25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、白川郷・城山展望台のマイカーアクセスに関する情報です。
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この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。

~ここから本編が始まります。~
白川郷の荻町城跡展望台の無料駐車場は、2023年12月から当面の間閉鎖に。

以下は「白川郷観光協会」の公式サイトの転用になる。
荻町城跡展望台からの見学用駐車場につきまして、長時間駐車等の違反行為に起因する渋滞が頻繁に発生するようになりました。
村としましても可能な範囲で対策を重ねてきましたが、違反行為が改善する見通しが立たないため、12月28日をもって当面の間、荻町城跡展望台駐車場を閉鎖します。
荻町城跡展望台へのアクセスは、シャトルバスの利用か徒歩に限られます。村営せせらぎ公園駐車場(営業時間8:00から17:00、最終入場16:30)をご利用の上、徒歩でお越しいただくか、見学施設和田家横のシャトルバス(上り最終15:40分)をご利用ください。
たまたま白川郷のことを調べていたら、この記事に気がつき、2025年7月に現地を訪ねて見た。

確かに早朝には、展望台へ着く遥か手前に写真のチェーンが張られており、「城山天守閣」の営業時間外は、いかなる車両も通行できなくなっていた。
ただこの措置は「当面の間」となっており、現在のところ恒久的ではなさそうだ。
そのため当サイトでは記録を残すために、過去の記事をできるだけそのまま据え置いており、以下は2019年に書かれたものを手直ししている。
ゆえに現状とは異なる部分があることをご了承いただきたい。
白川郷・荻町城跡展望台 マイカー・アクセスガイド

荻町城跡展望台とは

荻町城跡展望台以外にも、城山展望台、城山天守閣展望台など、幾つか呼び名があるうえに、各社のガイドブックでも表記が統一されていないため、『最初は違うところではないのか?』と戸惑うかもしれないが、白川郷の集落を見渡せる展望所は、唯一ここしかなく、すべて同じ場所を指している。

そして白川郷の写真といえば、ライトアップを含めて、まずここから撮影されたものと云っても過言ではあるまい。

ちなみにここには、約400年前に室町8代将軍足利義政の命令で信州松代から白川郷へ進出した、内ケ島為氏(うちがしま ためうじ)の家臣、山下氏勝の居城があった。
荻町城跡展望台へのマイカーアクセスルート

さて。
数多ある白川郷の資料を読めば読むほど、「よーわからん!」となるのが、この展望台に上がる方法だった。
要は荻町城跡展望台へはクルマで行けるのか、また行って良いのか悪いのか?

答えはイエス(だった)。
冒頭で記したように、2023年まではライトアップの日以外はマイカーで行けた。
「道の駅 白川郷」から国道156号で荻町方面に進み、「越中西街道」とも呼ばれる国道360号方向に、上の写真の表示がある交差点を左折する。
ただ道の駅方面から来るとこの表示は見えないので、通り越さないよう注意しよう。

城山展望台へ行く途中には、民家に混じって民宿や食事処があり、一部対向できない場所もあるが、観光バスが通れるのでキャブコンでも心配は要らない。

注意すべきは駐車場だ。
手前のバスが泊まっているのは、私営施設「城山天守閣」の駐車場なので、利用者しか停められない。

しかし、その奥に「無料駐車場」がある。
ここだけが、現存する白川郷内唯一の無料駐車場だ。
この情報を知る人はリピーターだろう。
ただ、もし貴方が筆者と同じ疑問を抱き、検索サイトからこのページに辿り着いたのなら、それはラッキーというよりも、「下調べを頑張った貴方へ筆者が贈るご褒美」だ(笑)。

「村営せせらぎ駐車場」は、2017年より普通車は1日500円から1000円へと一気に2倍の値上げとなったが、1000円あれば有料施設の和田家(300円)に夫婦で入館してもお釣りが来る。
「知っているものだけが得をする」という、こういう不公平なやり方自体に筆者は問題があると思うので、遠慮なく使わせてもらうといい(笑)。
と、2019年には書いていたのだが(笑)、

コロナ禍が去った今は、再びインバウンドが復活し、レンタカーで日本各地をまわる人が増えたことで、白川郷の「オーバーツーリズム」にも変化が起きているようだ。

その結果、
我々シニア世代にとって、白川郷は上高地や乗鞍岳と同じように「昔は空いてて自由で良かったね」と懐かしむ観光地になってしまった。
ただ現地では試行錯誤を重ねながら、令和の時代に即した観光ルールが考え出され、やがてそれが定着していくに違いない。
であるなら、僕らはいい時代の白川郷が見れたことを幸せに思おう。
さすれば、
『なんでこんなことするねん!』
という気持ちにはならずに済む(笑)。
マイカー以外の荻町城跡展望台へのアクセス方法

「白川郷観光協会」の公式サイトにもあったように、マイカーがダメでも、荻町城跡展望台へのアクセス方法には、シャトルバスの利用と徒歩が残されている。
シャトルバスでのアクセス

片道:300円 (車内精算)
シャトルバス乗り場は、「白川郷バスターミナル」から南に歩いて3分の「白水園」の横にある。
徒歩でのアクセス

写真を見るとわかりやすいと思うが、城山展望台下の右から左にかけて緩やかに登る道が、荻町集落から通じている。

集落から展望台までは歩いて10分もかからない。
2021年11月更新

かつては展望台全体が一般客に開放されていたのだが、なんと展望台の中央にカフェが設けられ、一等地は記念撮影地として独占状態になっていた。
そのため一般客は★印のところでしか撮影ができない。
いくら「城山天守閣」の私有地とはいえ、日本でここまでされると行く気も失せる。

たったこれだけのスペースしかなくなれば、ハイシーズンの日中は長蛇の列ができるのは火を見るよりも明らかだろう。
駐車場が使えないことより、こちらのほうが虚しいね(笑)。
白川郷 車中泊旅行ガイド

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