「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊グルメガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、20年以上かけて味わってきた全国のソウルフード&ドリンクを、そのレシピと老舗・行列店を交えてご紹介。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、20年以上かけて味わってきた全国のソウルフード&ドリンクを、そのレシピと老舗・行列店を交えてご紹介。
「ニッポンのソウルフード」を味わい尽くす。
車中泊で日本各地のご当地グルメを味わいたい人に向けたガイドです。
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特に自炊で旅をする人にお勧め
筆者は、鹿児島は福岡と双璧をなす九州のグルメどころと思っているが、中でも際立っているのが「黒豚」だ。
黒毛和牛もそうだが、黒豚もまた肉そのものに甘みがあり、食べればすぐにそれだとわかる。
甘みとコクがある鹿児島の絶品。黒豚肉
甘みとコクがある鹿児島の絶品、黒豚肉に関する記述です。
これから紹介する「黒豚の館」は、鹿児島黒豚指定店の認証を持ち、生産・加工・販売までを一貫管理。精肉販売だけでなくレストランも併設している。
紹介する前に、「残念だが」と云わなければならないことが、一番残念なのだが…
筆者が訪ねた2013年は、写真のとんかつランチが、なんと800円で食べられた。当り前だが、食べログでもこのランチは評判で、賛辞のコメントがたくさん掲載されていた。
2017年の改装以降、このランチはなくなってしまったようだが、他店並みの値段で、今でもとんかつやしゃぶしゃぶは食べられる。
それよりも筆者を喜ばせたのは、うまい「精肉」が手に入ることだ。
これはキャンピングカーに限定される話かもしれないが、中高年になれば、そうたくさんは欲しなくなる。
そのためグラム単価が多少高くても、外食に比べればリーズナブルになる。そのうえ、気兼ねなくビールも飲めるのだから、ダブルでありがたい(笑)。
だが鹿児島と云えども、間違いなく本物の黒豚肉が買える店を探すのは、旅人にとってそう容易いことではない。
るるぶやまっぷるは、そういう旅行者相手のガイドブックではないのだから、精肉店が紹介されていないのは当然だ(笑)。
ゆえに車中泊の旅には、専用のガイドブックが必要だと思う。
黒豚の館
〒899-4202 鹿児島県霧島市霧島永水4962
☎0995-57-3216