「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
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クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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基本は「本州四国連絡橋」、裏技はジャンボフェリー
車中泊で旅する、初めての四国で書いた通り、基本は3つある「本州四国連絡橋」のどれかを渡る陸上からのアクセスだ。
ルートの選択肢が広いだけでなく、車中泊の特権である時間の自由が効く。
四国の観光・グルメ・温泉の概要
車中泊で四国を旅する際に知っておきたい情報を、クルマ旅のプロが簡潔にまとめています。
本州四国連絡橋
本州四国連絡橋には、東から「神戸・鳴門ルート」「児島・坂出ルート」「尾道・今治ルート」の3つのルートがある。
各ルートの詳細は、下の『車中泊で旅する、初めての「四国」』のインデックスにある、「○○から始める四国の旅」の中に記載している。
共通していえるのは、通行時には風に配慮すること。
とりわけ高知へのアクセスが良い瀬戸大橋は、もっとも長く海上を走るために横風を受けやすい。特にハイルーフ車は振られやすいので、十分な注意が必要だ。
筆者は強風と感じたら、時間をずらすか、その日は橋を渡らない。
カーフェリー
本州と四国間には7つのフェリー航路があるが、近畿以東に在住の旅行者が使いやすいのは、神戸と高松を4時間30分で結ぶジャンボフェリーで、1日4便が運航している。
フェリーを使う最大のメリットは、現地まで体力を温存できることだが、ゴールデンウィークのような連休時には、渋滞を回避する裏技になる。もちろん予期せぬ事故渋滞の心配もない。
ちなみに片道運賃は、普通便なら普通車で5990円(種類は軽と普通車の2種類のみ)、同乗者1490円、あわせて7480円。
陸路との料金比較シミュレーション
筆者のハイエースで比較すると、名神高速吹田インター~瀬戸大橋経由~JR高松駅までの距離が約258キロ、ガソリンをリッター140円、燃費をリッター10キロで試算すると、燃料代は3612円で、それに高速料金5920円を足すと、合計9532円となり、なんと陸路のほうが高くなる。
所要時間は、走り切れば3時間30分とフェリーより1時間早い計算だが、休憩をはさめば、ほとんど大差はないだろう。
またジャンボフェリーには、小豆島行きの航路もある。
なお、四国と九州を結ぶフェリーについては、以下に詳しく記載している。
四国と九州を結ぶフェリー航路 まとめ【クルマ旅のプロが徹底解説!】2023年1月更新
【2023年1月更新】車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、四国と九州を結ぶ5つのフェリー航路と、その概要をまとめています。