、愛妻弁当を食べて頑張る長距離輸送トラックの運転手達が、サービスエリアや道の駅で行ってきたことであり、既に市民権を得ているからにほかならない。

ちなみにここで「仮眠」という言葉を使う人がいるが、的確に「仮眠」と「本眠」の違いを説明するのは不可能に近い。ということは、使うこと自体が適切ではない。
理由はどうあれ、車内で「眠ってしまえば車中泊」という視点に立って考えるなら、可否の線の引きどころがそこではないことは明白だ。

車中泊とキャンプは別物

ほとんどの人はキャンプといえばテントで寝ることと解釈しているが、「デイ・キャンプ」という言葉が示す通り、その定義に「寝床」は含まれない。

つまり、テントで寝れば「テント・キャンプ」、そして昨今使われている車中泊キャンプとは、本来の「オート・キャンプ」を意味している。

ここで大事なことは、先ほどの「車中泊の定義」からすると、この「道の駅 草津温泉茶屋公園」の駐車場に明記されている2項目目の「キャンプ行為」は、「車中泊とは別物」になるということ。

なお1項目目の「長期停泊」と「長期駐車」は、移動の途中に道の駅で一夜を明かす車中泊旅行者には無縁の話だ。

そもそも道の駅は、その生い立ちを読む限り「車上生活者の宿泊場所」にはなり得ない。

であれば禁止の理由は「車中泊」にあるのではなく、キャンプと同じく、その誤った利用方法にあるわけで、まさに「場違い」とはこのことだ。

そして禁止する以上、道の駅サイドは違反者に厳しい態度で望まなければ秩序は維持できない。

そこがウヤムヤだと、いいように悪用され、ルールを守っている正しい車中泊旅行者がバカをみることになる。

車中泊のマナー

一般的に道の駅は、休憩・食事・地域特産品やおみやげの購入・観光情報の収集・トイレというのが利用方法と思われている。

ゆえに履物を車外に出したままだったり、パジャマ姿でうろうろするような、いかにも「車中泊をしています」という振る舞いは、周囲に違和感を与え、要らぬ誤解の要因にもなりかねない。

本来はこういう行いを「車中泊のマナー違反」と呼ぶ。

巷でいわれている盗電は「犯罪」、また長期停泊とキャンプは、道の駅がきちんと禁止事項として明記すれば、「違反」として取り締まりの対象にできるものが多く、マナーとは別の問題だ。

あえて道の駅での車中泊のマナーを挙げるなら、以下のようなことになろう。

●車中泊時は、トイレのすぐ近くにクルマを停めない。

●防犯対策を踏まえて、車中泊をしていることがあらかさまにならないように心がける。

これも守る自信がないという人は、さすがに車中泊でクルマ旅をする適性に欠けるため、今後も旅はツアー楽しもう(笑)。

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